KentaShimadaさんの映画レビュー・感想・評価

KentaShimada

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ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

誰かと一緒に観て、観終わったあとに語り合いたい映画だった。

キャスト達の名前の一部を目立たせる書き方に遊び心を感じた。

モーリス(1987年製作の映画)

3.5

妹に対して最悪なキレ方をしたモーリスが、「俺が悪いのかよ」と言うシーン。本当に身勝手で最悪な言い分なんだけど、モーリスに感情移入している観客としては何も言えなくなって、すごいセリフだと思った。
このテ
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Firebird ファイアバード(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

実話を基にした、メッセージ性の強い映画によくある、ラストシーンのあとに映画のその後を文字だけで表示するパターン。
観客を馬鹿だと思っているからこんな直接的な表現に頼ってしまうんだと、映画には相応しくな
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

ゴジラ映画を初めて観た。
なんだかんだ愛すべき怪獣だと思い込んでいた(がんこちゃんみたいな)ので、荒れ狂うゴジラの手のつけられなさに恐怖した。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

劇中で現実と幻想世界が溶けあうとき、観客の世界もまたジブリの世界と一体化する。夢の中で、ジブリそのものからエールを送られているような感覚になった。
ジブリの正統な着地点であり、だからこそ異質な逸脱でも
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

JASSの3人とジャズを信じている人たちの熱気にさらされて、最初から最後まで心臓がどきどきした。
映画館の音響で観られて良かった!!

上原ひろみさんの凄さに感動したから絶対に生で聴きに行く!!!!!

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

3.0

現代の日本でリメイクするならこうなるかなという納得はある。日本らしい。
ただ、変更点のために少々筋が散らかった感も否定できない。
元祖CUBEは息の詰まる閉塞感を覚えたが、今作は爽やかイケメン俳優が清
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ビール・フェスタ 無修正版 〜世界対抗・一気飲み選手権(2006年製作の映画)

3.5

最初に出てくるWARNINGからすぐに濃密なおもしろの気配を察知する。
“出演者はプロフェッショナルな酒飲みたちです。真似しないでください。死にます(赤い文字)”
友情・努力・勝利のジャンプ式構成で日
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.0

寝転がってスマホ片手に見るのにはちょうどいい。
映画館で観たら音と画の迫力で感動のようなものが生まれたんだろう。

PUSH 光と闇の能力者(2009年製作の映画)

3.0

予知能力者への対抗策が、ファンタビでダンブルドアが採った作戦とほとんど同じだった。
ベタな展開ということ?

同じ作戦でも10年くらい前の映画である本作のほうが見せ方が上手いと感じるので、ファンタビの
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RRR(2022年製作の映画)

3.3

大迫力のアクションに生命力溢れる歌と踊りの連続で3時間があっという間に過ぎる
絆で結ばれた2人は最強ってこと

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.1

原作を読んでいるので全部知ってるし、ひととおりのカタルシスも味わい済みだったが、美しい湿地の空撮や登場人物の微妙な表情の動きなど映画ならではの魅力を楽しめた。
“湿地の少女”に対する無意識の差別を、読
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ミッシング ID(2011年製作の映画)

3.0

男なら誰しもが物心ついたときから毎日繰り返しシミュレーションしているはず。
「もし今、ここに悪漢が襲撃してきたらどう制圧するか」
それがある日突然、現実になったような映画。大興奮。

ローマ法王の休日(2011年製作の映画)

2.0

意味ありげなシーンが続くが、最後まで観ても肩すかしを食らうだけ。
退屈ではないけれどもくだらない作品。
邦題も許せないくらいのミスリード。

スーパー30 アーナンド先生の教室(2019年製作の映画)

3.5

インド版『ドラゴン桜』(ただし実話)だなぁと思いながら観ていたが、
カースト制の因習によって再生産される泥沼のような貧しさ。腐敗した政治やマフィアの存在。そして歌とダンス。最後のカタルシス。
……イン
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.0

ドアンの島に生えている植物や土壌の感じがとてもカナリア諸島らしくてめちゃめちゃ感心した。中尉が言ってたハチミツも。
カナリア諸島は行ってみたいところなので終始興奮した。

BGMとしてアニメのエンディ
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ホラーマニアvs5人のシリアルキラー(2020年製作の映画)

3.5

ハラハラするし、なかなかにスプラッタな描写もあってしっかりホラー……だよな?
あれ、いやでも…と困惑していたが、他の人たちのレビューを読んで安心した。
ホラー+コメディ、ホラー+頼りない男の成長ドラマ
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his(2020年製作の映画)

3.4

観たら安らかな気持ちになる。
同性愛が主題の1つでありながらもできる限りフェアに描いていてバランス感覚の良い映画と感じた。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

魔法戦闘が格好良かった!
今回はニュートのペット達によるいたずらがほぼなかったので、ストレスなく観れた。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.5

“クラシックは不滅”“ハンカチを持つのは女性に貸すためだ”“みんなのおじさん” ベンのかっこよさと茶目っ気が言葉の端ににじむ。生き様が言葉に出る。
誰もがベンのような理解者を欲しいと思うだろうし、ベン
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THE POOL ザ・プール(2018年製作の映画)

2.3

本人の不注意のせいで主人公が水の抜けたプールの底から出られなくなってしまう。持ち前の頭の悪さと致命的なまでの間の悪さのために、何度もあった脱出のチャンスをことごとく逃してしまう。
あまりにうまくいかな
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.3

続編を先に観てしまったので、マジックの種明かしを見るような気分だった。
結末を分かっていてもホースメンの鮮やかな手腕と発想の見事さに驚かされた。

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.3

この俺が最後まで観たのに全然意味が分からなくて、何かがおかしいと思ったらこの映画は続編だった!
タイトルに2とかシンとか付いてないし、ダニエル・ラドクリフが出演しているという一点のみでこの映画を知って
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

悪いことをしている人たちの映画なのに、バレないで…!!って気持ちで観ちゃうの不思議。
試験監督の目を盗むことくらい朝飯前な頭脳を持つからこそ、どんどん規模や悪質さが大きくなってしまい、露見するときには
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ホームステイ ボクと僕の100日間(2018年製作の映画)

3.3

爽やかな気分になれた。
“100日間”を2時間の映画にまとめているから、朝ドラの総集編みたいなスピードで展開していく。もうちょっと描き足りないと感じる部分があったのが玉に瑕。

偶然と想像(2021年製作の映画)

3.6

生きていて偶然なことはよくあるけど、その偶然を偶然で終わらせなかったら……。
そんな想像を膨らませた奇妙な物語は、雰囲気のあるキャストたちによって実に創造的に生き生きと紡がれる。
第三話が特に好きだっ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.4

うまく生きられなくて、自分にため息つきたくなる日もあるけれど、そんな自分を否定しなくても良いんだよと言ってくれているみたいだった。
終盤がすごく良い。ということは最初からずっと良い。タイトルも唸るほど
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ウルフズ・コール(2019年製作の映画)

3.3

意外と人物の内面を描いていて、だからこそ市民の命を守るために愚直に任務を遂行する彼らの切なさが増す。
彼らの献身に、意味はあったのだろうか……。嫌な気分になる映画(褒めている)