かぼちゃおばけさんの映画レビュー・感想・評価

かぼちゃおばけ

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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.0

『金は返せばいいってもんじゃないんだよ』

倍返し理論炸裂。安倍サダヲは相変わらず安倍サダヲだけど、いい味出てるねー。痛快だねー。金融業界が舞台だけど、「半沢直樹」ほど小難しくなくサラッと観れます。ベ
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決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

2.5

『よぉ見とけ、赤穂の浪人どもがすることを』

銭勘定のひとネタのために全てをかけた映画。にしては長いわ‼︎ 途中で飽きてしまいました。
ナイナイ岡村がわりといい味出してます。赤穂浪士の討ち入りの話なの
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市子(2023年製作の映画)

3.0

『長谷川さん、この女性、誰なんでしょう?』

「ある男」に続いて「ある女」を鑑賞。うって変わって闇の深い物語で、どんよりなんですが、市子の友人を通じて市子の過去が明らかになっていく展開は意外とよかった
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ある男(2022年製作の映画)

4.5

『じゃあ、この人はだれなんですか?』

死んだ夫は誰なんですか? よくあるプロットですが、最後まで引き込まれて観てしまいました。派手な真実はないけれど、ある男の人生がじっくりと掘り下げて描かれてて、ま
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バトル・ロワイアル II〜鎮魂歌(レクイエム)〜(2003年製作の映画)

1.5

『銃を向けたら撃て。生き残るというのはこういうことだ』

あれだけ人殺しを嫌がっていた七原がテロ組織作って大量虐殺。その目的がはっきりしないまま話が進むので、いったい何がしたいんだ?という疑問が終始つ
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.5

『あたしの全存在をかけて、あんたを否定してあげる‼︎』

これはまさに殺しのデパートやぁ‼︎ ってなわけです。今でこそデスゲームをテーマにした映画がたくさん作られて、ありふれてしまいましたが、この映画
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

2.5

『話したって人はひとりでしょ?』

耳が聴こえないボクサーの日常が淡々と進んでいく。耳が聞こえる聞こえないというより、ボクシングに対する葛藤が描かれてるんだと思うけど、正直、何に悩んでいるのかわかんな
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.0

『ないのか?どうしようもないけど、どうにかなってくれっていうこと』

やっぱり藤原竜也である。こういう役をやらしたら右に出る者はいないよね。ちょっと見飽きた感はあるけど。
真実なのか、フィクションなの
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アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

2.0

『誰にも秘密はある』

年齢を重ねてもアン・ハサウェイはやっぱり魅力的。この映画が言いたいのはそういうことで、それには大いに同意です。でも、それ以外には特に響くものがなく、最後まで大きな盛り上がりもな
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

『助けないなら私たちも人間じゃない』

美しい愛の物語。イライザとハンギョドンが抱き合うシーンの美しさよ。
異種族間では当然、常識や価値観の相違があり、ある種族では犯罪であることが、ある種族では神に捧
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ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

4.0

『自分で決めること。そうすればどんな結果になっても後悔はしないものよ』

出会い、成長、そして旅立ち。オールウェイ三部作は日本人の、日本という国の半生を描いてくれています。山崎貴監督はとかくVFXがど
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ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)

4.0

『ろくちゃん、夕日が目に染みるね』

終盤、泣かせどころ満載でマジ目に染みました。続編なのでエモさは薄いですが、そこはキチンとストーリーで魅せる方向にシフトされてるし、丁寧な作り込みも健在で、日本映画
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.0

『聞いた?来るらしいよ。今日、桐島』

「きりしまぁ〜‼︎」
なんだか一緒に叫びたくなる感じ。
ただ部活辞めただけでこれだけ人を振り回す桐島って何者?登場人物それぞれの青春を繋いで繋いでオシャレなかん
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

4.5

『当たり前じゃないか。明日だって明後日だって10年先だって、ずーっと夕日はキレイだよ』

エモい。この映画公開時はもちろんそんな言葉はなかったけど、この映画ほどこの言葉がしっくりくる映画はないですね。
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.0

『やったか?』
『仕留めたか?』
『やったのか?』

だから、それは言っちゃいけないって小学校で習いませんでした?
今回はマイナス1ということで、戦後の時代描写がキモなんですが、なんでか戦後に見えない
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名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)(2013年製作の映画)

3.0

『バカを言うんじゃない。子供がいたら足手まといになるだけだ』

護衛艦の中での殺人事件というかなり強引なシチュエーションだけど、そこはコナンクオリティー。力技でどうとでもしてくれます。最後にもひと盛り
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法廷遊戯(2023年製作の映画)

2.5

『殺人未遂の犯人が、なんでここにいるんだよぉ』

怖い人しか出てこない。主人公3人とも頭いいのに、やってることはそう見えなくて、誰にどう感情移入すればいいのかわかりませんでした。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

3.0

『終わらせよう、トム。始めた時と同様、二人で』

長い長い物語の終わりにしてはごくオーソドックスな展開でしたね。もっといろんな伏線回収があって、納得感が得られるとよかったんだけど。それでも、これでゆっ
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.0

