ぬぷさんの映画レビュー・感想・評価

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関心領域(2023年製作の映画)

3.4

音がとにかく怖かった
冒頭、しばらく真っ暗で不気味な音だけが流れてる

アウシュビッツのすぐ隣に住み、煙や中の音など聞こえるのに、平気で居られるヘスの奥さん
ヘスの方がメンタルは弱いというか、普通なん
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湖の女たち(2023年製作の映画)

2.5

吉田修一原作、という事で観に行ったけど、なんだかなぁ
焦点がたくさんあって、ぶれぶれ感がなんともスッキリしない映画だった
みんな変だし


役者それぞれの演技が、その人物とそぐわない印象
特に福地桃子
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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

3.8

原題のrapitoはイタリア語で誘拐

まさしく、ローマ教皇による非人道な誘拐事件

なぜ金欲しさに密告した女の言うことを信じて、そんな暴挙に出たのかが不思議
実話に基づく話なのだが、この時代のカトリ
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霧の淵(2023年製作の映画)

3.5

幻想的な映画だった
あの世とこの世が混在したような怖さも感じた

奈良県川上村
山も川も綺麗だけど、過疎化が進んでる

美しい風景と対照的に、家の中の映像が暗くて、老眼の目では全く見えない場面も…
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ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

3.2

アン・ハサウェイの美しさといったら…
着ているお洋服も素敵だった

とりあえず記録

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.3

3時間超の大作
音響もすごいし緊張感もあり、胃が痛くなった
ただ3時間を長く感じなかった

アインシュタインの言葉が重かった

NHK映像の世紀「オッペンハイマー」を観ていて良かった
人物像や関係性が
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コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー(2022年製作の映画)

4.0

1968年のアメリカでの実話を基にした映画

母体を守るより宗教上の理由で中絶禁止、って今考えるとバカげているが、またアメリカはこの時代に戻りつつあるようだ
決めるのは白いおじさん、お爺さんだから?
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RED SHOES/レッド・シューズ(2023年製作の映画)

2.2

ストーリーはベタだし、「え?ありえなくないか?」みたいなことも多かった
代役になる可能性があるのに、覚えてない…とか普通はないよなぁ

ライバルのグレイシーの意地悪も取ってつけたようで笑えた
ただグレ
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

4.0

杉咲花ちゃん、前回観た市子でも辛い過去の役だったが、今回も悲しい役だった
ただ今回は最後明るい方に向かっていきそうで良かったが…

志尊淳くんも良かったなぁ

宮沢氷魚のダークな役初めて見た
あの綺麗
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愛と哀しみのボレロ・完全版(1981年製作の映画)

3.8

午前10時の映画祭

長すぎて10時ではなく9時30分から始まった

ジョルジュ・ドンのボレロ、やっと見られた
シルヴィ・ギエムのは東京文化会館で観たんだわ

登場人物が多いし、時代を跨ぐし孫の代まで
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ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(2023年製作の映画)

3.6

デュバリー夫人役が大人になって、あれ?美しくないぞと思ったが監督・脚本のご本人だったのね

ジョニー・デップってあんなにでっぷりしてたかなぁ
役作りなのかな?
國村隼かグッチ裕三か、って感じだった
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

すごいもの観たな…

人間の成長の様子がわかるんだけど、エログロ混在なので、一緒に行く人選んだ方がいい作品
一人で観るのがいい

ベラが主人公で彼女の成長の物語なのだが、私はゴッドの子供時代の親からの
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

2.8

料理の映像が長い…
金属同士がぶつかる音が苦手なので、フォークのカチャカチャする音はしんどかった

静かな静かな映画なので、眠くなってしまった

後ろに座ってたお爺さん、あきちゃって唸り声を上げてた
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市子(2023年製作の映画)

