おたにさんの映画レビュー・感想・評価

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ミツバチと私(2023年製作の映画)

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目黒シネマにてaftersunと2本立てで鑑賞。
2作品とも重くて病みそうなので落ち着いたら感想書く。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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22にして時の流れが本気で嫌になってしまう作品でした
必ずもう一回観る

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.5

辛い。
自分も「手続き」とか「書類」とか苦手だから完全にダニエル派。法律とか制度とか色々難しすぎる。ネットで簡単!とか言いながら説明が足りず電話しても出なかったり「担当じゃないので」とか言い出したり。
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プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.2

最悪で最高。
オープニングからテーマソングが素晴らしい。そしてずっとゾンビ。ずっと銃。
バーベキュー爺ちゃん好き。
フィルム紛失して場面終わらせる演出上手すぎる。
食事中に見なきゃよかった。

デスプ
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.3

思春期くらいの子供たちが少し背伸びして冒険に出たり恋愛をしたり。自然の中で自立して心を通わしていく感じ好き。キャンプ行きたくなった。

ウェスアンダーソンの中で1番楽しめた。ストーリーに一貫性があって
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.1

題名とジャケットに惹かれて観た珍しいパターン。
その期待を裏切るどころか超えてくる映像美だった。特に異彩を放っていたのが紫とピンク。夏休みの青空とマッチしまくり。
出てくる食べ物も全部絵になる。

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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.6

己の信念は曲げずに他者の信念を動かす。
反対されても馬鹿にされても「人を殺すのではなく助けたい」という一心を貫き通し、多くの命を救う。かっこよすぎるデズモンド。

そして、戦争の銃撃戦をこんなにもリア
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

3.6

少女の暴れ狂いようが最高。
もっと狂ってくれと思ってた自分もいた。

LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

3.5

ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルースウィリスの存在感。
それまでに何度も窮地を潜り抜けてきたのに他に方法なかったんか!!と思ってしまった。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.7

日本の街並みの一風変わった美しさを映しつつ、そこに転がるあらゆる文化が面白可笑しく描かれる。
言葉の壁があることで人間同士の意思疎通の難しさが直接的に表現されているが、主人公2人の結婚相手との関係もそ
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ソウ(2004年製作の映画)

4.4

誰も予想のつかないラスト。
オチのオチのさらにオチ。こんなオチなに食べて生きてたら思いつくんだろう。って思ってたら脚本アダム役なの!?
とにかく伏線回収全フリな映画で爽快だった。

シリーズ全部観たい
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.8

騙し合い。
タランティーノ特有のパンチは少ないが、オシャレで話も面白い。

一連の出来事を各々の視点から順番に見せる演出たまにあるけど最高。
そして登場人物全員に華がある。全員好きになる。
音楽も良い
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.4

しっかりホラー。
気色悪すぎて笑った。本当にキショい。
出産シーン、映画史に残るレベル。

ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.7

どうしようもない両親。
可哀想だけどしっかりしてる息子。
その対比でそれぞれの特徴がより際立つ。
1mmも幸せな気持ちにならなかった。

ある程度大人になると世の中のいざこざに意見を言ったりスルーした
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.5

設定でまず面白い。
もしリアルにこのシステムがあったら本当に犯罪率0%達成されるのだろうか。プリコグに打ち勝とうとして本気で「バレない殺し方」を考える輩が出てきそう。

そして、主人公が殺人を犯す未来
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

4.0

一歩も引かないテッドバンディ。
実際に何十人も殺害していたにも関わらずリズには愛を伝え続け、キャロルと婚約し、余裕の表情で裁判に臨む姿からして、カリスマ性は本当のものだったのだと思う。
そういった彼の
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.7

タランティーノ監督デビュー作。
すでにタランティーノ節は全開。
若いティムロスかっこよい。
寝不足すぎて寝てしまったので必ずもう一回観て再レビューします。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.9

会話。会話。会話。
翻訳の文字だけでもオシャレが伝わってくるのだから、つくづく英語をネイティブで話せる世界線に生まれたかったと思う。
別に長回しに拘ってるわけでもないところがタランティーノの好きなとこ
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.3

