いたみさんの映画レビュー・感想・評価

いたみ

いたみ

  • List view
  • Grid view

ウィッシュ(2023年製作の映画)

-

スターの動きがガチ可愛過ぎて愛しかった。
にしても、歌8割の物語2割で、物語の方を重視していたため消化不良。単純すぎるストーリーだけど、私は対象でなかったんだな。
ディズニー作品のオマージュをしたかっ
>>続きを読む

遊び(1971年製作の映画)

-

特段言うことのない映画ではあるんだけれども、ただただこんなに私個人に刺さる性格の男の子を映画で見たことがなくて良かった。特に映画館でのシーン、ああいうもじもじしたヤンキーが少し好き。

しびれくらげ(1970年製作の映画)

-

渥美マリの演技がどうも苦手でダメだった……。
「愛してる   愛してるわ   愛してる」みたいな、常に行間揃え18ptでこうもはっきり喋られると興が乗らない。
演技なのか性格なのか、常にプライド高そう
>>続きを読む

盲獣(1969年製作の映画)

-

増村という非凡なショットの天才と、乱歩という非凡な奇怪小説の天才がかけ合わさった結果、かなり凡な作品になってしまったなあ、という印象……
増村見るぞと思ってみなければ、セットも凝っていて面白いのは分か
>>続きを読む

心をつむいで(2018年製作の映画)

-

名誉男性に関する短編。
倫理観ほっといて見ると、毛糸と絡めたギャグが結構うまくて、なるほどなーと関心。
しかし、そもそも女性と毛糸を結ぶというのがずっと頭のどこかに絡まって、モヤモヤ。
あえてのステレ
>>続きを読む

妻二人(1967年製作の映画)

-

おっもしれ〜〜〜!あー。すばらし。
これに低評価ってマジ?と思ったら、ほぼ高橋幸治の演技に対することだった。増村保造と若尾文子のことしか見てないせいで気にならなかった。
とにかく、出来うる限り全ての人
>>続きを読む

チャイム(2024年製作の映画)

-

面白かった〜!
相変わらず主人公は意味不明な仕事(料理人、は分かるんだけど、料理教室で教えるにしては意味不明すぎる料理…)をしている。
ライティング、動線、あくまで不穏な“だけ”の世界。
俳優陣も素晴
>>続きを読む

華岡青洲の妻(1967年製作の映画)

-

かなり面白かったし華岡青洲自体も凄まじいので、もっと知られても良い、と感じたけれど、アニマルライツブチギレ案件なので難しいか……。

刺青(1966年製作の映画)

-

女にめちゃくちゃ暴力ふるう男だから別れて正解!付き合う前に気づかないの?という人にはこれ見せたらいい!お前のためお前のためって人まで殺す弱くて献身的な男ほど、女を殴る!

陸軍中野学校(1966年製作の映画)

5.0

はちゃめちゃ面白い……
世のスパイ映画って大抵、完璧超人スパイ主人公が既に出来上がってからスタートするから、こうやって素質ある若者がガチガチに教育されて一人前になるまでを描くのが中々なくてまずそこが面
>>続きを読む

耳をすませば(2022年製作の映画)

1.0

金ロー鑑賞。
マジで最悪!!最低なことしてくれた!!
ジブリ作品というのは、島国日本のこの風土で生まれ育った人間誰しもに存在する記憶、思い出や風景(実際には無くてもなんかあった気がするそれら)を、「そ
>>続きを読む

赤い天使(1966年製作の映画)

-

やっぱり戦争世代の作る戦争映画に、我々が勝てるわけないんだよなあー!凄まじい。語る言葉を持たない。語る言葉を持たなくしてくれてありがとうございました。
昨日、『映像の世紀』で東京裁判の回見たから…たく
>>続きを読む

兵隊やくざ(1965年製作の映画)

-

さいっこう〜!
先日は女を魅了する若尾文子を見たが(卍)、男を魅了する勝新!本当にカリスマ性とはこういうことなんだなあ。可愛くてカラッとしていて素晴らしいキャラクター。
もちろん卍と違って性的なことは
>>続きを読む

卍 まんじ(1964年製作の映画)

-

あややが本当に、ファム・ファタールとして完璧すぎる。こんな目で特別だなんて言われたら、そらあ女だろうが男だろうがBだろうがTだろうが関係ないよ。
あややがお脱ぎになるシーン、顔と肌が同時に映らないんだ
>>続きを読む

黒の超特急(1964年製作の映画)

-

かなり面白かった。構図完璧で整えつつ、破天荒な脚本。ずっとハラハラしたし、全員が基本は悪いやつで良かった。

黒の報告書(1963年製作の映画)

-

ラストが単純、と言われているけれど、この解釈で行くと単純じゃない。どっちなんだ……?穿った見方すぎるのか……?
「また信じてしまいそう」と、彼の表情…。
しかしこんな結末とは思わず、すごくハラハラして
>>続きを読む

爛(ただれ)(1962年製作の映画)

-

クソクズ男の最悪浮気譚で胸糞は悪いんだけど、切れ味鋭いセリフが素晴らしかった。
浮気相手の女に対して「どうしても嫌だったら舌でも噛み切って死んだら良いじゃないの」すさまじい〜〜!

