やまちやんさんの映画レビュー・感想・評価

やまちやん

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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.5

吉田恵輔監督作品、嫌な奴しか出てこない中で終盤でカタルシスをばら撒いて回収って感じでした。人間関係でやってはいけない事が全乗せだった。私はYouTuberという人種が大嫌いなのでスカッとしました笑

Saltburn(2023年製作の映画)

3.5

万人におすすめできる作品じゃないけど、後半にかけての展開と気持ち悪さがたまらん。。。

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.5

南極料理人、キツツキと雨、横道世之介、、沖田修一監督作品の鑑賞後ってこれまでにないほど主人公に対して愛着というか愛でたくなる気持ちが湧き上がるよなぁ。脚本や演出の巧さはもちろんのこと本作も良かった。

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.0

前作に引き続きオープニングから最高だしずっと笑わされた😂

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

史実に基づいた誕生秘話的なストーリーが好みということもあり、こんなに熱量高く最高の仲間と理解のある組織で働きたいと羨望を抱きながら楽しめました。

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.0

歳を重ねてかようやく三谷作品の良さだったり面白さだったりが分かってきた。三谷監督は鈴木京香の演じるアマチュアの作家に自己投影し、西村雅彦や唐沢寿明の演じる制作側の人間に対してモノづくりにおける自身の思>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.0

デヴィッド・フィンチャー監督作品。ソフトランディングに次ぐソフトランディングで気づいたらエンドロールになっていた。ストーリー性は極力排除されていて、終始主人公の殺し屋の内省的感覚と同化してる感じだった>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

5.0

事実、というものは存在せず、あるのはそれぞ解釈のみだなぁと改めて思わされた。そして、誰かは誰かの怪物であって、その怪物たるものは視点が限定的になればなるほど巨大化し、避ければ避けるほど凶暴化し、宿主を>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

為政者のエゴでいとも簡単にも崩れたり、人々の悪意に満ちていたり、持ち合わせる善が仇となる現実世界だけど、それでもなお自分の世界を創作し続けろ、という宮崎駿氏からのメッセージを感じました。

PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

PLAN75プログラムが執行される前のミチやヒロムの叔父のめちゃくちゃリアルな末路って今後大半の日本国民が辿るんだろうなぁと気分が暗くなった。めちゃくちゃリアルなだけに。やはり、最後は繋がりによる包摂>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

3.0

ネタバレになってはしまうが、ラストに映し出される水中に垂らされたインクの模様のシーンはまさにエントロピー増大の法則の主たるメタファーで、盛者必衰と時間の不可逆性を最後まで描きたかったんだなぁと。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

5.0

エンドロールが終わってもしばらく動けなかった。。。

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

序盤から中盤にかけて挿し込まれる過激なシーンには、誰しも面食らうだろう。ただし、愛とエゴは紙一重であること、どんな性的嗜好を持ち合わせていても愛の形は表出の仕方の違いであって最終的には同じであることを>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

人間関係と置かれた環境との破局のお話。変わりたくて変わることができた人、変わることができたけど変わりきれなかった人、変わりたくないのに変わらざる負えなかった人、、、外部の環境とタイミング、人との関係の>>続きを読む