このレビューはネタバレを含みます
変わり映えのしない日常にドラマを見た。
翻って、自分のつまらない日常もドラマなのであると思わされた。
決して変わらないことなどなくて、小さくとも変化はある。
そんな人生が尊く、そして悲しかった。
大し>>続きを読む
撮影の仕方やお芝居のテンション、描いてるものなどどれも好みだったが、テンポだけたるく感じてしまった。
杉咲花さんの時に脆く、時に恐ろしい芝居最高でした。ドキュメントっぽいカメラワークもよかった。
前半少したるく感じたけど、気迫がすごい。森監督だなーと。瑛太さんのセリフよかった。
どこかにありそうなストーリー、でもその厚みがすごい。
地獄の先の地獄を見せられる。
それでいてとても美しいものを見せられる。
構成めっちゃいいし、キャラ全員愛おしい。力の無さに絶望して、テクニックにあぐらかいて、若かりし時を重ね、色んな想いが詰め込まれたクライマックスのパフォーマンス響きました。
うっとうしく思ってたって、いざ死んじゃって二度と会えないとなると、
もう一回話してーなって、話すこともそんなないかもしれないけど思っちまうんだよな。
映画自体は前半の展開は良かったけど後半少し失速した>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃ良かった。
まず悪いやつがいないが、すれ違って上手くいかなくて、人生ってそう楽じゃないようなって思わせつつ、
その苦しさの向こうにある愛というか、なにか煌びやかな人生の希望的側面を描いてく>>続きを読む