Winny(2023年製作の映画)

-

金子勇という天才、東出昌大の快演、そしてWinny事件という史実がはちゃめちゃに凄すぎて面白いんだけど、映画としてはくそじゃない???編集がとても良くないと感じた。
Winny開発〜死去までを2時間に
>>続きを読む

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

-

こりゃあ良いねと思える演出と、マジで何?と思う演出が混在してて困った。幻中井貴一要らないよ。でもベタではあるけどショットの繋ぎ目は上手い。
お話も、胸糞悪いし東野圭吾を恨みもしたけど、面白い。
中井貴
>>続きを読む

この子は邪悪(2022年製作の映画)

1.5

あんまり客を舐めるなよ……という気持ちになってしまった……
ドゥン?!ってやつやめろ!映像演出で恐怖作りきれなかったからって!ビックリ系すな!ズルいゾ!
一番ずるかったのは、繭子(病室のすがた)にも”
>>続きを読む

黒の試走車(テストカー)(1962年製作の映画)

-

タイトルがコナンみたいなのと、タイトルバックがかなりかっこいー。
あとは、やっぱり増村作品としては既にある企業戦争もの『巨人と玩具』と比較してしまう。『巨人と玩具』の方がエンタメで面白いし、ワクワクす
>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

-

『キャプテン・マーベル』の続編というよりも、はっきりと『ミズ・マーベル』の続編という印象を受けた。それは、ノリの部分であり、濃度の部分であり、思想の部分であり。
完全無欠トップヒーローであったマーベル
>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

-

中学生たち演技うますぎる〜〜かんわいい〜〜!
無理のない実写への落とし込み。和山やまと山下敦弘、相性いい。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

2.0

なんでそんな改変したの?!?!大を信じてないの?!?!?!??!そんなんじゃ大が海外行けないだろ!!!!!!!Explorer 9巻が成立しないだろ!!まじ?!?!


宮本大の壮大な人生を描いた未完
>>続きを読む

妻は告白する(1961年製作の映画)

-

凄く良かった。ラストショット、本当にお見事。
結局、夫のザイルを切った、妻のザイルを切る話。そこに何の思惑や葛藤があろうと、人を殺してしまった、と言うこと。

好色一代男(1961年製作の映画)

-

この映画、ジャンル:ホラーなんだ、と驚いたけれど、たしかにまあ、ホラーだよね、特に女にとっては。お江戸は平和で良かったなどという謎論調もあるけれど、やっぱり女にとっちゃ地獄だね。
雷さま、ほんと可愛い
>>続きを読む

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

-

消失的情人節→消失的人→消失的情節の言葉遊びは、台湾語ならではでかなり面白い。
日本リメイクを見たので、こちらも見てみた。日本リメイクよりも、切なさといじらしさあふれる感動寄りの作品。
そもそも、せっ
>>続きを読む

1秒先の彼(2023年製作の映画)

-

監督も脚本も好きな人だから楽しみにしてた。
ハジメパートはだいぶ好めない流れ、好きになれそうにないキャラクターばかりでこれは…と思ってたんだけど、レイカパートでグッときた。細かくてしょーもない強引な理
>>続きを読む

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

-

素敵!体調悪い時に優しい映画を見たくて見たけど、サイケデリックさは貧血誘発する!クラクラしたぜ!

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

-

北村、飯尾が素晴らしい。
ラストの演出とか、細々とした「なにを強調してなにを流すか」の感覚が個人的に逆だな、と感じてしまう。誰がどの罪状でどうかを丁寧に決定づける必要はない。
しかしまあ、面白いですよ
>>続きを読む

からっ風野郎(1960年製作の映画)

-

三島由紀夫が古今東西大酷評だったので思い切りハードルを下げて見たら、そこまでひどくはないんじゃないかしら?と思ってたんだけど、ラストシーンが相当に酷くて、申し訳ないけど三島さん、こりゃダメだね、と思っ>>続きを読む

女経(じょきょう)(1960年製作の映画)

-

増村目当てで見たけど、市川崑のがとても良かった。まあ全部良かったんだけど!みんな可愛くて愛しい。
あやや、すれっからしにしては可愛すぎるくらいだよ。でも中身は今のパパ活や風俗嬢と変わらないのかもね。

>|