ヨッシーさんの映画レビュー・感想・評価

ヨッシー

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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.0

中盤までがピークで、そこからは厨二病の抜けない大人たちのごっこ遊びを観ている気分になってしまった。

アクションを見せたいならもう少ししっかりやって欲しいし、厨二感満載のセリフは自分にとってはノイズに
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

原作未読、ジャズにも触れてきていない人間だが、そんな自分にも響くものがあった。

なによりジャズっていいな〜と思わされた。

演奏中の映像表現やキャラクターの表情はもちろん、それぞれのキャラの心情や立
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.5

クリスマスに子供を守る為にサンタが悪党を倒していく設定は斬新で面白かった。

サンタのやさぐれ加減も最高。

トナカイも戦闘に参加する等、アクション面でもう少しサンタだからこその要素があっても良かった
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更けるころ(年製作の映画)

3.8

意味なさげに見えて意味のある?会話が心地良かった。

サヨナラの質を上げたいとか、寂しさと幸せは同居できるとか、ちょいちょい名言みたいな事を言ったりしちゃうのって夜の方が多い気がする。

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.7

架空の人物が具現化するというファンタジックな始まりだが、多くの人が思う、好きな相手への"こうであって欲しい"というエゴをうまく表現していた。

ヒロイン役の方が脚本だと知って驚き。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

年齢的に大人にならなければいけないとき。

そのなかでうまく社会に適応していくレベッカと、そこにうまく馴染むことができないイーニドの対比が妙に現実味があって刺さった。

グリーンバーグ/ベン・スティラー 人生は最悪だ!(2010年製作の映画)

3.4

近付いて、離れての関係がリアル。

周囲の人間が温かいだけに主人公の偏屈さが際立っていて面白かった。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

前作に引き続き映像表現が素晴らしい。

ストーリーは続編ありきなのでまだ何ともいえないが、続きが気になる展開だった。

ひとつマイナス点を挙げるとすると、個性豊かなスパイダーマンが見れるのがスパイダー
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

4.1

俳優陣の演技、殺陣の迫力が凄まじかった。
時代劇は苦手意識があって避けていたが、もったいないことをしていたと後悔。

悪役がしっかりしている作品にハズレは無いと再確認。

はるヲうるひと(2020年製作の映画)

2.5

どう見ていいのか分からない作品だった。

役者さんの演技は凄かった。
話としては何とかまとめていたが、所々に点在する登場人物の挙動の意味が自分には伝わってこなかった。

ファイティン!(2018年製作の映画)

3.5

良くも悪くも予想通りなよくある展開。
面白いけど、どこか意外性が欲しかった。

君はひとりじゃない(2015年製作の映画)

3.9

ただ故人を思いながら寄り添いあうだけで救われる事もあるよなあ‥‥としみじみした気持ちになった。

無双の鉄拳(2018年製作の映画)

3.8

敵のボスは悪ではあるけどあまり強くはない。それによって最後の盛り上がりが欠けるかな。

マドンソクのアクションは相変わらず面白いし、爽快感たっぷりなので良かった。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

現実と妄想の境が分からなくなる心情をアニメにしかできない表現で描いていた。

シンプルにストーリーが面白かったし、ラストの含みも相まって見ているこちら側も主人公と同じように混乱した。

X エックス(2022年製作の映画)

3.8

老婆のビジュアルが最高。
終盤の「ゴポッッ」で再起不能シーン笑いました。

一般的な殺人鬼モノに違う意味でエグい要素を取り入れていて、今までにない作品になっていた。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.1

シガーのビジュアルと一般的な論理が通じないサイコパス加減が最高にマッチしていて、圧倒的な存在感があった。

ずっとヒリヒリした空気感が漂っていて、観ているこちら側にも緊張感が伝わってくる。

映像の力
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.0

映画の尺の都合上キャラの掘り下げが少ないものの、力やスピードの表現やオーグのデザインなどは好きでした。

本郷の感情を表に出さない感じはわざとだとは思うが、主人公なのにあまり感情移入しづらく感じた。
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クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

3.8

閉鎖病棟での自分との向き合い、そしてそこでの出会い、別れをリアルに描きつつ、コメディ要素を入れて見やすく作られてた。

ただ何年も出られない人のその後はどうなるんだろうと考えてしまい、少し悲しくなりま
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間宮兄弟(2006年製作の映画)

3.6

特にこれといった起承転結や盛り上がりもないけど、人生ってそんなもん。
人それぞれの幸せのカタチがある。

ずっと変わらないものがあるっていいなぁ。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

オープニングからオシャレ。
雰囲気だけでお酒が飲めそう。
中身のない会話なのになんでこんなにカッコイイんだろ‥

尻の穴経由の時計がツボ。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

社会に媚びない強さ、隣人に迷いなく手を差し伸べる優しさ、それらを持ち合わせることは容易ではない。

お金はなくとも貧しい人間ではない。

お母さんのその後に幸あれ。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

コミカルとシリアスが見事に同居していて、いいバランス。

お父さんの、人ひとりが持ち得る限りの愛を体現したような人柄に胸打たれました。

お父さんの“戦い方“を見習って生きていきたい。

笑って、泣け
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.8

ティムバートンの独特な世界観が光る。

全部の作品が好きな訳ではないが、今回は伝えたいメッセージがダイレクトに伝わってきた。

夢とユーモアのある嘘ならいいかも。

現実を見ることも大事だが、それをど
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.0

途中からジャンルがガラッと変わる感じや歪な友情の描き方など、ヒメアノ〜ルを思い出しました。

やはり自分は吉田監督の作品が好きなんだと実感。

ネットは便利だけど怖い。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.3

緩急のバランスが素晴らしかった。

日常パートの現実味のあるゆるさと、キレッキレのアクションのギャップ、これこそギャップ萌えってやつ?

二作目が楽しみ。

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

セリフじゃなく演者の表情や画で魅せていくシーンが良かった。

多くを語らず観客の想像する余白の大きい作品なので、感じ方は人それぞれだと思うが、自分的には切なさとノスタルジーの入り混じったような、なんと
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.8

人との繋がりの大切さを再認識させてくれる作品でした。

奇跡の連続でご都合主義と言われても仕方ないですが、最後まで観たらそんな事どうでもよくなりました。

今敏監督の作品をもっと観たかった。

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.7

理不尽な世の中に負けずに生きていく親子の姿に感動しました。

もう少し器用に生きればそんな目に遭わなくて済むのに‥と思いながらも、それが出来なかったりするのが人間だよなぁ。

息子さんの未来が明るそう
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.5

笑いと感動のバランスがよくて、楽しく観れました。

途中までは過程が丁寧に描かれていたのですが、最後の仲直りのシーンは色々とはしょり過ぎているように思い、感情移入できませんでした。

それでも同棲、結
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僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.0

統合失調症をコミカルに描きつつ、後半から患者の苦しみをしっかり伝えていて良かった。

薬の副作用による味覚障害の部分はどうしたんだろう?と思ってしまったが、そこは物語の趣旨としては気にしなくても良いか
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