きむらさとしさんの映画レビュー・感想・評価

きむらさとし

きむらさとし

Steven Universe: The Movie(原題)(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

作画も曲もめちゃくちゃ良い!
何より劇場版オリジナルキャラのスピネルがすごく好きだった

しかし、かつて大切な人に傷つけられて苦しみ闇落ちしたのに、結局ダイヤモンドたちのところに行くところで問題が解決
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.5

初めての若草物語だったけど、多分他のとは一線を画すものであることはなんとなく感じられた。

「結婚は女の経済だ」というセリフ、その当時の女性の人生が詰まっててつらかった

でもなんか「結局収まるところ
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関心領域(2023年製作の映画)

4.0

全く他人事じゃない。映画に指を刺されている気分だった。
常に聴こえる銃声と悲鳴、何かを傷つける音や壊れる音、そして夜中に燃え上がる炎。
草花に人の焼けた灰をかけているシーンがそれとなく映ったり、美しい
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

4.0

思ってた映画といい意味で違った!
「さらば青春の光」と同じく、痛々しく苦しい青春の1ページの映画だった

サタデーナイトでしか輝けない若い主人公の姿がどんどん悲しくなる…
男性性を振りふりかざして暴れ
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.0

爽快でインスタントな映画かと思っとけど案外インドの当時の現状描いてる気はした。でもああいう社会問題を成り上がりで解決するってあたり、めちゃくちゃ資本主義だな〜と思う。まあそういう映画なんだけどさ…>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

2.5

なんか元気だけが取り柄って感じの映画だったな、本当に元気そうで何より

箇所箇所で良いところあるんだけど、怪獣多すぎるし「この設定いる?活きてなくない?」ってとこもあって、愛嬌と呼ぶにはおざなりでは…
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処刑人(1999年製作の映画)

3.5

気持ちはわかる、めちゃくちゃわかるが羅生門的な悪循環に陥るだろ、とは思った
しかし同時に爽快でもあり、人間ってとことん矛盾しとるな〜と思った
エンドロールの演出がなかなか渋くて良かった
同性愛描写が雑
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ティーン・エージェント(1991年製作の映画)

2.4

どんな大名作かと思ったらのんびりドタバタ雑アクションでほっこりした。
ダイハードあたりのちょっぴり頼り無い主人公をキュートに描きたかったんだろうけど、ただのバカだし全く機転も効いてないし、奇跡的な強運
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

3.1

本当にノーランって最初から時系列いじりちゃんだったんだな!驚いた

しかしごめんけど中盤寝ました
また今度観なおします…

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.5

やっとこさ観た
生まれて死ぬまで翻弄され続けた人なんだな、やっぱり天皇制も早く無くそ!

1967年まで生きてたことすら知らなくて、めちゃくちゃ最近じゃん!
加害側としての日本もしっかり観られて良かっ
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

4.5

映画や映像を交えての当時の空気感や、それに対する違和感がちゃんとわかる作品だった

ボールドウィンに対して白人の有識者が「何故肌の色にこだわる?それじゃ他のものが見えなくなる」って言ってた時、
肌の色
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.2

音響の力をまざまざと感じた。
地鳴りのような足踏みや、突如聴こえる爆発なのか歓声なのか、とにかく迫力は凄まじかった

原爆というものを生み出したことが破滅への始まりだ、という意味でプロメテウスの引用は
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

4.1

映画はとてもよかったが、邦題や日本版ポスターがフェミニンなことが指摘されていてその時点で日本はこの映画の意義を裏切っている気がした
人々は行動に出た人々を「過激」だと揶揄するし、実際行き過ぎた行動に出
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.0

女性が救われるためにやったことがどんどん裏目に出るのが本当に悲しかった
いつだってバチをかぶるのは女性だよ

カウリスマキは信用できる熱い怒りを持っているな

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.0

やっと観れた、大名作だがダメージを食らう

学校にいる良い先生って、大抵変な人で教職員や保護者からは疎まれたりしてるけど、
それは学校や社会ではなく、人として生きることを教えてくれているから邪魔なんだ
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.8

公開当初から気になってたけど、ずっと観れてなかった。やっと観れた!!!

ストーリーも音楽も素敵だ〜!
よくあるディズニープリンセスとは違う、ある種カウンター的な主人公最高だな!
ディズニーアニメーシ
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.1

久々に観直しました。
高校生の時に授業で、冒頭のノルマンディ上陸作戦のシーンを見た時、
「俺はこのくらいのグロさなら平気」と言い出した同級生とめちゃくちゃ口論になったことを思い出す

戦争や虐殺なんか
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女は女である(1961年製作の映画)

3.6

軽やかだった〜
結構嫌なやり取りしてるのに嫌な空気になんなくてコメディに収まってる

シーモアさんと、大人のための人生入門(2014年製作の映画)

3.5

音楽をやっている人として、結構勉強になるし、それが人生を良くすることに繋がるということを感じられて良かった

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.4

クソしんどい恋愛してるトーベを見ていてこちらもかなりしんどくなってしまった