KenzOasisさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

KenzOasis

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市民ケーン(1941年製作の映画)

4.0

「私は市民だ、市民と同じ立場に立っているんだ」
言わずと知れた作品。TSUTAYAでついに借りることができたので早速鑑賞しました。
単純に見るには、恵まれている僕らからすると少し集中力がいるかもしれな
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9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜(2009年製作の映画)

3.0

「これからどうなるか、それはわからない」

例え何もかも一切を無くしても、未来だけは残る。なんて名言がありますが、それがピッタリな映画でした。

独特さ極まるダークな世界観、雰囲気は◎
鋭いテーマで大
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しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

4.0

「幸せとは、ありのままの自分で愛されること」

これまた良い作品でした!!
子供の純真無垢な目で見つめられながら、斜に見つつあった当たり前の正論を真っ向から伝えられたような感覚が残りました。良い楔です
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.0

波瀾万丈とはまさにこのこと。ひたすら欲に忠実に生きた男の半生。

スコセッシ監督とディカプリオのコンビは大好きで例外なく面白いと思ってますし面白かったけど
長い!笑
ただまあ三時間使ってもまだこの濃密
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.5

目まぐるしくて情熱的で、劇的な愛の物語。

バズラーマン作品は華麗なるギャツビーとゲットダウンくらいですが、
いつも目まぐるしくて劇的な描き方ですね~
愛を可視化しようとしてるんかと思うくらい。
音楽
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黒い罠(1958年製作の映画)

4.5

驚異の長回し。
数々の伝説を打ち立てた巨匠オーソンウェールズ監督作品。
どこをとっても造詣の深さが伺えて、いったいどういう人間やねんこの人は、とか思いました。

それほどに凄まじい技術とこだわりを感じ
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ワッフル・ストリート(2015年製作の映画)

3.5

「俺は料理を愛してるのさ。タダ働きでも良いくらいなんだよ」

このセリフが印象に残った一作。
なかなかに興味深いところがちょこちょことあって、さらに短い時間と軽い展開が観やすくさせてる。

勉強を重ね
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.0

やっと観れた~!!良かった間に合って、、、

赤いライトセーバーが光ったあのシーンでとりあえず0.5点加算させていただきます。
ですのでこちらは参考にならないレビューになります。

仲間が、必ず。そん
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.5

とにかく笑えれば、最後に笑えればいいのだとでも言いたげな、独特な世界観の味わい深い映画でした。

子どもの頃から何度も聞かされてきた父の不思議な話。
死がそろそろだよって肩を叩いている時、それでも父は
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ワンダとダイヤと優しい奴ら(1988年製作の映画)

4.5

フォルティタワーズのジョンクリース脚本、出演作品。
ひたすらコメディ、コメディ、コメディ。
めちゃくちゃ面白かった!

大胆不敵、白昼堂々。ダイヤ強盗をやってのけた4人組の強盗。
これで金持ち確定!と
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ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ(1997年製作の映画)

4.5

これはめちゃ面白い!!いかにもアメリカらしい作品。

Wag the dog.
犬が尻尾を支配していると考えれば「犬が尻尾を振る」ということになるが
逆に尻尾が犬を支配すれば、「犬に尻尾を振らせる」と
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.0

早速の鑑賞。なかなか楽しんだ!
テンポ良く進んでいって、ん?ってなる矛盾点はジョークでごまかしちゃう感じはさすがというか
マーベルらしさがありましたね。

魔術による圧倒的ファンタジーバトルはまさに映
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耳をすませば(1995年製作の映画)

4.0

まあ観ますよね。放映されてたら。

「お前さあ、コンクリートロードはやめた方が良いと思うよ」
このとき既に雫を好いていた男が放つセリフとは思えない。

まっすぐにやりたいことに向かっていく。
中学生で
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

愛してやまない自分の子どもの親権を争う話。
不条理というかなんというか、胸に残るしこりの存在を否定できないのが少し切ない。
その分、シンプルなことが伝わるなあと感じた作品です。

ダスティンホフマンも
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スモーク(1995年製作の映画)

4.5

びっくりするくらい良い作品でした、、、
5つの独立した話が絶妙に交互に絡み合っていく。
それも大袈裟でなく自然と、ひょっとしたら見逃すくらいの一瞬の隙間で。
脚本も素晴らしいと思うのですが、監督の演出
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.5

「ある10歳の女の子のために作った映画」

それがこんな素晴らしく不思議な世界観の映画になるなんて一体どうなってるんですか?

