まるかさんの映画レビュー・感想・評価

まるか

まるか

違国日記(2023年製作の映画)

4.0

こういう作品に出会うために
毎日がんばってるよね。

邦画あるあるなわざとらしさがなくて、さすが漫画原作は信頼できるな〜と感じる。
キャストの自然な演技もとても良かった。
もう一回観たい。

劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:(2024年製作の映画)

4.0

映画館だとライブの迫力が段違い!
ぼっちの壮大な茶番妄想劇を大画面で堪能する贅沢〜

蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳(1998年製作の映画)

3.5

たしかに演出の妙はさすがだけど
虚無な長回しがさすがに多すぎて辛かった。
大杉蓮の行ったり来たりシーンは好き
復讐映画が冒頭で復讐を果たしてしまったら…という滑稽で無気力な様を皮肉で塗り固めた、ある意
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ワンダー・ボーイズ(2000年製作の映画)

3.5

過去一可愛いマグワイアが観れた。
エンディングだけが気に入らない
結局主人公はクサをやめただけで、腐った性根は変わってない。
ケイティ・ホームズも可愛い。

蛇の道(1998年製作の映画)

4.5

ラストやばすぎる。
黒沢監督ってなんでこんなに
人間の醜い部分を表に出すのが得意なの
気味が悪いのに癖になる
「アンタも興味あんの?」

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

4章までの勢いはよかった…が
後半の復讐がぐだぐだでほんとに残念
切れ味悪すぎて、デスロードの渋いエンディングが嘘のよう
フュリオサとジャックの関係も中途半端
これだけだとイモータンジョーへの怒りはあ
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.0

昔はラッセルクロウばかりがカッコよくて、皇帝キモくてうざいと思ってたけど
改めて観るとホアキンの演技力に驚かされる。
戦友役のジャイモンフンスーも良い味出してた。

わたくしどもは。(2023年製作の映画)

3.5

生と死の狭間で過ごす49日(多分
ほとんど説明はなく考えるな感じろ映画
自然を称える音や映像と、美し過ぎる小松菜奈がなんとなく合ってなかった。
相変わらず宇宙人みたいな松田龍平は幽霊役もなんのそのって
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.0

とんでもなくめんどくさい男と
とんでもなく懐の大きな女の子の話
誰にも優しく、相手にされてこなかった不器用な男のツンツンデレが何とも悶絶
そして白くてむっちりとしたレイラの抱擁力に世の男どもは惚れ倒す
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トランスフォーマー/リベンジ(2009年製作の映画)

4.0

このシリーズはただただロボットが戦うのを眺める映画ではなくて、その渦中の人間の熱い戦いとドラマがあってこそだと思う。

その点でこのリベンジは1作目の衝撃にも負けないエネルギーとスピード、そして笑いに
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関心領域(2023年製作の映画)

4.5

徹底した間接的かつ客観的な表現で
地獄の縁取りをなぞっていく。
この”なぞっていく”過程がなんとも恐ろしく、他人事にはさせない表現力を生む
ホロコーストの歴史は展示物でも芸術品でも過去でもない、今も我
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スポーン(1997年製作の映画)

3.5

子供のときから好き
ヒーロー映画なんてのは、
これくらいシンプルで
とにかくカッコよければ良いのよって思う。

紅の豚(1992年製作の映画)

4.0

フィオ嬢の男勝りな無邪気さが可愛すぎる!
思ってた以上にジーナの出番少なくて寂しい。
「尻の毛まで抜かれて鼻血も出ねえや」は名言

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

圧倒的、役所広司と松坂桃李
そして脇を固める最強布陣に
ただただ恐れ慄き平伏すばかり…!!

