Koichiroさんの映画レビュー・感想・評価

Koichiro

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トゥー・ウィークス・ノーティス(2002年製作の映画)

3.8

楽しいラブコメだ、好みだな。
環境保護、歴史的建造物保存を訴える、高学歴女性のルーシーが魅力的。それと対比されるジョージ・ウェイド(ヒュー・グラント)の振る舞いは、お馬鹿で救いようがない。
主義を貫く
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.2

おかわりして2回見てもいい映画。
ヒュー・ジャックマンかっこよすぎ、歌うますぎ。
エポニーヌのキャラクターイメージがもともと私にはなかったけど、今作で「大事な役どころやなぁ」としみじみ。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

映像賞を授賞した作品ってことでわくわくして鑑賞。映像は非常に迫力があって、朝から興奮した。

ゴジラの破壊力が段違いで凄まじかった。1950年代という時代設定は、原子力開発の化身としてのゴジラが際立つ
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.8

プロットがはっきりしてておもしろかった。
目が離せない音楽、ダンスの展開が楽しい。ジドラー役の眼力が強烈だった。
ニコール・キッドマン美しすぎ…。
(男の)嫉妬って重たくて大変だな、って感想。公爵はサ
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.7

ラスト15分の真実に胸が震える。
学んだことは、思いが届かない相手には、相手が眠っているときに愛の言葉を伝えるべし、ってことね。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.4

キングスマンのエージェントチーム誕生秘話。コンラッドくんのお話、わくわくするけど悲しい。キングスマンのシリーズのなかでは、一番「死」が重い作品ですね。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.3

物語全体はあんまり好みじゃなかったかな…。「後ろ戸」が開く条件がよく分からなかった。地震の起こった場所が忘れられるような状況になると、後ろ戸が開いてミミズが登場&地震再発、っていう流れなのかね。

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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.3

宗教のシンボルの話はおもしろかった。リーさんが奥深そうだったけど、意外と普通の欲をもった人間だったので、期待を裏切られた感がある。

クリプテックスを初めて知った。ダ・ヴィンチは偉大!天才!すごすぎ!

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

秀逸だった。散文しか書けない、思うままに適当に書く。

バイオリンが響き渡る音楽と、凄まじい爆発音、破壊的な映像の全てが強烈。
知的かつ倫理的にめちゃめちゃ心を揺すぶられた。自然科学系の大学院生は必見
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正欲(2023年製作の映画)

3.3

音と映像が意外にも単調だったので、満足はできず…。だけど、稲垣吾郎演じる寺井啓喜と、新垣結衣演じる桐生夏月がはまっていて楽しめた。
磯村勇斗は表情で語る俳優さんだな、というのを確認できた、よかった。
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

実話に基づいていて、医師が「どうにか正常の人間に戻そう」と奮闘するシーンが涙ぐましい映画。
タイトルの和訳はミスリーディング。Awakeningsのままでいいし、複数形になっている意味も残してよかった
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

4.1

ストーリーが好きでした。
絵本作ってジョゼが読むところは最高。
清原果耶さんの声を楽しみに見た、まぁよかった。関西弁はヘンなとこ気になるけど笑

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

キアヌリーヴスの動きが速すぎて神。
最後の、1回刺されておいて致命傷を与えるあたり、天性の暗殺者センスを感じる。「紳士」の殺し屋とはとても言えない…。

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.9

世紀末系の映画のなかでは、出色のリアリティがある。
サイバーテロによる攻撃を受けた場合の米国の混乱ぶりが、とてもよく描かれている。
別荘のもとの持ち主である黒人父娘の、表面的には冷静だが内面で血を流し
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.7

安楽死/尊厳死を考える作品。
想像力を膨らませたくって観た。
少子高齢社会の文脈に乗せつつ、清掃業や公務員の立場を含めて立体的に描いている。


印象に残ったセリフは、「無料で1泊2日の体験ができる」
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チャーリング・クロス街84番地(1986年製作の映画)

-

40分だけ見た。断念。
読書家と書店のやりとりを眺めていられなかった。

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

ストーリーを知ってるから特段楽しまず。
ドイツ語が聞けるのは、語学堪能で殺人事件の背景とも重なる、大事な要素かも。
謎解き解決のシーンは迫真だったな。取り調べが面白くなかったけども笑

355(2022年製作の映画)

3.9

オーシャンズ8っぽい。
結構スリリング、かつそれぞれの女性スパイたちにストーリーがある、素晴らしい構成◎
自分はペネロペ・クルスの情熱的な眼差しが好きなんだなぁ、と実感した。

