siさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.0

実際に時間をかけて撮ったものだと言っていたが、ドキュメンタリー感はあまりなく、映画らしかった。
いちばんはじめの、自分勝手だった父親がなんやかんや良いお父さんになっていくのが、歳をとるとはこういうもの
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ディセンダント(2015年製作の映画)

2.5

ディズニー映画にありがちな表現が詰め込まれている。こうやってりゃ受けるだろうという雰囲気。

何も考えずに観る分にはすごく良い映画。
オーロラ姫の娘が性悪過ぎて良いところがびっくりするほどなかった。

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.0

ジブリの絵柄ではあるが、内容は別物として観れば良かった気もする。

展開もわりと見え見えでワクワク感はあまりない。
結局のところ「夜間飛行」という花はなんなのかなと感じた。ゼベディおじさんがその花を知
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バーニー みんなが愛した殺人者(2011年製作の映画)

3.1

全体的にはしっとりとした雰囲気で、ふざけているのか本気でやっているのかわからないあたり、ブラックジョークというやつなのかもしれない。
ドキュメンタリーぽくバーニーに対する人々の評価をはさみつつ、物語が
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楽しいムーミン一家 ムーミン谷の彗星(1992年製作の映画)

4.8

背景の絵が多いうえに、美しい。細部までしっかりと描かれていて、観ていると疲れてくるレベル。
背景だけでなく、人物の動きや影のつけ方まですごい!ていねいできれい。

冒頭シーンとラストシーンが海のカット
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es [エス](2001年製作の映画)

3.2

アメリカのスタンフォード監獄実験をもとにした話。
主人公が持っているトラウマを知らずに、知らない人間が再現する、観ている人間だけがわかる嫌な感じで苦しくなってくる。

キヨスクのおじさんがあまりにもか
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ハートの問題(2009年製作の映画)

3.0

何年か前に観たが、心筋梗塞かもしれない!と言っている主人公がちゃんと取り合ってもらえなかったシーンと、イタリア人は本当に女性ならば誰でも口説くのがマナーなんだな、ということだけが印象に残っている映画。

少年と自転車(2011年製作の映画)

3.3

ビジュアルに惹かれて観たが、少年の行動にいちいちハラハラしてしまう。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.1

タージオがとにかく美しい。
主人公が執着してしまうのもわかる。

モンスター上司(2011年製作の映画)

3.0

パワハラ、モラハラ、ドラ息子…
どれにしても、上司の悪い側面だけしか見せていないので、スッキリと観られる。

下ネタ、口が悪いシーンは結構多い。
キャラクターの個性がしっかりとあって、それが話の流れに
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劇場版 ポケットモンスター 結晶塔の帝王(2000年製作の映画)

3.5

なぜミーちゃんの父親はアンノーンに神かくしされたのかがイマイチ謎。
リザードンの作画が生々しくって良い。

「たとえまちがいでも、私はあの子の願いを叶えてあげたい」という名言を聴くことができる。

ブリガドーン(1954年製作の映画)

1.7

巴里のアメリカ人の良かったものを、そのまま流用してきたような“みょうな慣れ”感が鼻につくというか、またこれかとげんなりしてしまった。

主人公はよくても、その友人の報われなさになぜこの展開を入れた?と
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デルス・ウザーラ(1975年製作の映画)

3.6

画面がきれい。長回しが多いせいか、ややだれてしまうところがある。

アルセーニエフがデルスのことを尊敬し、信頼している様子がていねいに描かれているので、ラストシーンをあっさりと描いているにもかかわらず
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戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)

4.0

モンタージュ理論が効果的に使われている名作。
とくにオデッサ階段虐殺のシーンは目が離せなくなるほどの迫力がある。

アルゼンチンババア(2007年製作の映画)

1.5

映像はきれいだし、わかりやすいが、ココリコの田中以外に人の気持ちを考えられる人間がほぼでてこないので、胸くそ悪いシーンが多い。

アルゼンチンババアという題名のわりには彼女の出番は少ないし「なにか大切
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ペルシャ猫を誰も知らない(2009年製作の映画)

5.0

非常に良かった。
キャラクター性はわかりやすく、ストーリーもイランという、芸術や音楽が規制されている背景があるからこそのもので、見応えがある。

全編を通してカメラが少しふわふわしていてかわいらしい。
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ヘイフラワーとキルトシュー(2002年製作の映画)

3.0

キャラクター、インテリア、映像共にすべておしゃれでかわいらしい。
ストーリーも嫌いではないが、個人的に家族間の感情面がリアルで苦手だった。

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