なかおなかおさんの映画レビュー・感想・評価

なかおなかお

なかおなかお

ジャンケン戦争(1971年製作の映画)

3.4

攻撃したいからジャンケンしているのではなくジャンケンをしたいから攻撃をしている。

ニンゲン合格(1999年製作の映画)

4.8

どきどきどきどき
画面に入るものにいちいち感動する。
映画の要素が作りだすうねりとビートに気づけば乗せられてしまった!!

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

伊藤に相原の格好をさせたのが天才的にうまい。性別、殻しか見えていないことの象徴。肌が白く女みたいというあまりそうは思えない序盤のセリフもここに繋がるのか。(その格好にキャップ可愛いけど、変!という感じ>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

美しく質の高いサスペンス。変なふうに終わらせないでくれよって思いながら見てたが、想像できる意外性の枠を少し超えた意外性に着地し満足。スピリチュアル方面の説明する加減、入り込み具合もいいバランス。病院と>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

4.5

東京をあえて映さない。ひたすらにボカす。東京じゃなくても成り立つくらいに。記号としての東京だけを写しているのではなく、ボカしているそう感じた。襖やらなにやらを左右(あるときには片方)において、下から人>>続きを読む

ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

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評価も感想もつけれないなぁ

取り敢えず終盤の演説時の、森羅万象の根底にあるシステム(があるとして)を思い起こさせる、人間や動物(やさらに上位の概念)の妙であり完全な、配置を写した後での焼身と第九と叫
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

5.0

覚えている範囲で流れを追う。Evil exist からのdose notの表示。森を下から眺めるショットに音楽これが数分間続く。音楽がピタッと止まりいきなり女の子のショット。青いダウンとビーニーの顔、>>続きを読む

お早よう ニューデジタルリマスター(1959年製作の映画)

4.2

あいらぶゆーといった感じか

ヴェンダースの今作について語る動画を、見て見え方が深くなった

二十歳の恋(1962年製作の映画)

3.7

トリュフォーのみ。大人は判ってくれないの明確な続編。

オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

おじさん2人と犬がキャンプするだけ、もっと遅い時間に暗い部屋で酔って観たらサイコーだったなーって思う、なんも考えず観たし、綺麗だから

アキカウリスマキ枯葉でも取られた手法の、ラジオから流される政治的
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

マジ素晴らしかった。
居候する家がめっちゃ大事な役割果たしていたけど、家(の中で行われるものも含む)に関する撮り方がめちゃくちゃ丁寧だった。特に初めて入った日の手持ち無沙汰で掃除し始めるところとか、あ
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ゴダールと違い普通に(面白く)見れてしまったという感想。どこら辺が新しい波なのかはハッキリとはわからず(今見てるから当然なのかもだけど)。一つ気になるショットがあった、それとやはり最後の長回し。どのよ>>続きを読む

東京の女(1933年製作の映画)

3.4

度々出てくるやかん、釜、煙はモチーフかなぁ

突貫小僧(1929年製作の映画)

3.5

生意気子供に手を焼く(悪い)大人(たち)という現在でもよくあるフォーマット。なかなか楽しめた。

和製喧嘩友達(1929年製作の映画)

3.7

やはり電車はでてくるのか。最後のシーンは残るものがある。
当時この娯楽映画を見る風景を想像する。