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.1

難しかった。最初が一番分かりやすい。原作知らんまま見ても理解度はさっぱりらしい笑

あの板(モノリス)は忘れないな、スマートフォンの形に影響を与えてそう笑

HAL9000の豹変がおもろい。あんなこと
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.6

「親であること」「劣等感と向き合って生きること」を考えさせてくれる名画。
同時に、いわゆる"知能が低い"人間の権利をどこまで守ろうと考えられるか、自分を問う気持ちになる。

サムの知的な愚かさはたしか
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グルグル・ゴキル ~はちゃめちゃ教師~(2020年製作の映画)

3.0

インドネシアの学園コメディ。
ラパユさんが綺麗だった。
教師の薄給、俗人ぶりがちょうどよかった。

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.9

関西人を楽しませるための映画。
Gacktと片岡愛之助が躍動していた。

琵琶湖せき止めとかミサイル迎撃が話の結末になんで影響するんかは分からんけど、細かいことは置いとこう。笑

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.4

2回目。
親の育て方の悪さが報いを受けるの、痛快。チャーリーの純粋さがウォンカをはっとさせるシーン、好き。

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.7

異形の人間が、"普通"の人間の愛憎にふれて、排除されてしまう悲しいラブストーリー。
特殊な能力は、人間の役に立つぶんには大切にされる。だけど、友好を示そうとする人間と手を繋げない、ハグができないという
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

2.6

登場人物がトリッキーなせいでめまいがする。

軽妙だけど盛り上がらない音楽のなか、バリーが奇行を繰り返していく。バリーは姉たちに振り回されて、ストレスが溜まる人生なのは理解できるけれど、彼の行動は極端
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

ずっと見たかった映画。
中高年で、正規労働や家族とつながりを持たない人たちが、どのように生きていくのか。考えさせられる映画。
スワンキーさん(おばあちゃん)が、見たい景色を見るために命を使っていて、「
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

エターナル・サンシャインとテーマが似てるような…。
ジャックがエントリーした理由がそこそこ深いような気がした。しかし、愛する人が仕事に没入する権利も、認めなくてはなと思った。
あと世界は我々のものだ、
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バビロン(2021年製作の映画)

4.2

映画史の始まりをこんなにドラマチックに描く映画、好きです。無声映画のセットに見せられたネリーとマニーが、無教養と薬物でめちゃくちゃになりながらも必死で生きていく姿が美しい。

マーゴット・ロビーは美貌
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シャレード(1963年製作の映画)

4.2

プロットが面白い、推理系の映画。
オードリー・ヘップバーンが美しいのはもちろん、彼女が疑い深かったり愛嬌たっぷりだったり、味わい深い映画です。

ピーター・ジョシュアのキャラクターが素敵すぎて惚れる。
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.3

ごくふつう。
たしかに草薙刑事が悩むストーリーが重要なのは分かるけれど、刑事がいつになく湯川に頼ってしまっていて面白くはなかった。

佐織が亡くなるまでの経緯・背景が、あっさりしすぎて見ごたえなかった
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

キャシーが復讐を遂げるストーリーを期待しながら見ていた私は、彼女の悲しいエンディング(=他殺)で打ちのめされてしまった。

同時に、気持ちいい復讐劇を期待してスリラーを見ていた、傍観者=観客の浅さを咎
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

2.1

原作読んでないので低評価つけにくいけど…笑
ワタナベが、はっきり自分の意思なく、相手の欲望に応じることを愛だと捉えているようで、合わない。小説内の台詞を淡々と語っている(らしい)松山ケンイチが苦手だっ
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.6

衝撃的すぎて眠れない。
主人公アレックスの残忍な行為に心を痛めた前半と、周囲が彼を使って無理やり社会に適合させていこうとする様子に心を痛めた後半。
どちらも辛く惨い。
けれども、人間の悪の部分をどうコ
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ティファニーの贈り物(2022年製作の映画)

3.8

パートナーに嘘をつく、はぐらかす、本気ではないと開き直ってしまう、といったスタンスが別れにつながる物語。
ティファニーの箱の取り違えから広がる関係性のほころびが、エンディングではややぎこちなく結ばれて
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トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.7

焦点がなく、拡散されていくストーリーが新鮮でおもしろい。
黒須さんを見て、「実際に失業していること」よりも「失業していると妻に思われること」を恐れて演技するのが、滑稽だがリアルだった。

専業主婦の「
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