半世紀前の人たちが思い描いた、2022年のディストピア。
歴史のどこかで道を間違えた人類。
人が溢れ床一面に人が敷き詰められるように寝ている姿や、新鮮な野菜や果物は愚か、ジャムも肉もやすやすと手に入>>続きを読む
湖で朝日を見つめる女たち、その心にある感情も三者三様。
ある老人ホームの殺人事件をきっかけに絡み合う複雑な物語、ただ観てるだけだと、どことどこが繋がるのかすら分からない、難解な作品だった。
事件の>>続きを読む
主役の2人の周りだけひだまりのように暖かい空間が流れていた。
人生の終わりが見えているからこそ鮮明になる自分の気持ちと、それに従って生きることのできる特別な時間は、何人たりとも踏み入れることのできない>>続きを読む
猿の惑星のリブートってことで、昔のに比べて大分近代的で映像は大迫力だった。
ただ、知能の進化した猿よりも人間の方が何枚も上手って感じで、最後まで観ると全然猿が支配してる感が無かった。
特にラストは、>>続きを読む
飯塚事件を通して、司法のあり方を考えさせられる作品だった。
久間三千年は有罪か？無罪か？
当時の捜査関係者、弁護士、家族、マスコミ、それぞれの視点で事件を振り返る前半。
それぞれの立場からの主張が>>続きを読む
テレビ収録のとこのワンシーンで「工事中であいましょう」って書いてあってちょっと笑った。
内容は1クールのTVアニメにしたほうが良かったんじゃないかな？
って感じるボリュームだった。
90分で起承転結>>続きを読む
身も蓋もないけど、劇中何度も帰ればいいのでは？と思ってしまった。
リゾート地で仲良くなった家族の家にお邪魔して、地獄を見ることになったとある一家の物語。
帰宅するチャンスがありながら、しょーもない>>続きを読む
見上愛がギターを掻き鳴らして歌う姿が格好良すぎる、このシーンだけでも観る価値がある。
てか、曲がどこか懐かしくて好きだなって思ってたら、まさかのGO!GO!7188で、スマホに入れてた曲で終わってか>>続きを読む
18歳の頃の思い出と、36歳になった今思うこと。
18年前に出会った女性を訪ねて、日本を旅する台湾人の主人公と、旅先で出会う人との交流を描く物語。
昔を懐かしんだり、思い出に浸ったりする時間は立ち止>>続きを読む
水のないプールの中で、必死にもがいてる女子高生たちの物語。
彼女たちの胸の中のモヤモヤは、今、その瞬間を女子高生として生きてる彼女たちだけのものだなと思った。
だから、メインの登場人物四人のキャラ>>続きを読む
実に25年ぶりに劇場で鑑賞。
20世紀FOXの映像とあの音楽、ルーカス・フィルムのロゴ、からのメインテーマ。
あの瞬間は毎回「来る！」って身構えて、大画面に表示されるスター・ウォーズのロゴとメインテ>>続きを読む
合縁奇縁というべきなのか、単に辰巳が優しすぎるのか、1人の少女との出会いで辰巳の運命が大きく変わる物語だった。
組織の人間に恋人を殺されながら、組織の掟を守ろうとする、その狭間での板挟みで悩む辰巳の>>続きを読む
大切なのはバランス。
この言葉通り、微妙なところで保たれていた均衡が崩れていく物語だった。
劇中で起こる出来事に対する、登場人物たちの主張。
それぞれの立場を考えると、良し悪しは置いておいてそう言わ>>続きを読む
想像以上に自分がイメージしてたシティ・ハンターそのままでビックリした。
もっこりシーンとハードボイルドなガン・アクションのバランスも絶妙だし、シンプルに登場人物を原作に寄せてる主演たちの演技が凄すぎ>>続きを読む
ゴジラ-1みたいなものを期待すると当たり前だけど失敗する。
内容が昭和の特撮って感じで、強引な設定とストーリー展開でそんな上手くいく？ってくらいトントン拍子で物語が進んで、昭和ゴジラの最後の方の作品>>続きを読む
常盤貴子の怪演が凄い。
なんか、幽霊みたいというか、常に心あらず、目の焦点もちゃんと合ってない、白昼夢でも見てるのかなってくらいの佇まいでストーカーだからめちゃくちゃ怖い。
そして、そんな彼女に関わ>>続きを読む
記録によれば最後に観たのが7年前でビックリ。定期的に観てる気分だった。
何回も観てると1作目より面白くなってると感じる本作。
おおまかな設定は1作目を踏襲してるだけだけど、各要素をよりパワーアップさ>>続きを読む
小さい頃、テレビで放送されてたのを少しだけ観て以来だった。
ゲートの謎を解いて異世界へ行くまでの冒頭数十分間が個人的にはピークだった。
その後はなんか猿の惑星みたいな展開で、奴隷解放と支配層への反>>続きを読む
