ちょこじろーさんの映画レビュー・感想・評価

ちょこじろー

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天使と悪魔(2009年製作の映画)

4.8

カトリック・バロック美術が大好きだから、ベルニーニ作 聖テレジアの法悦を寄りの綺麗な映像で観ることができてうれしい 写真集で観るよりも光背がぎらぎらと輝いていて、眼に麗しかった
バチカン市内の教会建
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

砂漠の民と共に生きるポールの表情は凛々しく引き締まり、フレメンの指導者としての風格を身につけはじめていた
Water of Lifeを飲んで覚醒した瞬間、全てを悟った瞳の底知れない昏い輝き!
ティモシ
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軽蔑 60周年4Kレストア版(1963年製作の映画)

4.5

ゴダールは直接的すぎる下品なアメリカ男が苦手なんだろうな、わかる
今朝までは愛してたのに、相手の些細な行動ひとつで二度と愛せなくなる気持ちもわかる
助監督役でカメオ出演しているゴダール、華奢で身のこ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.8

私の身体も、思考も、わたしのものであって貴方の所有物ではない
大人の身体で産まれた無垢なアリスが世界を冒険して聡明に成長してゆく物語
鶏犬のビジュ好き
ラストシーン、お友達とティータイムしながら満足気
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

4.0

咀嚼する口元のカットが執拗に挿入される
シュヴァンクマイエルが撮る対象物は全部ぬらぬらして性的で気持ち悪くておがくずとほこりの匂いがしそうだ

Winter boy(2022年製作の映画)

4.5

主人公の独白シーンが演技じゃないみたいに自然だった
兄との微妙な関係、思春期の衝動性が丁寧に描かれた好感が持てる作品

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

4.5

衣装、音楽 とにかく格好良かった
目が覚めるような赤のコートの美しさ
ものすごく楽しみにして行ったのにたぶん半分くらい寝落ちしてたから、DVDになったらもう1回観たい

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

3.5

イマジナリーフレンドを題材にしてくれたのは嬉しいけど、悪役の過去が全く描かれていなくてあまり入り込めなかったしストーリーが分かりにくいところがあった
心くんの演技とアニメーションは素晴らしかったです

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

5.0

思っていたよりミュージカル要素が強かった!!
どんな人にもおすすめできる幸福な映画
ティモシーシャラメのやさしい歌声が超ハッピー
偏屈になる前の純粋なウォンカ IMAXで観れてよかった〜
ローワン・ア
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私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?(2022年製作の映画)

4.3

なんてかわいいイザベル・ユペール!緑の眼鏡似合ってた
犯人まだ捕まってないんだなぁ
ビジネスの世界でのし上がるにはある程度感情を捨て去らなければならない

ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.5

実話ベースだけど、ほんとうにあんな勘で王の居所を突き止めたのかが謎

ルージュ(1987年製作の映画)

3.5

色気は美しい仕草から滲み出る
足音のない女性

街をぶっ飛ばせ(1968年製作の映画)

5.0

投げやりでどうにでもなれって感じの鼻歌 あ、この娘は自殺するんだろうなと思った 感情の波とかどうしようもなく暴れたくなる衝動がすごくリアルだった

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

5.0

途中まではなんなんだろうこれ…ってあんまりハマる気がしなかったけど最後まで頑張って本当によかった
終わり方フェリーニみたいでとても好きだ
トランペットの気の抜けた音色が段々心地よく感じてくる おさるの
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イノセント(1975年製作の映画)

3.9

息が詰まりそうなほど完璧に配置された家具や調度品を堪能する映画 ストーリーはありきたり
貴族の退屈なパーティー 深紅の壁紙に囲まれて生活していたら気が狂ってしまいそうだ

WASABI(2001年製作の映画)

3.8

最後あっさり終わっちゃった感あるな〜
日本人みんな当たり前のようにフランス語喋ってるのかわいかった

私がやりました(2023年製作の映画)

4.5

イザベル・ユペール目当て!
深紅のリップにレースの手袋が本当に似合う
イザベルのヒール履いてるときの歩き方も好き 髪の毛を直す仕草やバッグから物を取り出すときの雑なんだけど終始エレガントな動作も好き
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マスク(1994年製作の映画)

3.6

マスクのダンスシーンがきらきらで格好良かった〜💃
重たい映画やだなってときにちょうど良い作品でした

テス(1979年製作の映画)

3.8

深紅のドレスがとても美しかった
抜きん出た美貌を持つと、周囲から勝手に期待されて失望されるからつらいだろうな

パパラッツィ(1963年製作の映画)

3.8

カメラマンなのにちゃんとジャケットにネクタイ締めて岩場のぼっちゃう時代!役者じゃないのにばしっと決まってて格好良いなあ
パパラッチを追い払うゴダールが可愛かった

アデュー・フィリピーヌ 2Kレストア(1962年製作の映画)

3.4

ヌーヴェルヴァーグ大好きだけどこれはあんまり刺さらなかった フランス人、わりと絶望的な状況でも乾いた底抜けの明るさで乗り切っちゃうこと多いから尊敬する

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

3.8

恋する惑星よりこっちの方が好き!
ウォン・カーウァイは線の細い女性がすきなんだろうな
ぼんやり緑色にひかる蛍光灯

ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

4.5

かたつむりおばさんとマグロ🐟優しかった〜
美術が素晴らしかった
ダークな雰囲気かと思ってたけど最後はほっこりで良かった

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.5

期待してたほどワクワクしなかった
劇場で観てたら違ったのかな

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.7

ストーリーはあんまりハマらなかった
劇伴クールでめちゃ好き スケルトンなiMacが動作してるとこ観れてよかった

ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)(2022年製作の映画)

5.0

映画を前衛芸術に高めたゴダール!
理解は必要ない、解のみが存在する
ゴダール以前には絵画や詩のような手法で撮影された映画は存在しなかった
ほそっこい体にハンガーみたいにスーツをひっかけて歩いてるの大好
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.8

若い頃のジョニデ、顔も声もかわいすぎる
ママみたいに優しさと大切なものを守れる強さを兼ね備えたひとになれたら、私もいつかお母さんになってもいいかもと思った
ティモシーシャラメがふたりの息子設定のCMも
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.8

ニックの語りは原作の地の文だと思うのだけど、美しくて入り込んじゃった 原作、序盤だけ読んでそのままだから再読したい
ディカプリオの瞳の吸引力というか、どんな不条理も自分の信念のもとにひれ伏させる視線の
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ピアニストを撃て(1960年製作の映画)

3.5

『女は女である』の台詞で気になったので観た
あんまり集中できなかったな、、

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.5

テンポ良く観やすくまとまっていた
偉業を成し遂げたチューリング、生きている間に表彰されてほしかった
同性愛治療で強制的にホルモン剤投与なんてひどすぎる、、

中国女(1967年製作の映画)

4.0

中盤までしか意識なくて、後日もう一度観ようと思ったら配信終わってた…どこかでもっかい配信してください
煙草くわえて延々と小難しいこと言ってるジャンピエールレオ好き
アーバンギャルドのエクリチュールア
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