不死身のKOKIさんの映画レビュー・感想・評価

不死身のKOKI

不死身のKOKI

SPL/狼よ静かに死ね(2005年製作の映画)

4.5

アクションシーンだけでお釣りが出るぐらい面白い。

後続作と同じく重たいドラマパートで尺の大半が占められており、俺好みのスカッと出来る展開は皆無に等しい。だが、ドニー・イェンの警棒アクション、ウー・ジ
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デッドロック II(2006年製作の映画)

4.5

マイケル・J・ホワイトvsスコット・アドキンス!!

ドラマパートは正直言って、取り立てて褒められる要素は見当たらず、可もなく不可もないぐらいだったんだが、主演がマイケル・J・ホワイトとスコット・アド
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ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(2024年製作の映画)

4.0

コレがウマ娘か…

擬人化萌えアニメと侮っていた自分が恥ずかしくなるぐらい熱いスポ根アニメ。ライバルと競い高め合い、自身の限界を超えようとするウマ娘達の達の姿がもはや題名の「プリティ」要素どこいった?
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前編は良作。後編は…うん。

映画オリジナル展開という触れ込みに誘われて、ウキウキ気分で見に行ったんだが…何というか…その…「コレでええんか?」な原作ラストをあまり払拭出来てないどころか、原作以上に消
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.0

上げ直し。

原作そのまますぎる。

ここ数年、空前のアニメ・漫画ブームもあってからか膨大な数の実写化作品が世に出てきているが、最近は既存の原作ファンからの炎上を恐れすぎているせいか、悪い意味で「原作
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

上げ直し。

世界一イカれたロードムービー。

オアシスを求めて、「行って帰ってくる」。本当にシンプルな内容なのに、なんでこんなにも面白いのか正直よく分からない。

しかし、女性を孕み袋としか考えてい
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.8

超久しぶりのコナン映画。

最後にコナン映画をちゃんと見たのはもう8年ほど昔。当時はまだ子供目線ということもあり、テンプレのようなお約束展開と意味深なようで中身がスッカスカな推理劇等を純粋に楽しめてい
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チョコレート・ファイター(2008年製作の映画)

4.8

自閉症の少女がアクション映画を見て最強になる話。

ただでさえ、「自閉症の少女がアクション映画でムエタイを学習し、最強になる」という入り方からして面白すぎるのに、そこにトニー・ジャーもかくやと言わんば
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ハード・ターゲット2 ファイティング・プライド(2016年製作の映画)

3.0

やはりオリジナル版には敵わない…

ヴァンダムの代表作である「ハード・ターゲット」をスコット・アドキンスがリヴートするっていうことで、期待値を上げて臨んでみたが、正直言ってオリジナル版の足元にも及ばな
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.8

また手堅く実写化したなぁ…

「シティーハンター」という作品に対して、個人的にはさほど思い入れがある訳じゃないが、原作の人気エピソードやフランス製作での実写版等、一応抑えるべきところは一通り抑えた上で
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ドラゴン×マッハ!(2015年製作の映画)

4.0

トニー・ジャー×ウー・ジン!!

「狼たちの処刑台」同様に、アクションとアクションの間に挟まるドラマパートがやたら長いわ、湿っぽいわ、分かりにくいわで、クライマックスに入るまでイマイチ盛り上がりに欠け
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辰巳(2023年製作の映画)

4.5

新ジャンル爆誕。

まるで煤で焼け焦げたかのような燻んだ画面に、「死」が常に隣り合わせにあるように感じさせる暴力表現。これらが劇中の死臭で据えた匂いを引き立たせる雰囲気作りに役立っていたのがまず印象的
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SPL 狼たちの処刑台(2017年製作の映画)

3.7

重い…

ドラマパートに比重がかなり傾いていたものの、アクションの見せ方は流石、サモハンが監修しているだけあって中々な見応え。ただ、やはりドラマパートがひたすら救いがない上に、かなり重たいので、アクシ
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トム・ヤム・クン!(2005年製作の映画)

4.0

像の次は象!!

「マッハ!」同様に、ワイヤー、早回し、CG無しのムエタイアクションに加え、今回はパルクールアクションが「マッハ!」以上に増えていて、そこに更に中盤の螺旋階段でのワンカットアクションが
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.8

災害シュミレーション映画。

「ゴジラが現代日本に上陸したら?」という「もし」の観点から描かれているだけあって、ゴジラ上陸による日本政府の動きが現実のコロナ禍を踏まえてみると、リアルに表現されていて中
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

どう足掻いても桜木花道の物語。

シューズが床に擦れる音、限られた時間内で命懸けでプレイをする選手達、バスケに対してあまり明るくない自分でも充分すぎるまでにリアリティを感じられる試合シーンはやはり近年
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.5

原作1〜4巻まで既読

地球がクソヤバい。

まるで「きららアニメ」と見紛うような、「平凡な女子高生達の日常」と「世界の終わり」が密接に同居している狂気。

災害が、戦争が、疫病が、いつ日常を破壊して
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SAND LAND(2023年製作の映画)

4.5

初期のドラゴンボール味を感じる。

戦闘力が高い野生児と訳アリなオッさんが、「幻の泉」を探す摩訶不思議なアドベンチャー…うん。コレ、初期の「ドラゴンボール」だわ。

ただ、てっきり悟空枠のベルゼブブが
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戦国自衛隊(1979年製作の映画)

4.5

自衛隊vs戦国時代

正直、自分は自衛隊が現代兵器を使ってひたすら俺TUEEEE!!するのかと最初は甘く見ていて、劇中に出てきた自衛隊員等も意気投合した上杉側の兵士から「信玄は手強い」という話を聞いて
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ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

4.8

上げ直し。

純度100パーセントの「暴力映画」。

「アクション」のみに振り切った前作から一変し、本作は純粋に「暴力」にフォーカスした内容になっていたのが個人的に好印象。

そもそも「アクション」
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.0

サイコvsサイコ!!勝手に戦え!!