久々に鑑賞するといろんなことが改めて感じられる名作。

千尋は最後、それ
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.5

弱冠19歳で監督、脚本、主演。すごいエネルギー。
正直わけわからんとこもありました。笑

彼がこの作品を描くことが出来たのは、変な意味は無しに、ゲイであることも大きいのではないかと個人的に思います。
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アーティスト(2011年製作の映画)

4.0

近頃素敵な作品が連続している。善きかな。

サイレントフィルム~トーキーフィルムへの移り変わりによって、落ち目になっていく大スター俳優とかつての彼を追いかけてスターになっていく若き女優の物語。

トー
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男と女(1966年製作の映画)

4.0

不倫とか浮気とかそういう類の恋愛を「大人な恋愛」とか言いがちな昨今ですが
これはれっきとした大人な、落ち着いたトーンのラブストーリー。

悲しい過去を背負いながら、独り身で子どもを育てる二人が少しずつ
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

ストーリーはもう二の次で、ドラムで繋ぐのがちょっと気になったのも二の次で。
1に構図、2に演技、34がなくて5に技術。って感じでした、僕には。

ルベツキ先生のカメラワークが凄まじかった。なんなのこの
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

生まれ、泣き笑い傷ついたり、惚れた腫れたなどの喜怒哀楽全てが作り物で、24時間全てが管理されて展開されていたら。
コメディチックに描くかと思いきや、終始切なさの香りがする話でした。
7歳からの親友も、
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モンテ・クリスト伯(2002年製作の映画)

3.5

友に裏切られた上に様々な思惑が重なって謂れのない罪で投獄された男が
復讐のために地獄から這い上がる。
名優の揃った本作で繰り広げられるのは、聞いたことのあるようなそんなストーリー。
ナポレオンが戦に負
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ターゲット(2010年製作の映画)

4.0

豪華なキャストで豪華にフザけたコメディ映画でした^^
気楽に観れるタイプの映画でいい感じです!

凄腕の殺し屋が女詐欺師を殺す依頼を受ける。ところが寸でのところでミラクルが重なり重なって近くにいた青年
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.5

久しぶりのテレビ放映で鑑賞せざるを得なかった...
これは語らずとも、映画史に残る名作でしょう。

まあ製作当時の事情もあるので、ラストが宮崎監督らしくないかなというのは少しありますが、この別格の世界
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.5

Blu-rayで観賞しました!
フラッシュが一番かわいい。

エンターテイメント性に優れつつも、"偏見"というものを大きな軸にした深いメッセージ性も感じられる作品。
ディズニーらしくて素敵な一本です。
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

レイトショーにも関わらず、満席で驚きました!
この魅力を語るには語彙力がどうにも足りないんですが、鮮明な色合いで描かれた水彩画のような映画だなーと思います。

すずという女性の目に映った世界、心に映っ
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.0

やっと過ぎるほどにやっと観ました。
まだやってることがスゴい。ありがとうございます。
なんかポジティブな秒速五センチメートルという印象。
個人的にこの表現がすごいしっくり来てる。

面白かったです!新
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おいしい生活(2000年製作の映画)

4.5

またもウディアレン作品!!もうファンです、完全に。

此度のお話は予想外の展開で当初の目的を果たした後、結局それは良かったの?後に残るものって何?というスタイル。

ウディアレン演じるレイがまたダメな
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ザ・ロード(2009年製作の映画)

3.0

終始、絶望に満ち溢れた荒廃した世界で
文字通り一寸の希望も見出だせずただ歩く親子の物語。ずっとその下方のペースで進むので観ててちょっとしんどいタイプの映画。

その世界では一番の問題はやはり食糧。必然
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ミックマック(2009年製作の映画)

4.0

こう言うと不思議な感覚も残るけど、めちゃくちゃ可愛らしい映画でした。

やってることは父と自分の復讐というダークな始まりなのに、その展開をなんとも言えない魅力の溢れる暖かい仲間たちを登場させてコメディ
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ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

5.0

ウディアレンの魔法にかかった...
構成上手いなあ、キャストの演技と相まって心掴まれちゃった。

主人公のエメットは酒癖も悪い上に酒浸り、賭けビリヤードに女たらし。酔っ払って話にならないか遅刻かすっぽ
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.5

何とも可愛らしい、微笑ましいラブストーリーでした。

ハワイを訪れてくる数々の女性を虜にしてきた稀代のモテ男と、事故の影響で記憶が1日しかもたないキュートな女性のお話。

いつも適当なことを言ってごま
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0

ギレルモデルトロ監督による不思議なファンタジー映画。

想像力も創造力も優れてて、ティムバートンと同じように独立した世界観を持っている監督さんなのかなーと感じた。現実と空想の織り交ぜ方がめちゃ上手いな
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ビリギャル(2015年製作の映画)

3.0

TV放映にて。
ストーリー、演出、脚本、キャストなどが良いわけではない。
伊藤淳史が演じた坪田先生がただただ素晴らしい。

その姿勢や言葉選びや話し方こそ観るべきポイントかなと個人的に感じました。
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エグザム(2009年製作の映画)

3.0

ある世界的企業の就職試験の最終選考に残った8人の男女。
机には1枚の紙と1本のペン。

「試験時間は80分。質問は1つ、答えも1つ。不適切な形で紙を損なえば強制失格。では始めてくれ」

あまりにも不可
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