egさんの映画レビュー・感想・評価

eg

eg

  • List view
  • Grid view

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

4.0

戦後1950年代の東京のお話。
半世紀以上も経つと暮らしぶりもこんなに変わる
顔見知りの多さ、近所付き合いのディープさ。陰口言って馬鹿にしつつも困った時は助けてやる。
縁もゆかりもない出稼ぎの子や捨て
>>続きを読む

チコタン ぼくのおよめさん(1971年製作の映画)

5.0

関西弁を合唱で歌い上げるインパクトとアニメーションののびのびとした気持ちよさ

ゲラやからかな?

おこんじょうるり(1982年製作の映画)

5.0

美術による絵作りの美しさとキャラクター造形のぬくもりに、ただ圧倒され、それだけでものすごく泣ける。

方言はときどき聞き取れないがそのリアリティと民芸品のような造形のキャラクターとの組み合わせが妙にマ
>>続きを読む

詩人の生涯(1974年製作の映画)

3.4

老母が体ごと糸になって編まれるところが、生涯を労働に費やしてきたことそのものの表現として秀逸でゾッとした。

世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

5.0

人間社会の型にはまらない、様々な恋愛の形に賛歌を送るかのようなミュージカル作品。弁護士一家の話というところもユーモアがきいている。

NYの美しい四季の移ろいと共に、
それぞれの恋愛模様が、今を思いっ
>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.4


恋愛映画なのに心躍るような心理描写も共感を促す感情描写も何もなくて面白かった。

2人を阻むトラブルは映画になるほどたいそうなものではなく、紙をなくしたりアル中がバレたりと、むしろしょうもない。
>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

仕事をするとなぜ本を読まなくなるのか、というトピックの動画から飛んできて視聴。
麦くんの変化に他人事と思えない心当たりを覚えた。。

好きなことに興味が湧かなくなり、読書体験から得られるノイズを避け、
>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.4

命懸けの度胸試し、死の存在感の中で、「生きる」を謳歌した、少年時代の冒険のお話。

レストランのバイトのように入れ替わるのが友人関係の常でも、子供の頃の忘れられない濃い思い出が自分にもある…あの子は今
>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.0

瞳のぶれや髪のしなり、表情の機微の作画が印象的。それらが多感な高校生の心情や濃密で繊細な時間を捉えていて、素晴らしい。

みぞれの髪が青っぽいのは、そういうことかー!と最後は納得した。

オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.5

ドロシーや魔法使いのキラキラした服装にノスタルジーと童心がくすぐられてキュンとする〜
カラー映像が目に優しくうっとりする。

大魔王の中の人がただのおじさんで魔女もあっけなかったし夢だったんだけど教訓
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.0

精神と肉体のズレを感じさせる人造人間的な振る舞いがすごく不気味だったのが、だんだん成長し1人の人間として完成されていく過程の身体の演技がすごかった。

緑の光線(1986年製作の映画)

3.0

エリック・ロメール監督作品初見

緑の光線の話がロマンチックですてき
直近に見聞きしたことが次の縁と繋がる不思議さがリアルだなーと思った

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)

4.5

移民たち一向と途中出くわした先住民が砂漠をひたすら歩くという、こんなにシンプルな内容なのに人間同士の深い部分を描き出していて驚いた。

言葉の通じない異文化の相手の真相は最後までわからないものの、弔い
>>続きを読む

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.2

モノクロのスチールとナレーションで構成された実験的な映像

記録写真的な雰囲気があり、動画でみるよりも事実を語られているような妙な現実感があった。

一部分だけ動画になっているのを2回目で気づいた

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

8才の子供が、間違えて持って帰ってしまった友だちのノートを届けるために、遠くの町まで家を探しにいくが見つからなくて右往左往。
日が暮れて真っ暗になっても見つからなくて、結局翌朝に手渡す。


親を含め
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0


ゲームでおなじみの世界観がスリル満点に描かれていて、観ていてずっと楽しかった。

ピーチかっこよい