蛙大福さんの映画レビュー・感想・評価

蛙大福

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新・猿の惑星(1971年製作の映画)

3.0

いや、だから監督人間嫌いすぎるでしょ!
猿人に寄り添った映画すごくいい。

ジーラとコーネリアスが3作品目で退場するのも王道ですごくいい。
ストーリーは最初からそれなりに予想できるものだけど俳優さんた
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祝日(2023年製作の映画)

3.0

「母は溶けて蒸発した」
好きなセリフ。
一度溶けないと蒸発できない。

帰り道に麻婆豆腐を食べた。店員さんはアフロじゃなかったけどいつもより美味しい。プリンと紙パックの「1日分の野菜」を買って帰った。
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.0

で、で、で、でたー!B級映画でよくある需要がどこにあるのか全くわからない謎のお風呂シーン!!!!
裸が見れます。猿の。

ストーリーがサクサク進むのと、俳優さんの演技が良くて最後まで楽しく観れました。
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.5

砂漠を淡々と移動するとか、人間狩りのシーンとかセリフがなく絵で分かりやすく見せる表現が多くて懐かしい。
魅入っている中で砂漠歩かれると喉乾くんですよね。それがいいんだよ。

猿が支配してる世界だけれど
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.5

完全な悪も完全な善もそう簡単には存在しない。自分の為に少しわがままを通すことが誰かの悪になることもあるけど、それでその人が善人でなくなったわけじゃない。
そんな狭間の人間らしさを描くのがこの監督さんは
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関心領域(2023年製作の映画)

3.0

A24スタジオは様々な手を使って私を嫌な気持ちにさせてくれるが、今回の嫌な気持ちは退屈からくるものだったのであまり好みではなかった。
無情であることも無常であることも時間をかけて伝えなければ伝わらない
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スノータウン(2011年製作の映画)

2.5

ちゃんとずっと嫌な気持ちにさせられる映画。
個人的にすごく嫌な気持ちにさせられるシーンとかあると楽しかった。まぁまぁ嫌、が積み重なる映画。

現実に起こった事件を元に描かれているそうなのでそれこそずっ
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Winny(2023年製作の映画)

3.0

役者さんがとても良かったです。

実際の事件のことも全く知らず観た後に興味を持って友人のSEさんに話を聞いたら楽しそうに話してくれました。誰かと笑いながら話ができる映画はいい映画。

映画自体はいろん
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

4.0

序盤の主人公の親友がチャッキーファーストキルの毒牙にやられる時、目ドーン!窓ガッシャーン!ポーン!落下!というのが昔のホラー味溢れていてたまらない。
ラストの医師のやられ方もド派手極まる演技でたくさん
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アウェイク(2007年製作の映画)

3.0

遺産を狙っている彼女がとても美人だった。絶対花の香りの香水つけてる。
サクッと見るにはちょうど良いよくあるサスペンス。ランチパックくらいのちょうど良さ。

楽しかった。

闇の子供たち(2008年製作の映画)

3.0

映画だった。
現実は眼どころか、鼻も口も塞ぎたくなるようなことが起こるのだとちゃんと教えてくれる映画だった。きっとこのお話はまだまだ幸せなハッピーエンドなんだと思う。

何も解決していない物語の端々に
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.0

色恋要素が強い気がしてそこを含めかっこいいのかもしれないけど、カッコ悪く感じてしまった。
ストーリーは楽しい気がする。でもついつい"あーまたかぁいいから早く本筋しようぜ"なんて無粋なことを考えながら見
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.0

ただ彼らはそうして生まれただけなのに

という風に私は思ってしまう。だからタイトルの「ボーン」が骨なのか、生まれながらなのかとラストまで見た後に確認してしまった。

とても美しいシナリオ構成だった。中
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

3.5

「忍者学校編」のKARATEのアクションは最高だったし、「ゲーム編」で出てきた鶏が「マリアッチ学校編」で再び出てきた時は思わず涙が出た。
というわけでこの映画の1番最高なところはエンディングだと思うん
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MAMA(2013年製作の映画)

3.0

アナベルさんがいかにかっこいい女かという話。
彼のことが好きという愛情だけで、子供を受け入れ育てるのはかなりの根性だと思う。さらに"扱いがわからない"という空気を出しながらも"子供が苦手"とか"嫌い"
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女神の継承(2021年製作の映画)