『私は論理的なの。だから枝葉にとらわれず本筋が見える』

ハーマイオニーが「シン・仮面ライダー」のルリ子みたいなことを言いだした。って、こっちの方が先か。
ハリーとハーマイオニーのくっつきそうでくっつ
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.5

「やるしかないのじゃ。失敗は許されん。」

ダンブルドアの無茶振りがだんだんひどくなってきてる件。ダークシーンと恋愛シーンの振り幅が広くて、ちょとついてけないっすよ。それにしても、ハーマイオニー、あん
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

『扉を閉めて鍵をかける!やってみる‼︎』

そうたコッシーとダイジンがかわいくて、それだけでも飯が3杯食えます。
どこか(ジブリ)で観たシーンが満載なのはオマージュなんでしょうね。やたらとエモいです。
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

『裏切り者がいる。間違いない』

名優と名監督がいれば名作はできる。
無駄なシーンを全て削ぎ落として、無駄な雑談を代わりに詰め込むセンス。かなり昔の作品ですが、いつ観てもシビれます。出たがりなタランテ
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.0

『なまじ客観的な時間やら空間やら考えるさかいややこしいことになるんちゃいまっか?』

うる星ですが押井です。時間やら空間やら難しいことを言ってるようで、実はそうでもないような… 観終わったあと、結局
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

2.0

『ここでは私の言うことに絶対従え。出ていけと言ったら出ていけ。死ねと言ったら死ね』

原作は未読ですが、映画は序章感が半端なく、かなり消化不良。ツンデレ清霞もツンが控えめデレ多め。メメファンにはたまら
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

2.5

「父さん、母さん、お義父さん、お義母さん、あなたたちがライバルです」

前作は原作のエピソードを交えた最高にエモい作品でしたが、今作は少し感動にこだわりすぎたように感じました。どことなくこじつけ感が拭
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

3.0

『パーフェクトにならなくたっていい、これが僕だからだ!』

娘が展開をいちいち予想して、いちいち的中するので集中できませんでした。ドラえもんらしい展開が好印象。子供の頃からドラえもん観て育った世代なの
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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.0

『ロンの感情は茶さじ一杯分ね』

アバダケダブラ死の魔法〜♪
アンブリッジが延々とヘイトを集める回。不死鳥の騎士団にもう少しスポットを当てて欲しかった。この回要るのかな?

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.5

『大丈夫。絶対治る。絶対』

言葉に出すって大事です。自分にも他人にも暗示をかける。生きる力になる。
雄大な南国の風景と島国独特の雰囲気が好きでドラマ時代から観てました。無理にスケールを広げることなく
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.5

『殺してやろう。ハリー・ポッター。破滅させてやる』

つーいーにー、あの人が復活‼︎ ここからが本番だ!ハリー・ポッター‼︎
いやいや、無駄にテンションあがってしまいました。学園ものお決まりの他校交流
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.5

『君が両親と過ごした時間はとても短かった。だが、愛する人は決して離れず、いつもそばにいる』

ラスト30分の怒涛の伏線回収が気持ちいい。シリーズの中では一番のお気に入りかも。ハーマイオニー大活躍なので
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

3.5

『有名人らしく振る舞うから有名人なのだ。いいかね』

まだまだ「例のあの人」がおやすみモードなので、安心して観てられます。ズッコケ3人組がイキイキと動き回る序盤の作品は観てて楽しいのでいい。ユニバのハ
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.5

『ハリー、君が先に進まなきゃいけない。僕でも彼女でもなく、君だ』

ハリー・ポッターの世界観を堪能できる言わずと知れた名作ですが、ハリーの暴走ぶりと校長先生のエコ贔屓は少しいただけないんじゃないでしよ
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ブラックナイトパレード(2022年製作の映画)

3.0

『クリスマスだぞ。この子だけ一番欲しいものをもらえないなんて、絶対にイヤだ!』

橋本環奈、顔!顔‼︎
橋本環奈の顔芸か堪能できただけでも観たかいありです。原作のはちゃめちゃな世界観をよく再現してるな
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

2.5

『この街を変えるそれ以外は俺には意味がない』

刑事バットマン。バットマンの暗い雰囲気がサスペンスと合うんじゃないかと思って観ましたが、これじゃ、バットマン、ただのコスプレ野郎だよ。
ブルース・ウェイ
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.0

『吹かなかったら、斬首っっっ‼︎』

レビューが散々だったので観るのを避けていましたが、コントだと思って観れば案外面白い。出演者は無駄に豪華だし。
しかし、大泉洋とムロツヨシのコンビネーションには何者
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

『誰がどう言おうと、この世には善と悪しかない。その中間はない』

ポアロ、ヒゲスゲー!
灰色の小さな脳細胞って、聞いたことアル!
往年の名作ミステリーに触れ、いろいろな発見があって感無量です。原作知ら
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