こつぶライダーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

カーゴ(2017年製作の映画)

3.5

オーストラリアを舞台にしたゾンビ映画。

一口にゾンビ映画と言っても、これまた一風変わった切り口で見せてくる内容だった。

オーストラリアという乾いた広大な荒野に、先住民族・アボリジニと、白人との過去
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バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

3.0

むかしむかし、秋葉原の電気屋で『マトリックス』がTV画面で流されていた。
その映像に釘付けになっていたが、ふっとSALE棚見たら売っていたのが『タイタニック(上下)』とこちらのVHSだった。

全く知
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キック・アス(2010年製作の映画)

3.8

はじめ観たときの衝撃が忘れられない。

よくあるヒーローものと違って、主人公が超絶ダサい。
というか、本当に胡散臭くて、弱いし女々しいしさ。

でも、根暗ヲタクがヒーローに憧れて勇気振り絞る様は、なん
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ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

3.0

地元のスーパーマーケットで20年以上前の恋人と再開するのは、まさにノスタルジック。

学生時代の恋人となれば、淡い恋バナな関係だったろう。その様子が分かる当時の手紙や、思い出を合わせながら奏でる会話に
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ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

4.0

X(Twitter)で流れてきて気になっていたら、たまたまAbemaで発見したんで夜な夜な鑑賞。

ちょっと、そこのあなた。
これ掘り出し物なのよ。

と教えたくなっちゃう素敵な作品でした。


"実
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フィフス・ウェイブ(2016年製作の映画)

2.5

大好きな(Love)クロエ・グレース・モレッツちゃん主演に惹かれ、数ヶ月大事に大事に温めておいた作品。

ゆえに、鑑賞後、とてもガッカリ……

いえ、モヤモヤ?した感情になっております。


まず、タ
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イレイザー(1996年製作の映画)

3.0

シュワちゃんが証人保護プログラムのエージェント役のドンパチもの。

タイトルのイレイザー(Eraser)とは、直訳すると消しゴム。

幼い頃に親父が観ていたときにタイトルの意味を聞いたら「"殺し屋"だ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.2

ちょっと分からなかった作品。

タランティーノがディカプリオ×ブラピというコンビでハリウッドの過去を描いたというと、かなり濃くて意欲的でエンタメ性抜群に思えるのだが……

当時のハリウッドを知ってこそ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.5

良くある自業自得の内容を、YouTubeという流行りのコンテンツで色付けした作品。

ただ、出てくる人物すべて嫌らしいやつばかりで、しかもかなり現実にいそうな自然さで怖かった。

ムロツヨシvs岸井ゆ
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成れの果て(2021年製作の映画)

3.5

身近な人間の闇を描いた、骨太なインデペンデント作品。

宮岡太郎監督はTwitterで認知していましたが、作品を観るのは初めてでした。

ほとんど知らない俳優さんってのが良いですよね。
役者さんのイメ
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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(2023年製作の映画)

3.0

気になっていた作品。

橋本環奈さん演じる赤ずきんが事件を解決に導くサスペンス・パロディ。

予想以上にCGフル稼働ながら、衣装やキャラ設定で魅せてくれた。

笑いに関してはすべりネタだし、サスペンス
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悪の教典(2012年製作の映画)

2.8

すみません。
よくわかりませんでした。

よくあるサイコパスに学園要素を加えた内容。

学校側の様々な問題や、生徒と教師の関係など、現実感溢れる中身は面白かったのだが、かなり逸脱したサイコパス伊藤英明
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スマイル(2022年製作の映画)

3.5

"何よりも不気味な笑顔が怖い"

「いつで〜も スマイルし〜ようーねー♬」

宣伝の時点で、これ絶対怖いやつ認定をしていた作品。

満を持して鑑賞したけど、、、

いや〜えらい怖くて、予想以上に夢に出
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

豪華俳優が揃い踏みで成立したサスペンス。

殺人犯が逃亡。実社会に身を隠しながら生活をしている犯人は、あなたの身近にいるかもしれません。

投げかけられたテーマは物凄く重たく冷酷だ。

人を信じること
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.0

"人生のドン底を味わってる人に勧める1本"

先日Netflixで『ノーウェア 漂流』を観た後に思い出したのが『キャスト・アウェイ』だった。

トム・ハンクスが無人島で4年間漂流生活を送る作品。

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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.0

幼い頃、地上波放送をVHSに録画してもらったものを何度も観ていた。

うちのVHSだと『天空の城ラピュタ』の後に入ってるんだけど、2本立てとなるため自ずと先にラピュタを見る羽目になる。

ラピュタと比
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スプライス(2008年製作の映画)

3.5

なかなかの異質さを秘めたクリーチャーホラー。

生物学的に雄雌両性の生殖能力を持つ生物っているんだろうけど、ここまで来ると気持ち悪さが勝るのは何故だろう?ヒト型だからだろうか?

