とても無口で、静かな映画だったと思う。
時系列から切り離され、リフレインや巻き戻しをする映像たちは、一冊の本を行きつ戻りつして、最後に全てわかるというような気分であった。
また、人物のセリフやメタ的>>続きを読む
点数での評価などつけられない、映画というより宮崎駿監督の心の内を打ち明けられたような衝撃だった。
そして私自身、ジブリのアニメを観て育ってきた人間として、思い出が奔流の如く込み上げてきた。
何度泣いた>>続きを読む
「わたしはずっと16歳の気分、お人形なんかも好きだしね」
このフジ子さんの言葉から、私はフジ子さんのファンになった。私たちはいつも心に16歳の少女を抱えている。
フジ子さんの境遇や苦労は、私からは計り>>続きを読む
ソフィア・コッポラが「ソフィア・コッポラ」である、という様式美であった、それが期待どおりでもありやや凡庸になってしまったと感じる。
とくにプリシラを演じるケイリー・スピーニーを無理やりかつてのキルス>>続きを読む