家族の過去と未来に出会い色々なことを学んでいくという題材自体は良かった。親からのお世話を妹に奪われ自分が愛されているのか分からなくなる兄という構造も、意外と新鮮だった。
しかし、細田守作品だから期待値
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

4.2

最高。泥と血にまみれたユマサーマンしか勝たない。鼻高すぎん。
女同士の斬り合いテンション上がる。
前回より刀の出番は減ったけど日本らしさ残ってて嬉しい。

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.8

ここまで「別れ」に焦点を当てそこに至る過程を真っ向に見せつけてくる映画も珍しい。
付き合い結婚するまでの一番幸せな期間と別れる寸前の険悪な期間が交互に映し出されることで感情のコントロールが難しい。
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X エックス(2022年製作の映画)

4.1

ポルノ×ホラー。

じいちゃんばあちゃんが気色悪すぎて最高。
サイコとかシャイニングのオマージュ(おそらく)があってテンション上がる。

前日譚も観たい!

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.9

細田守作品順番に観ていってるけど絵のクオリティが毎回上がってて面白い。

内容は普通だけど心打たれる瞬間がたくさん。
熊徹と九太の関係性。自分の心にも強い剣が欲しい。
練習に明け暮れるシーン、ありがち
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

ノスタルジック。
少し変わった家族の少し変わった生活。

大きな展開はなくとも、一人一人が愛らしく好きになる。
ギルバートの人間性、人類全員が見習うべき。お世辞にも満足とは言えない生活の中、他人のため
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.3

セリフがとにかく少ない。
長回しがとにかく多い。

幸せな日常から突然Cがいない場面に移り変わり、C側M側双方の切なさは伝わったが、正直2人の目的が分からないまま。
メンヘラが姿が見えないことを利用し
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.7

エルファニングの透明感が限界突破してる。彼女が父親と楽しそうにしているだけでこの映画の存在意義がある。
おしゃれなカットも多く映像は素敵。

主人公ジョニーが常に虚無。原因がなにかは分からないけど、明
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.7

子供なんか育てたことないのに、花に感情移入しっぱなしの2時間でした。

子供を育てる難しさ。
実際にも何をしでかすか分からない子供たちの子育ては本当に難しいのだろうけど、オオカミになってしまうギミック
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.8

正直あまり理解できなかった。
父親がゲイであり癌で闘病していることがオリヴァー自身の恋愛にどう影響しているのか。「愛に貪欲」であるということ??
自分にもう少し向き合おうとは思わせてくれた。

上質な
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.3

大人への階段。「思春期」を感じた。

新しくかつ危険なことに足を踏み入れ不器用ながらも体験していく過程、そして田舎の不良や認められる自分がカッコいいと思ってしまう痛さが思春期。
汚い言葉もスケボもパー
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.1

本当に2009年のアニメ!?
映像もテーマも最先端。ネットリテラシーの教科書のような映画。原点。

大家族の賑やかさに懐かしさを感じる。毎年年末年始に両親の実家で大勢で集まっていた小学生時代を思い出し
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.8

A24らしい、白人×アジア人のある意味複雑な関係性を捉えた斬新なラブストーリー。
明確な形で表せない人同士の隔たりや繋がりを、NYと韓国という物理的な距離、国籍で表現するのは賛否はありそうだが秀逸。
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.6

青春×タイムリープ。
高校生っていいなあ。

何気ない会話と作品のクレジットを交互に映すオープニングめちゃ好き。

ルーム(2015年製作の映画)

4.6

普通の人間は物心つく前に「世界」を理解してしまう。ただでさえ好奇心旺盛な子供が、素直な感情を言葉で吐露しながら世界を知っていく過程が感動。
5年間母親としか話していない中外の世界に放り投げ出された上ミ
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.8

ララランドのデイミアンチャゼル監督が影響を受けたらしい本作。
話の捻りはないが、ただただ切ない。
それぞれの人生。それぞれの幸せ。
それにしても手紙出せなかったんかな。

街並みや建物がカラフルでめち
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

ぶっ飛んでて最高。
監督はヴィーガンに特別恨みでもあるのか、、、?

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