森美術館に展示されてそうな現代アート映像。
確かに面白かったのだけれど、終始何を見させられているんだろう、という気持ちになった。
ギリシャ神話のオルフェウスを女性に見立てての映像らしい。
合成や字幕、>>続きを読む
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心がヒリヒリと騒つくような傑作。
憤怒、憎悪、悲哀など、負の感情を交えつつ、権力に対して立ち向かう姿勢が凄かった。
政治権力、移民、国籍など、様々な視点から考察されそうな作品。
移民の団地を追い出さ>>続きを読む
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時系列がバラバラで、最近の作品で言えば、『怪物』のような、『悪なき殺人』のような、古くは『パルプ・フィクション』のような、『羅生門』のような…。
トニー・レオンとワン・イーボーの対決するアクションシ>>続きを読む
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ホウ・シャオシェンのドキュメンタリー映画。監督本人や脚本家の朱天文、台湾ニューシネマについてのスタッフの証言を元に映画が進んでいく。
台湾の田舎の方の景色もキレイでビックリした。最後の最後で、監督自>>続きを読む
物語があらぬ方向に脱線していって、最後の最後でキレイなオチで終わるのが良かった。
オゾン監督自身が尊敬してやまないファスビンダー監督の作品を大胆にリメイクした作品。『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』は、演劇みたいに一つの部屋で、話の展開が為されてたが、この作品は設定上、少し違ってい>>続きを読む
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魂を揺さぶり、静かに心を抉る、間違いのない傑作。
オープニングのフォントは、「ゴダールのオマージュっぽいな」と思いつつも、上空と樹々の枝を映し出すのは、息を呑んだ。
あと、公民館でグランピング施設を>>続きを読む
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何回観ても素晴らしいと思える傑作。
今まで観た映画の中で、これほど人生を凝縮したような作品は無い気がする。
そして、全体的に青くてキレイ。
熱海のつるやホテルでNJが煙草を吸うシーン、早朝の熱海で波>>続きを読む
レイトショーにて鑑賞。
なかなか複雑な事情と時間軸が絡み合って、疲れている自分には、やや内容が入って来なかった(幸い寝なかったのが救い)。
共産主義、権力闘争、栄光と挫折、罪の意識、抗うことの出来>>続きを読む
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序盤、少し微睡みながら、観てしまったところもあったが、中盤辺りで惹きこまれてしまった。
白人が営むコーヒー農園と黒人の奴隷化を題材にした感じが考えさせられた。
息子が追い剥ぎに遭ったり、息子が変貌し>>続きを読む
ファスビンダーの伝記映画。
うろ覚えだが、ファスビンダーの人生を追うことが出来て、嬉しかった。