じゅせさんの映画レビュー・感想・評価

じゅせ

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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.5

恋愛の美しい曲面は、残酷さとか地味さの上に成り立ってるということを分からせる作品。この映画が分からない(評価できないという意味ではなく、感情移入できない)人は羨ましい。

君の名は。(2016年製作の映画)

3.9

今はもう名前も思い出せない、けど確かにどこかで巡り会った誰か。気付かぬうちに、あるいはもう忘れただけかもしれないけど、互いの人生に干渉し、時には大きく運命を変えてしまっていたかもしれない。そんなことを>>続きを読む

紅の豚(1992年製作の映画)

4.4

自分が人か豚かなんて、自由に空を飛ぶ彼にとってはどうでもいいこと。飛行艇乗りのような溌剌とした心を持った人が今どれだけいるだろうかと宮崎駿が語りかけてくる。自由ではあるがやもすると”飛べねぇただの人”>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.2

消えない寂しさは、忘れているだけで確かに存在していた記憶があることを思い出すだけで、少しだけ紛れたりする。千尋とハクの邂逅のような奇跡を願って今日も人は神頼みをする。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.1

大切な人の命と、祖国の平和を引き換えにしてまで叶えたかった夢がある。人生で最も創造的な10年において、それほどまでに傾倒できる何かを僕は見つけることができるだろうか。

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.1

ドンデン返しなんでもアリすぎたけど、前作のダー子の発言が今作に繋がってるのとなんか楽しげ感と髭男でここまで観終わった後心地いいのはもはや芸術。

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

4.9

映画自体の評価は2.9くらい。途中からゾンビ映画になるし、中村倫也全然出てこないし、グロいのかグロくないのか分からない絶妙な演出だし、終わり方意味不明だし。でも、「再生」されるあの日の景色は私の青春そ>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.8

思い出補正込みで完璧すぎる。ドンデン返しでどうにかなってるだけなのにここまで面白いのおかしい。最後のPretender聴くために見てるまである。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.0

クラリスが美人すぎる。猟奇性に溢れた犯人だが結末はシンプル。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.3

When the dinosaurs ruled the earthの垂れ幕が降りてくるところカッコ良すぎて草。