どっかで観たことある人出てると思ったらパールじゃん！ってなった。
相変わらず眉毛の無い不気味な笑顔が印象的。
てか、A24作品とかエックスの関連作品とか言われても信じちゃいそうなくらい、内容に近いもの>>続きを読む
ノーランのデビュー作ってことで初めて観たけど、今でこそ金も時間もかけた複雑な作品が多いけど、初期の作品は短い時間でアイデアを駆使してシンプルな作品を複雑に作ってたんだなと感じる。
三人の登場人物の関>>続きを読む
タイトル通り、リンダという女の子がチキンを食べたいと言ったがために、周りの人たちを巻き込んだ大騒動に発展する物語。
小さい子がよくやる癇癪だったのに、それに応えようと全力以上の力を大人たちが発揮して>>続きを読む
ちょっと思い出しただけとか、あの頃、君を追いかけたを彷彿とさせる作品だった。
2人の距離が延々に縮まらなくて、それは物理的な距離でもあり心の距離でもあって、ラストのシーンでその距離を顕著に感じた。>>続きを読む
奈良県にある町の、ある旅館が舞台の物語。
朝霧に包まれた山間部、寂れて廃墟になった町並み、山の中にポツンと建つ一軒家、自分が生まれ育った場所に似た景色ばかりで懐かしくもあり切なくもなった。
いわゆ>>続きを読む
一番最初の回に行ったら３人しかいないという、平日しかも年度始めの週末の午前って感じ。
ホラーは色々観たけど、オーメンシリーズは意外に1本も観たこと無くて、本作が初めて、ダミアンと666 ってキーワー>>続きを読む
前作のようなエモさは無いものの、ゴーストバスターズ3と言われても違和感無いくらい、昔のゴーストバスターズ味を感じる作品だった。
突き抜けて面白いとかでは無いけど、これ位が丁度いいんだよなって感じのユ>>続きを読む
日本人だから、やはり関心は原爆がどういう経緯で作られて、どうゆう経緯で使用されたのかというところなのだけど、映画自体はオッペンハイマーの半生を複数の時間軸で描いているので、その前提の違いに気づかないと>>続きを読む
TVで放送してて、中途半端に観たくなくて、配信で改めて視聴。
高校生の頃小説読んで、感動した作品の１つ。
SNSのトレンドにも上がってたけど、とにかく堤真一の演技が凄すぎる。
特に最後の咆哮するシー>>続きを読む
原作未読だったけど、いつ終末を迎えるかもしれない世界と、その中で普通の日常を過ごす女子高生たちのギャップ、ある意味現実の日本と大差無いかもと感じた。
物語自体は途中でこれはどうゆうこと？ってなったか>>続きを読む
ミステリーかなと思ったらホラー、ホラーかと思ったらオカルト。
そんな、感じの作品だった。
一見気にならないけど、よくよく考えてみたら怖いがテーマの感じもありつつ、視覚的に怖いもあり、物語の進行ととも>>続きを読む
絶対に間違ってると思いながらも、止められない流れの中で覇道を突き進むことになるポールの姿が特に印象に残った。
信仰心と香辛料に翻弄される人々、特にメインキャラクターたちの思惑が徐々に明らかになってき>>続きを読む
売れない小説家に降りかかる家族の不幸。
そして、追い打ちをかけるが如く必要になる多額の医療費。
追い詰められ、半ばやけになった小説家が、ステレオタイプ的な黒人の悪いイメージを物語を執筆したところ、そ>>続きを読む
ドラマ版から7年後、平穏を取り戻した一家に再び巻き起こるトラブル。
元々色々上手く行き過ぎてて、流石にもう無理だろうと思ってたけど、糸の穴を通すような最適解に辿り着いたなという印象だった。
ただ、>>続きを読む
いやー、鳥肌。
サイコパス同士の狂演とでも言えば良いのか。
家族を殺害した男と、偶然その映像を撮影した少年たち。
あろうことかその映像をゆすりに使って犯人に金銭を要求するとは。。
最初は金さえあれ>>続きを読む
なんか世間の評価があまりに低いから観ようか迷ってたけど、個人的には特につまらないとは思わなかった。
ただ、ヒーロー映画を期待していくと、ちょっと違うのかもとは思う。
舞台が2003年ということもあ>>続きを読む
以前原作を読んでたので鑑賞。
個人的には原作を読んだときはどちらかといえば、貴胡と少年の交流の方がメインって感じたんだけど、映画は完全に貴胡の過去にフォーカスが当たっている印象だった。
だから、貴胡>>続きを読む
平成版を観てるから大分ちゃっちく感じてしまうけど、60年前と考えるとこれも十分凄い。
高速道路開通工事と、金を釣り上げようと立退き反対する住民たちが、ギャオスが居るとわかると否や、慌てて土地を売りた>>続きを読む
