keiさんの映画レビュー・感想・評価

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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

3.0

行動の動機に納得がいかないのと、
演出的なやりたいことの為に無理があるだろ的なことが気になる。
あと前後編に分けた影響か映画としてはすかすか

トラペジウム(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

良い所と悪い所がはっきりしてる映画。

全体的に悪い意味でテンポが早い。
もう少し上映時間長くしてしっかりと描いても良かった気がする。
デウス・エクス・マキナというか主人公のやり方が運の確率を上げて見
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んだ時から思ってたけど、伏線とか筋は予想しやすい。
ただ映画を見て思ったのは、児童文学的に優秀だし刺さる人には刺さるところ。共感できる所はあった。

ただ二時間じゃ足りない気もした。映像は綺麗
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.8

アル・パチーノのキャラクターが抜群に良かった。
印象的なシーンが幾つかあって、役者の演技も呼応するかのように良い、

終盤は少し思うことがあるけど、好きなところが勝る映画。退役軍人に弱くなったかもしれ
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.4

地味にニクい演出があった。
令和版にアップデートされた結果、今の新宿を写し出す良い映画にもなったと思う。
アクションが楽しめた。

素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

愛と時間と死についての、人生哲学のような映画。セリフで魅せる群像劇。

自分的にはアイデアが突拍子過ぎたなと。あとは焦点が定まらない感じはする。
オチはちょっとしたミステリー感。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

この題材を扱ったことに価値がある映画。結構長くて疲れた。

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.0

二回目の鑑賞。

絵の芝居が凄い秀逸なのと、影で明暗を分ける演出が良くて、アニメ巧いな〜ってなる。
岡田麿里の生々しい業をファンタジーで良い感じにパッケージングしてて、バランス良いんじゃないかな。
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

自分にはハマらなかったです。

母子の依存関係を描いた作品。
トーンは暗いだけで起こる出来事の幅が狭く意外性が無かったです。メインの登場人物の心情が、結局最後まで大きく変わらなかったようにも感じる。
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.8

勘違い系すれ違いスプラッターコメディ。
デイル良い奴すぎるでしょ。

少しモヤる部分はあったが、ハチャメチャコメディとして楽しめた部分が大きかったです。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

町や人の薄汚れた空気に、嫌気が指している主人公。
行動に共感は出来いが、何か大きなことを成し遂げたいとは誰もが思うことで、その心理には共感できる。人間の根源にある普遍的なものが描きかれているものからこ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ホテルに秘められた過去。
シニカルな笑いと可愛らしさもある面白い美術。

トーンは自分は合わなかったけど、何気に最後の方のセリフの伏線回収感が好きだった。
失われたものに思いを馳せる、少し哀愁漂うラス
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

まさに現在のアメリカを風刺する映画。試みが面白くて挑戦的であった。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

馬鹿みたいな感想だけど映画が上手かった。

日常に落ちてるものの切り取り方が良いのと、意外と平坦じゃない清掃員の話。浸れる映画。
あと東京のトイレ掃除見てるだけで割と楽しかった。
日本的なものが少し多
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

久しぶりの鑑賞。圧倒的に殴られる映像体験。

物語の筋もSFなりに通ってるのが良い。

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.1

共感出来なかったのと少しボヤッとしてた感じがする。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.5

原作読了済み。
乾いた視点で切り取られているのが良かった。

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.9

観客に限りないイメージを想起させる映画。どこがぼんやりと観念的な後味。
話の筋も面白い。静止画の連続である。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

人間の心が自由から社会に縛られていく映画のように感じた。(タイトル回収というか)
根底に所々モチーフはキリスト教の気がしている。ゴッドの死だったり終盤のヤギだったり。

世界を知ることで色がついたり、
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

原作やアニメを知らなかったんですけど、ちゃんと楽しめました。

最近の邦画のアクションのクオリティが凄く上がってるなと感じました。
会話のコメディパートがちゃんと笑えて、登場人物の動機が面白くて分かり
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.8

端的に面白かった。 
舞台の場面転換みたいな演出が印象的だった。

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.0

程々に共感できるからこそ、余計見てて辛かったし、だからこそ面白かった。
鋭敏すぎて反発することしかできなかったり、癇癪を起こしてしまったり。負の人間らしさが滲み出ている作品で好き。

役者陣は安定で良
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.7

人間のある種の業に対するメッセージ性の強い作品。

企業の利益重視の考えと、動物愛護団体の保護の考え。どちらにも理解できるところがあるのに、ぶつかる行動。
映画としては中盤から一気に愉快になって見応え
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.1

役者陣は良かったけど、主人公のキャラに興味が持てなくってハマらなかった。
自伝をもとにしているらしくエピソードは面白いんだけども、、‘映画’としての物語の面白さには欠ける気がした。
メッセージ性はある
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.6

心や身の回りのことに重きを置いて水墨画を描いた作品。
序盤中盤までは良かったけど、終盤の演出が囃し立てすぎな感もあって合わなかったです。
根底にあるものは一貫していたので悪くはなかった。
役者陣は良か
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.8

キャッチーな設定と抜群のアクション。B級感あるけどきちんとしててベタに面白かった。

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