鈴さんの映画レビュー・感想・評価

鈴

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.3

人生立ち止まっても、それはまた新しいスタートへの出発地点になる

ガラケーの時代に10代後半〜20代前半経験したかったな

主演2人の演技良いなあと思いつつ
松重豊の使い方贅沢すぎ

絵の才能ある人素
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.2

ノミネートされてることへの期待が大きかったけどそこまでだったかなあ

すごくリアルで繊細で、多くを語らないのに誰しもが共感できる部分があり、強烈では無くとも確実にインパクトを残す作品
女性監督の感性で
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.9

役者がみんなハマり役過ぎるし、zendayaの表現力がめちゃくちゃ惹き込まれる

結局すべてはベネゲセリット、もといママの操作で導かれた展開かあと

異民族間の思想の違いやそれによる敵対、信仰心を元に
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

4.2

愛を手に入れることが怖い人と、愛を手放してしまったことに後悔を抱いている人の話

手が届いているのに、失うのが怖いからその手を引いて向き合うことから逃げる
やよいの感情と行動が不可解という評価が多いよ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

今更ながら鑑賞

聾者と聴者が互いに感じるコンプレックスの描写が素晴らしかった

パパが声帯の振動で歌を感じるシーンと
ルビーが手話で家族観ながら唄うシーン大号泣必至

誰かがいるから頑張れる、その誰
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.7

3つの時代が交錯する演出、時系列を把握するまで理解が難しくノーラン節を感じました

偉業を成し遂げたら、最後には必ず報われる
そしてそれは共闘した周囲の人たちのためのものだという最後のアインシュタイン
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.2

別れがあるから、ひとつひとつの出逢いや思い出が尊いものになる

この世界は儚いから美しい

パレード(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

やりたい放題やったな〜。が初めに出た感想でした

東日本大震災にちなんだコンセプトで、藤井道人監督の集大成といった感じでしたね

予告から想像するようなストーリーでは無く、未練を残した死者の世界→エン
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.6

愛は人を生かすことも殺すことも出来る

堤真一と松雪泰子が適役すぎた

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

生きるのが辛いけど死にたくは無い
誰もこの苦しみを分かってくれない
そんな日々を生きるすべての人にあたたかく寄り添う希望の話

「普通」の日常を強調するかのように終始淡々と描かれていました

最近は様
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.2

設定が独特なだけにだいぶはしょられていたので、原作を読んでいないと理解が追い付かない人が多そうな作品

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

美術と演技力と台詞のワードチョイスがすんごい

登場人物皆が運命に翻弄される中で、本当にpoorなのは誰なのか、何なのかと問う物語だった

最初違和感と言葉に出来ない気持ち悪さから始まり、段々とベラが
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ファザーフッド(2021年製作の映画)

4.0

子育ての苦悩<人としての成長

子育て自体が難航する様子を描くのでは無く、親になり責任が増えたことで様々な問題と向き合う、一人間としての成長物語だった

父子家庭という設定ならではのネタ要素多めの作品
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.6

ラブストーリーかと思って観たら親子愛が強く、固定観念を打ち砕く深めの話だった

それぞれの家庭、民族(人種?)のバックグラウンドも現実社会の風刺っぽく面白かった

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.9

光と影がテーマの作品

世の中には光の中に生きている人とその影の中で生きている人がいる
一瞬交わることがあっても、深く関わることは無い
でも交わった時には一種の化学反応が起こる

どんな環境でも何がP
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レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

4.0

コメディとしてはすごく面白いけどあえてなのか、最初から真犯人分かっちゃうのだけやや残念

君への誓い(2012年製作の映画)

4.5

タイトルに期待した展開では無かった

記憶が戻らなくてもまた惹かれ合える程の運命見つけたいな

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.9

福田組キャストで面白かったけど、展開が少なくスッキリし過ぎてて物足りないと感じてしまいました

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

4.4

人生タイミングがすべて
正解を導き出すには自分にとっての幸せが何なのかを知ることが近道、と

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.8

レオ様ってどうしてこういう役どハマりするんだろう

スコセッシ全開で長いけど分かりやすい作品で良かった

予告犯(2015年製作の映画)

4.2

とても良かった
過去と現在が交互に描かれて話が繋がっていく展開なので飽きることなく面白かった

思ってたよりメッセージ性がしっかりめ

コンジアム(2018年製作の映画)

4.2

設定はあるあるだけど、やり取りが結構リアルで良かった

青春シーンの尺がちょっと長い

春に散る(2023年製作の映画)

4.0

横浜流星がハマり役でしたねえ
窪田正孝はさすがの演技で本当に惹き込まれた

原作の要素を出来るだけ多くかいつまんで取り入れようとしたんだろうけど、映画単体として観ると関連が謎なシーンたくさんあってうー
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ハナミズキ(2010年製作の映画)

3.7

『糸』と『First Love』の下位互換みたいな感じ

演者は演技力高くて結構好きなラインナップでした

ハナミズキの歌詞ともっと合ってたらより良かったなあ

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1

賛否両論ありますが私は好きでした

この作品は考察しようとするのが間違いという意見に賛成で、これぞ創作/エンタメだなあと

最後の作品になるのか分からないけど、やりたいこと詰め込んでプロモーション無し
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.2

原作殺しのキューブリック
不快感与える天才ですね

撮り方が本当に面白い
過激なシーンがポップな演出で相殺されてて私はとても好きです

悪の教典(2012年製作の映画)

3.9

日本のグロ映画にしては完成度高くて観るのしんどくなかった
松岡茉優の演技が光ってたなあ

星の子(2020年製作の映画)

4.0

宗教<思春期の成長<家族 の軸でした

客観的な評価が気にならないほどの家族愛も憧れるなあ

母性(2022年製作の映画)

4.2

名前を呼ばれないことほど哀しいもの無いなあ

幸せの尺度は人それぞれ

怪物(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

はああああ本当に良かった

それぞれの世界にそれぞれにとっての怪物がいて
実際には怪物など存在しないのに、見方によって全員怪物にもなり得る

日本で1番好きな監督と1番好きな脚本家のコラボずっと楽しみ
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.5

予想がひっくり返ってひっくり返ってひっくり返るというような展開で面白かったあ

エイミーが狂う理由は明確だったし、やはり凶悪犯罪者が生まれるのは生い立ちが原因というところで筋通してて行き過ぎてないサイ
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