ケンタさんの映画レビュー・感想・評価

ケンタ

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ある男(2022年製作の映画)

4.0

木こり経験者として、世間からは何で木こり?という場面は多かったことを思い出した。自分も何かから逃げ回っているのかと想い疑う。オチが最高じゃ。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

時空を越えた親子愛。
と言うと陳腐だが、本当に時空を超えることを真面目に考えて描かれた物語。
宇宙の描写、多次元の描写など初めて観る世界を背景にして語られる身近な親子愛のお話しが美しすぎる。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.5

全編、精神疾患者の幻覚視点であって現実が垣間見えない。
冒頭から帰省の旅に出るまであたりは凄みがあったが、以降はダレて寝そうになった。
最期テンダーボートで颯爽と走るシーンはつげ義春の「ねじ式」を思い
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

2.0

アートに拘る画面と奇をてらう設定。ただそれだけか。。
セリフにユーモアが無く、ストーリー展開も捻りが無い。
エロ描写がしつこい。こんなに要らんでしょ。
ラスト英国風の庭園で優雅に紅茶を飲む主人公。po
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.5

原作に沿ってとても観やすくまとめられ、映画として完成度が高かった。
「天から役目なしに降ろされた物はひとつもない」けれども
失笑の下ネタが全部カットされたのには安心した。

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.0

お父さんが余命僅かな娘のために奔走する物語。。
をできる限り陰惨に脚色していき、最低なバッドエンドへ導く映画。
アイデア抜群。丁寧に語られるあり得ない展開に巻き込まれてしまう。

渇き。(2013年製作の映画)

4.5

尖っている。
親子それぞれの世代における突出した感情が説得力をもって描かれ、その対決は程度の差こそあれ何処にでも在りそうだと思わせる。
野獣のような父と、蜘蛛のような娘。あるある。
いや、ないか。。
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.5

ありふれた風景とよくある出来事。いつも聞き流してしまうその中に、それぞれの美しさが秘められていて、それはなんとも言葉にならない。
ビニール袋が舞う様にそれを見出すには修行が足りないけど、
日々の風景を
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レポマン(1984年製作の映画)

5.0

高校生の時に、スゲー映画を見つけたと友人にVHSを貸しまくったけど誰一人ハマらず。
以来、四半世紀以上に亘りこの映画が好きだと言う奴を捜し続けている気がする。
そういう、観る人が選ばれてしまう映画。
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