2.5

色んな悪霊取り憑かれ系のムーブを寄せて集めて丁寧に描いた作品。
悪霊取り憑かれ系のキャビンだなぁと私は思った。
正直目新しさとかなにか特別くるものがなかったので-0.5したけど、初めて儀式とか悪霊映画
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黄龍の村(2021年製作の映画)

4.0

まず時間が短くていい!
B級の無駄なとこ取っ払って監督がやりたいことをギュッとまとめてくれたのが観やすかった。
アクションは俳優さんたちがご自身でやったのかな?振り付け?すごく良かったです。カメラは少
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チェイサー(2008年製作の映画)

5.0

シリアルキラーを追いかける元刑事、しかし犯人は物語が始まり30分ほどで捕まってしまう。
ここからの展開がたまらなかった。

犯人はわかっているはずなのに見つからない証拠、上からの圧力、まだ生きているか
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.0

脚本と演出と役者の技量がチグハグな気がしました。あとBGM。
それぞれが良いものの、掛け算どころか独立していて、それこそ舞台なり一つの作品を作ることにおいて"殺し合いではなく生かしあい"ならばこの仕上
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.5

私は幸運なことに時代の変化が緩やかな世界に生きているから、これは想像でしかないけど、リアルだなと思った。
世界の急激な変化には人間の死が必要不可欠なのかなと思った。
楽しかった!

ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

3.5

なんだかわからない。
ただ孤独なおじさんと、孤独なふとっちょの子供が森で逃亡するだけの話なのに、なんだかわからないのに観終えたあとのスッキリ感がすごい。
2人とも孤独を拗らせていて全然相手の気持ちを考
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.0

最後主人公がまるで祈るように机に肘をつくシーン。
初めて彼の左手の薬指に嵌められた指輪がしっかりと映る。それまで会話の中で朧げに出てきた彼の"家族"の存在がくっきりとし、彼の中で"自分を想う人"がいる
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.0

改めて宇宙飛行士のメンタルはすごいなぁと感心。
宇宙開発関連の用語とか分かってたらもっと楽しめたんだろうなと歯痒い思いをすること1億回。最初は調べながら見ていましたが追いつかないので諦めてしまいました
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.0

某不死身の男の金塊争奪戦を観る予定がうっかり配信の方のこちらを鑑賞。私ってばおっちょこちょい⭐︎

1章2章とジャイアンの歌声(ボゥエ〜)のような曲が入りかっこいいなぁと感動。
最後の章の題名は「皆殺
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.5

白黒映画でしかもおっちゃんが一つの部屋にひしめき合い話すだけの映画。

なのに全然重くも面倒でもない。とにかく会話が転がり、話が進むにつれ見えてくる各々のキャラクターも興味深い。やはり人は今まで生きて
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.5

後半を走り抜けるための前半が若干もたつくが、攻略を頭に叩き込んだ主人公が異世界無双していく様は楽しく爽快。ラストも役者さんの演技が観客の求めるものにしっかりとはまり良い和製B級ホラーだった。

クリー
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スプライス(2008年製作の映画)

3.0

もし違っていたら、とは思うけど自分の中ではラスト主人公の女性を襲ったオスは主人公の彼の男性に攻撃され、男性と戦う時は瞬時にメスに変化したように見えた。そしてそのドレンを攻撃したのは主人公の女性。

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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.0

バカンスに行った娘が離島で出会った男性と結婚を決めそれを阻止するために離婚した両親が奮闘する話
という中々王道ストーリーだったけどジョージクルーニーとジュリアロバーツがめちゃくちゃかっこいい歳の取り方
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

朝井リョウさんが好きで見ました。
どちらかと聞かれたら文章の方が好きです。
だけどこれは「映画 正欲」でした。「映画 正欲」も好きです。

新垣さんが新垣さんとわからなかった。それくらい地球人じゃなか
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.5

観終わった後きっと微熱が出ていた。
最後まで主人公が誰につくのかどの国につくのか何を求めているのか見逃したくなくて熱くなった。ラストまで出ない答えがジリジリ没入感を高めていって、多分観終わった後一瞬、
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

2.0

吹き替え版で見ました。多分原作の雰囲気を重視したんだと思うけどそもそもセリフが聴き取りづらかったのと、笑いの方向性が合わなかった。
監督とは恋人同士にはなれないな。