4.1

杉咲花ちゃん、良かった…
演ずる「市子」のような陰のある女の人ってモテるんだよね

夏の日、お母さんが帰ってきて全て悟ったあとの「市子ありがとう」は怖かった


北くん…気の毒に
でも本望なのかな

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

楽しいファンタジー

2005年の「チャーリーとチョコレート工場」は娘が小さかったのでDVDまで購入しハマりました

この時のウィリー・ウォンカと今回は別人と思って観てました
明るくてチャーミングで素
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5


エンドロールがとてつもなく長いです
映画も150分超えなので、早めに退出したい方は席選びも大事かも

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

4.0

豪華な出演者がくだらないことを大真面目にやってくれてる
声潰さないかなぁ、と心配になるほど叫んでたし

お腹すいてる時観たから、めちゃたこ焼きと551の肉まん食べたくなった

ふっかちゃんが最後にちょ
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正欲(2023年製作の映画)

3.8

稲垣吾郎のような、正論しか言わない人間は我々世代にはたくさんいる
戦前、戦中派に育てられたからなぁ
多様性は大事だと頭ではわかる 

…と思いつつ、山田真歩演じる奥さんの出す料理に「ありえない」と思う
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JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】(2021年製作の映画)

3.5

ケネディの暗殺はもう60年前の話だが、いまだに映画になるというのはすごいな

あまりに複雑な動きで、ちょっと途中頭がついていけなかった


日本の政治家よ、この映画を観ておくれ


田中角栄は憲法第9
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私がやりました(2023年製作の映画)

4.1

大人のおしゃれな映画でした
1935年のフランス🇫🇷
まだ女性の地位が低くて参政権もない時代

売れない女優マドレーヌも新人弁護士ポーリーヌも美しいだけでなく頭も良い
二人のファッションがとても素敵だ
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.2

妄想で王が見えて会話する、というのは共感は出来なかったけど、一つの事に取り組んで何かを成し遂げるのはすごい

あと夫婦関係もよくわからなかった
実は離婚してたのね

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.1

Tarも素敵だったけど、ケイト・ブランシェット好きだわ〜

家族って?仕事って?
といろいろ考えながら観てました

娘のビーが知的で冷静で、一番のママの理解者であり親友というのが良かったわ

ビー、尺
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.8

楽しめました

整くんは毎回、ぎくっとするようなことを言う
子供は固まってないセメント…
そうそう、子供の時に繰り返し言われた言葉が60近くなってもいまだに心の棘になっている

人間は弱い生き物だと認
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.5

いやー、いい映画だった
美しいし笑えるし泣けるし、美味しそうだし😍素敵がたくさん詰まってた

転んで怪我をする、とわかっていて観るバレエはめちゃドキドキした

体は動かすためにある
という言葉、肝に命
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6月0日 アイヒマンが処刑された日(2022年製作の映画)

4.0

本来なら重苦しい話なのだろうが、アイヒマン収監と処刑に関する周りの人間たちのドタバタ感がおかしかった

アルゼンチンから拉致して連れてきたホロコーストの重罪人に対し、それに関わった人たちが心穏やかでい
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ウェルカム トゥ ダリ(2022年製作の映画)

3.4

ダリは奇妙な絵を描く人…というイメージしかなかったけど、人間としてもかなり変わってたのね

でもダリより妻のガラのキャラクターの方が強烈だった
あれだけ思った事を口や行動に出せたら気持ちいいだろうなぁ
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.4

テアトル新宿、満席でした
年齢層高め(私もだけど)
NHK やラジオなどで森監督がインタビュー受けていたし、映画評などもかなりあちこちで見かけたのでやはり人入りますな

地震のあとには戦争がくる、とい
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エリザベート 1878(2022年製作の映画)

2.5

原題はドイツ語のcorsage コルセット

確かにコルセット、ギューギューする場面が多かった

私は114分、めちゃ長く感じた
シシィのエピソードが細切れで、頭の中で反芻するのに疲れた
お飾りの皇后
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.6

あれー、記録し忘れてたのかな

ママが人間としてとても魅力的

「お母さんはこうあるべき」って言い過ぎだし思いすぎだよな、日本人
私も含めて…

私自身お母さん業、もう終了したけどもっと自由でも良かっ
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