岡田将生演じるサイコ殺人鬼が、「お前人生何周目だよ?」と問いたくなるぐらい頭のキレるサイコ中坊にひたすら翻弄されていく様は確かに面白い。面白いんだが、肝心のノワー
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ドラゴンボールZ 絶望への反抗!! 残された超戦士 悟飯とトランクス(1993年製作の映画)

3.5

人造人間編、前日譚。

圧倒的な力を持つ悟空の死をキッカケに、終末へと進む未来世界。そこで改めて再認識される孫悟空というヒーローの偉大さと、その意志を受け継ぐ未来悟飯の奮闘。面白い。

決して、「ドラ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

2.5

出すだけ出しといてコレかよ。

最近のヒーロー映画にありがちなマルチバースだとか、過去作品のリサイクルだとか、いい加減どこもかしこも同じことをしすぎだし、ウンザリを通りこして、もはや諦観気味な視線で眺
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ネイビーシールズ ラスト・ソルジャー(2023年製作の映画)

4.3

少女を連れて、孤立無縁のアフガンを生き延びろ!!

なるべく敵との交戦は避け、道なき道をひたすら逃げ抜く。激しいガンアクションに定評のあるカウフマン作品としては、全体的にやや質素な内容ではあるのだが、
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エイリアン/ディレクターズ・カット(1979年製作の映画)

4.0

シリーズ原点であり、真骨頂。

閉鎖された宇宙船で、いつ、どこから姿を現すか分からぬエイリアンに、ひたすら翻弄され続ける恐怖が堪らない!!

エイリアン自体は劇中でさほど姿を見せず、基本的に7名の宇宙
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.2

ドニー・イェンVSスコット・アドキンス!!

シリーズ最終章という事もあり、ドラマパートがやや湿っぽい所が気になったが、父親として、中国人として、西洋人社会に立ち向かうイップマンは過去最高に熱い。
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.8

アクションは良いけど…

ギャング関連の話にしろ、マイク・タイソンとのタイマンしろ、「え?そこで終わりなの?!」と思わずツッコミを入れたくなってしまうぐらいアッサリとして、肩透かしに感じてしまった。
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.8

マブリー無双

韓国映画特有の厭なパワハラ要素はコメディとして緩和され、基本的にマブリーの無双アクションとして、ストレスフリーな構成をしていて本当に見やすかった。

ただ、あまりにも無双アクションに偏
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無限の住人(2017年製作の映画)

3.8

数年越しの鑑賞。

キャラの扱い、解釈、内容など、お世辞にも完璧とは言い難いし、なんなら実写映画によくありがちなRTAっぽさも感じた。しかし原作の本筋から大きくズレてはいないので、そこは褒めたい。そも
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.8

村ホラーかな?と思いきや…

如何にも偏差値低そうな大学生グループと如何にもヤバそうな因習村の組み合わせに、「よくある村ホラーだなぁ〜」と序盤まではそこそこ楽しみつつも眺めていたのだが、後半にかけての
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アシュラ(2016年製作の映画)

5.0

全員狂人。

劇中に出てくる奴ら、四方八方どこを見渡しても外道、外道、外道!!真面目な正義漢寄りだった警官すらも、圧倒的な悪を前にした時、あっさり「犬」に成り下がってしまう尊厳破壊っぷりがもう一周回っ
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ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

3.6

ビオランテのデザインが良い…

バイオメジャーの奴らにしろ、超能力少女にしろ、「コレ必要か?」とついツッコみたくなる要素が散見されたが、怪獣の恐怖を余裕で超えてくる人間サイドの業の深さや、それを体現し
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スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

4.0

宇宙戦争feat.ザ・レイド。

前半の容赦無い侵略パートから、後半から急に始まるマーシャルアーツアクションにより、脳が多幸感で溢れる!!

何かしらのSFガジェットは使わず、あくまで己自身の肉体と、
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マッハ!(2003年製作の映画)

4.0

ジャッキーリスペクトがスゴい。

事前に知らされていたキャッチコピーに偽りはなく、あくまでムエタイによるアクションの魅力だけで駆け抜けている作劇がとにかく面白い。

スタントを使わずに行ったとされるパ
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エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.0

また、イコ・ウワイスが粗末に扱われた作品が産み落とされてしまったか…

確かに、アクション自体は偶にカメラが寄り過ぎて観づらい箇所はありはしたけれど、さほど目につくようなポカはしておらず、ジャッキーの
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エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

4.0

画面がうるさい。(良い意味で)

もう本作を初見で見た時からどれほど時が経ったであろう?あの頃はまだ映画をさほど見てはおらず、本作に出ている俳優達の豪華さにはさほど気づけていなかった。

しかし、ある
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