碁盤斬り(2024年製作の映画)

4.0

草彅くんの演技の振り幅、、
別人のような静と動の立ち振る舞いが凄い。
國村隼以外の脇役の演技がパッとしなかったのが唯一残念

クロウ/飛翔伝説(1994年製作の映画)

4.5

スポーンが大好きなので
こういう哀しきダークヒーローは大好物
やっぱり失う悲しみを知っているヒーローこそが一番優しくて諦めない強さがあると思う。
悪役のアホ具合とボスの風格、
丸サングラスな黒人と謎の
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めがね(2007年製作の映画)

4.0

「何もしない」のやり方を学ぶ
市川実日子と加瀬亮がずっと可愛い
もたいまさこの存在感やっぱり反則〜笑

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

語らずとも伝わる怒りと哀しみ
語らないと聞いてくれない、語っても聞いてくれない東京人との対比が面白い。
無愛想でも温かいおじさん版サンに恋をしてしまう不思議な映画
この映画は誰かに定義されることを拒絶
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

2.0

なんて陳腐な映画なんだ…
って悲しくなった。
そんなわざとらしい展開いらないから、
台湾の街並みとか福島の自然を
ゆっくり丁寧に描いてほしかった。

みんな口を揃えて絶賛してて怖い…

フォロウィング(1998年製作の映画)

4.0

最後の伏線回収が鮮やかでほんと好き
随所でネタバレ的な内容を小出ししてくるので、単調な白黒ノワールでも集中して観れた。

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

3.0

思ってた以上に
グダグダで面白かった笑
ブルースリーのキメ顔良いな〜
踏んづけてキルしたときの表情
みんなやばい。

ナイン・ソウルズ(2003年製作の映画)

3.0

メンツが濃い!多い!
冒頭の國村隼からやられた。
時代に取り残された侍のような9人の不器用な生き様を見届ける。

そばかす(2022年製作の映画)

2.0

邦画独特のわざとらしさが目につく
全編にわたって説教臭くて『多様性について』の教育番組を観ているようだった。
ラストの北村くんの台詞が唯一の救い

自分らしく生きることは大切だけど、
他者と合わせずス
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

4.0

うごーー、どんどん誰の目線か分からなくなっていく展開面白すぎる!!
主人公って誰?私って何?
という問いを、強烈な残虐描写で彩る
真っ赤な鮮血で自分の手元すら見えない…

悪人伝(2018年製作の映画)

3.0

ヤクザと警察のタッグという展開は面白いけど、テンポがあまりに悪い。
それと武井壮みたいな熱血主人公が合わなくて、より長く感じてしまった…
90分くらいでまとめてほしい。

ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

4.0

神のせいでも、悪魔のせいでもない。
アイスランドの荘厳な土地は、この愚かな人間の物語の行く末を静観する…
厳しい自然環境で剥き出しになった山
というより最早”岩”は、まさしく神の如く霧と雨に包まれそび
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.5

とんでもない悲劇だけど、
それでも生きていく人間の力強さを感じた。
この手の実話で父親が
やたら悪く描かれていないのも斬新
良い悪いは別として、純粋に息子たちが苦しみながらも父親を愛していたことが伝わ
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.0

ミアゴスに“普通”がぶち壊されていく

この奇想天外で危険な架空リゾートに
ゾッとするようなテーマがいくつもあって最高だった!
マスクのデザインほんと好き

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.5

きっともうしばらく
この世界から抜け出せない。
スクリーンの中に漂うふたりの空気や
視線、詩的な会話が頭から離れない。
音楽も良かった、、泣
Blu-ray出たら絶対買う

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.5

シーン一つ一つは好きだけど
物語が少々とっ散らかりすぎてるのと、主人公ミー坊が能天気すぎてノレなかった。
のんの学ランが中性的で素敵
夏帆とのツーショットがとにかく良い。
柳楽くんの表情も最高

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

少し期待しすぎたかな
キャラクター同士の駆け引きが物足りず、もっとグサグサ入り込んでほしかった。
世の中これだけ貧困の格差が激しいと
ほんとに笑い話じゃなくなってくる…

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

キューブリックの『博士の異常な愛情または〜』からコメディを一切排除したドキュメンタリー映画のよう
やはり日本人として、原爆の誕生に対する彼の国との感覚の違いにはショックを隠せなかった…。
が、ノーラン
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

4.0

大筋はとてもわかりやすい。
着地点も”誰もが想像する場所”があるにも関わらず、絶対にそこへは落とし込まない。落とし込んでくれない。
からくり部屋を、誰かに監視されながら堂々巡りしているようだった。
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