この手の作品のテーマ
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ゴシカ(2003年製作の映画)

2.5

ダークキャッスルの初のオリジナル作品だったとは知らなかった。

『チョコレート』でオスカー女優となったハル・ベリーを主役に持ってきたのは良かったが、脚本が酷すぎて……

アメリカのホラー映画らしい幽霊
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ノーウェア:漂流(2023年製作の映画)

4.5

スペイン発、海上コンテナ漂流サバイバル。

Netflix映画の当たり側の作品。
というか、自分にとって爆発的ヒット!!!!
クリティカルヒッーーート!!!!!!

コンテナが海に浮いてるサムネに惹か
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

完璧な作品には満点を付けたくなる。

有名過ぎる名作。
度々雑誌の特集でランキング1位を獲得する人気作品。

基本的にジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマンの3人で出来上がっている
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

お仕事マニュアル……
とまでは言わないにしても、仕事の厳しさについて学べる作品。

私は上映当時、高校生。
付き合っていた彼女とデートで観に行った。
単純に"働く女性のサクセスストーリー"とふんで観に
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

私の中でニューヨークをイメージする映画がこちらです。

理由はよくわからないのだが、テレビでは映せない汚い世界が広がっている現実を見ることができるから?

以前、大学生の頃にDVDをレンタルして鑑賞し
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

4.5

"人生は残酷だ"

様々な役をこなしてきたマット・デイモンが、今作で演じるのは服役中の娘の無実を晴らすため奮起する父親!
それだけだとヒーローパパを想像するのだが、現実はそう甘くない。
彼には娘から煙
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が描く近未来冒険ファンタジー。

シリアスな作品からハートフルな作品まで、とにかくなんでも大衆的に作っちゃうスピルバーグ監督が、原点回帰とも言える少年冒険モノに得意の
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

2時間49分アクション。
文句なしでシリーズ最高傑作!
サブテーマは"友"かな。

刺さったのはアキラ役のリナ・サワヤマ。
まさかの同い年!

前半パート、大阪コンチネンタルホテルは、日本リスペクトな
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.6

色々と語りたいことがありますが、端的に伝えると「大変な怪作だったな、、、」と言いたい。
純粋ではあるけど、見方を変えると危ない純愛だよね。。。

まず、星野源さん&夏帆さんのW主演ということで、どちら
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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

3.5

キュラソー。
記憶喪失という中二病くすぐる設定。
コナンと灰原哀の関係がたまらない。
「前におめえに言ったよな…自分の運命からは逃げるなって……俺も逃げたくねえんだよ」
カッコよすぎるぜ。

カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

3.0

一目惚れ系映画。
一旦離れて、またくっつく。それこそ運命。だけど、それを掴み取る選択をすることが大事。正にそうだな。

男女の出逢いを描いた作品は数多くある中で、この1日に焦点を当て、かつ2人の抱える
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アス(2019年製作の映画)

3.5

なんとなく触りだけ知っていた作品。
以前WOWOW契約時にHDDに録画したまんま未見でした。

ジョーダン・ピール監督の前作『ゲット・アウト』が個人的に大ヒットしたので、次作である今作を鑑賞。

ホラ
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.0

いや〜怖かった!!!
ラッセル・クロウ、イカレ具合が半端ないわ(笑)

邦題『アオラレ』は正解かもな。
精神異常者だが、社会的に追い込まれた故の行動だった……的な、含みを持たせる雰囲気は出していたが、
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

遂に3まで駆け抜けました!!

正直、1,2の良さを引き継いでプラスアルファした割には、間延び感が否めない。

まず、序盤ジョンが殺し屋たちから標的にされて逃げながらも戦うシーンは最高でした。
長回し
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.0

"人生の選択"

観たことないと思っていたら、所々観たことあるシーンだなーとなり、ラスト……「ああ、一度観たわ」ってなった。笑

アクションは焼き増し感があるものの爽快さは変わらず。
くちなし女性アク
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

最新作に向けておさらい視聴。

遡ることだいぶ前、確かWOWOWかレンタルかで鑑賞しました。ですので内容はおぼろげにしか覚えていなかった。

冒頭なんて「これ『マトリックス レザレクションズ』じゃね?
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イン・ジ・アース(2021年製作の映画)

2.0

寝落ちしてしまいました……。

途中までかなり謎展開なのに、スッキリしないままで終わっちゃう系。
スリリングではあるけど、スピリチュアルに持っていかれるとはなぁ。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.8

女子高生殺し屋ってのと、殺し屋が社会に馴染む難しさという設定が面白かった。

まひろとちさとのバディモノではあるが、実際2人で戦うのはラストシーンくらい。しかも協力してって割に分業。だから、続編ではそ
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.6

思春期の男女の成長物語を"お面を被ると猫になることができる"という設定を活かしながらファンタジーとリアルを融合させて描いた傑作!
あ〜私も猫になりたいにゃあ。


少年少女の心ってのは揺れ動きやすいし
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