こけとーこさんの映画レビュー・感想・評価

こけとーこ

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エル ELLE(2016年製作の映画)

4.0

誰もが被害者であり加害者、そして変態の一面を持ち合わせているのだから、欲望は抑えるより解放した方が健康的ってことですかねバーホーベン先生。
しかし彼女は、これまで何度か似たような被害に遭ってはその都度
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

4.3

友情・家族・ひと夏の冒険が詰まった、最強の夏休み映画だった。
ドラム缶?のリズムに合わせて幕を開けるオープニングめっちゃ良い!『キングコング:髑髏島の巨神』といい、ジョーダン監督のオープニングでガシッ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.8

すんごい映画観た!エドガー・ライト監督すんごい!
スクリーンに溢れるあらゆる音と人物の動きが、カチって完璧にハマる気持ち良さに超痺れた…。映像込みで音楽を感じ、ストーリーに見とれて、ドライブに興奮する
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エブリシング(2017年製作の映画)

3.8

期待通りのティーンの淡い恋模様、よござんした。
家が隣同士の2人が窓越しに会話するとかテイラー・スウィフトのMVで見たー!はいキューンッ!
それぞれの家庭が抱える事情が結構ヘビーでラブだけじゃないパン
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俺たち ポップスター(2016年製作の映画)

4.4

もうコナー4リアルとスタイル・ボーイズに夢中。
清く正しくお馬鹿街道まっしぐらで爆笑しっぱなしだけど、ふと浮上する音楽愛と鋭角な視点が熱々で!誰もが笑顔で踊りたくなる音楽は仲間がいなきゃ作れないとか不
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

4.3

美化せず泥臭いままなアメリカンドリームは、胸クソ悪さと面白さが同居してた。
マイケル・キートン演じるレイの、都合よく解釈した諦めない心と粘り強さがあったから大好きなポテトが今、食べられるわけで…。と思
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.5

ダーク・ユニバースはっじまるよ〜!と、常に最大瞬間風速で駆け抜けてく感あった。
呪いを蹴散らかすトム・クルーズ(物理)に勝るラッセル・クロウ(物理)の狂犬ぶりが今後のシリーズにおいて非常楽しみです。ジ
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ビニー/信じる男(2015年製作の映画)

3.9

事故で首を骨折した元世界チャンピオンのボクサーが不屈のガッツで復活を遂げた波乱の実話が、飾り気なくサッパリとした味つけになっていて良かった。
勝つ以外の選択肢を持たず、加減を知らないビニーと彼が試合の
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ウィッチ(2015年製作の映画)

4.0

不気味で湿っぽい森にさらわれ、惨劇をまざまざと見せつけられた気分でした…。
あくまで魔女は引き金を用意しただけで、信仰に縛られるあまり神は信じるのに家族へ疑いの目を向ける矛盾が狂気に変わり、畳みかける
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.9

パイレーツ〜シリーズ5作の中で、1番好きかも。いざ海に冒険ヘ行かん!な楽しさをこんもり盛りつけて、一部溢れた感あるけどワックワクして浪漫を駆り立てられた。計算通りに見せかけて、ただ悪運強すぎなジャック>>続きを読む

パワーレンジャー(2017年製作の映画)

3.9

幼き日のあの頃に感じたままの面白さとスクリーンで再会できて、もう胸アツです。5人の成長&友情物語にスタンド・バイ・ミーの合わせ技はズルいよ〜。
エリザベス・バンクス演じるリタ様が戦隊ヒーロー物の理想の
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.6

めっっちゃくちゃ良かった。難病の母と暮らす孤独な少年が抱える悪夢を、空想の翼を広げて炙り出し物語られる真実の残酷さや人間の脆さ、複雑で愛情深い子と母の絆に涙が止まらなかった。
恐ろしくも、相手の髪を優
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ジャッキー ファーストレディ 最後の使命(2016年製作の映画)

4.1

アンハッピーエンドではないのに『ブルーバレンタイン』に通じる後味ズッシリ漬物石級に重たい感じ、私は好きです。
現役合衆国大統領である愛する夫を失った妻をどうエモーショナルに描くのかと思ったら、緊張が張
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.5

あまりにも純粋で透き通った初恋の来た道に心が洗われた。
注がれるたびに自分からすり抜けていく愛情を自ら求めにいく術さえ分からないでいるシャロンが、それでも奥底で渇望する想いに恐る恐る手を伸ばし、偽りの
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レゴバットマン ザ・ムービー(2017年製作の映画)

4.2

音楽好きの愉快なご機嫌バットマン、めつゃ面白すぎました。
上映開始して即笑いを取りに来るの本当ズルいし、懐かしの実写版ドラマのテーマ曲が流れて感涙。あとマイケル・ジャクソン&マニア向けにドクターフーそ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

懸命に暮らす人々の生活にじわじわ浸透する貧困から抜け出せず静かに貧しさの奥底へ沈む日常風景をあるがまま映し出し、すごく怖かった。
ある登場人物が訪れたフードバンクで、溜まった鬱憤を爆発させるというより
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.6

完璧な冒険譚ミュージカルで童心に返ってドキドキワクワクしながら夢中で観た。故郷は人生の足枷じゃなく帰る場所があるから旅立てるんだと背中を押され、まだ見ぬサンゴ礁の先へ船を進ませるタフで賢くパワフル>>続きを読む

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

4.0

架空の近未来、遺伝子操作で感情を持たないとされる人間達が暮らす共同体を舞台に、病気を発症=感情が芽生え始めた2人が恋に落ちるラブストーリー。ドレイク・ドレマス監督版ロミオとジュリエット風恋物語な印象で>>続きを読む

エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方(2015年製作の映画)

4.3

アパトーーーッ!!!
圧倒的ポジティブさ堪らん、最高でした。勝ち負けの柵を取っ払いダメダメでも「大丈夫」と声かけ笑いながら一緒に歩いてくれる、そんな温かいパワーに元気を貰えた。ジャド・アパトー監督ファ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

2017年1月26日に行われた『ラ・ラ・ランド』ジャパンプレミアにて鑑賞してきました。本公開したら、さらに感想追記します。

まだ1月だけど、本作を2017年映画ベスト1位に決めました!おめでとう!
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.5

これまで観た作品の中でも1番好きなベンアフだったわ。あんなに素早く動けたとは…。
点と点の散りばめられ方がとにかく面白くて要所要所で繋がり浮かび上がる線が、それだけで1つの映画が撮れるくらい濃密かつ予
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

「郷に入っては郷に従えで他人の信仰を砕く権利が誰にあるのか?」「盲目的な信心が無意識に他者を苦しめている可能性は?」の板挟みで頭グルグルしております…。
観た人に、はたして「沈黙」は主の意思なのか、そ
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.8

自分より人のしあわせ優先体質なお世話焼きたがり主人公マギーが夫と前妻、その子ども達の面倒を見ながら盛大に空回りしつつハッピーエンドを目指す、不思議な家族計画物語だった。
夫役のよれっとしたイーサン・ホ
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スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

5.0

文句なしに150億点の出来栄えでした。

JJST前2作で確立されたクルー達の絆が基盤となった登場人物の個性と関係性を熟知し練られた脚本による展開の妙が、激しく胸熱だった。仲間がいるからこそエンタープ
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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

4.3

高校卒業から大学生活が本格的に始動するまでの3日間に起きる人や場所・体験との新しい出会いを通して、漲る若さの勢い任せで全力で馬鹿騒ぎしながら駆け抜ける「瞬間」の切り取り方が爽快で最高だった。下半身とき>>続きを読む

ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

4.0

コーエン兄弟の揺るがない映画愛と、どれほど映画の力を信じているのかがヒシヒシ伝わってくる作品だった。
それが映画愛に満ちてる他の作品、例えば『ヒューゴの不思議な発明』や『アーティスト』と比べる
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

殺された息子の復讐を果たすべく死の淵から這い上がり、野を越え山を越え、川をガチどんぶらこっこしながら復讐相手を追いかけるレオ演じるヒュー・グラスと、彼に追われるトムハ演じるジョン・フィッツジェラルドの>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

4.6

「独身者は45日間でパートナーを見つけないと動物に変えられてしまう」本作の土台となる劇中のルールを初めて耳にした時、頭の中に?がたくさん浮かんで理解が追いつかず、一体どんな映画なんだと恐る恐る鑑賞した>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.5

関係性の枠組みを超えて魂で結びついたリリーとゲルダの果てしなく深く広大な愛の物語に感銘を受けました。

アイナーの肉体に存在するリリーの本能という一致しない心体に激しく揺さぶられながら屈せずアイデンテ
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X-ミッション(2015年製作の映画)

3.7

人間って空飛べるんですね…飛行時間長くてピーターパンかと思った。

自然への愛すなわちリスペクトなオノ・オザキのスピリットには敬意払うけど、それにしてもオザキ8過酷すぎる…。リポビタンDのCMを200
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ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー(2015年製作の映画)

4.5

ファッキン笑い転げました。
クリスマスが題材なのに、聖なる気持ちにまるでなれない悪ノリ甚だしいお下品な笑いのオンパレードで、こういうノリが苦手な人には何が面白いの?って冷たい視線向けられそうだけど、そ
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スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

4.0

ジョブズの人物像を怒涛の会話劇から紐解く構成で、3つの時代における彼が生み出した製品発表の場という限られた舞台での展開なのに、そこに広がる熱量が凄まじかった。
まるでその時その場に居合わせたか、彼らが
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キャロル(2015年製作の映画)

4.3

映画の隅々にまで行き渡る優美さに、切ない溜め息が止まらなかった。

画作りや衣装、音楽からも感じ取れるけど根元を担うのはケイト・ブランシェット演じるキャロルで、名前を呼ぶ声、歩き方、煙草を吸う仕草…彼
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.1

慣れ親しんだアクション満載のエージェントそのものが大活躍するスパイ映画とは違う趣の、トム・ハンクス演じる弁護士ジェームズが絡み合う各国の事情と利害に真正面から挑んだ先にある諜報活動に身を捧げた者の行く>>続きを読む

フランス組曲(2015年製作の映画)

4.2

戦争によってもたらされた、ミシェル・ウィリアムズ演じるフランス人女性リュシルとドイツ軍中尉ブルーノの引き裂かれゆく愛を軸に、人間関係の変化と緩やかに悲劇に見舞われていく町の人々を、一人一人丁寧にすくい>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

4.6

ふっわふわの毛並みに物腰柔らかく友好的で心優しいのに、行く先々で嵐巻き起すデストロイヤーぶりとのギャップが可笑しいパディントンにメロメロ…。
チャーミングの権化なクマ養いたいっす。

ウェス・アンダー
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