RAYさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.5

実は、はじめての4DX鑑賞。

思っていた以上にアトラクション度が凄かった。
イスの揺れ方とか光とか風とか水の演出も。
今回は一人ではなくて二人で観たので、その分余計に楽しかったのかもしれません。
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.6

“日々の大切さを知る”


観たい観たいと思いながら、いまになってしまった作品です。
ちなみに、原作も読んだ事はありません。


とても良い作品でした。
今を前向きに描いていて、日々の大切さを教えてく
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バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

-

アステア作品を続けて観ることになりました。


ミュージカルと言うのは、こうも気持ちを明るくしてくれたり、元気をくれたりするのだなとあらためて思います。


僕にとっては二度目のアステアとなった訳です
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イースター・パレード(1948年製作の映画)

4.1

♫ジャカジャカ…♫

時間の波をつかまえて
行ってきました。約束の場所。

♫(いーじゃん!いーじゃん!スゲーじゃん?!)♫

僕、参上!!
🌈ミュージカル戦隊🌈
弱者の一撃!!セイリング・レイシルバ
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.8

“何かの力”


主人公はフーシ。43歳、独身、母親と二人暮らし。
風貌はと言えば、肥満で頭の上も薄くなっている。
趣味はフィギュアを使ったジオラマ造り。
お世辞にも“モテる”男性ではありません。
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.6

清々しい映画でした。


小松菜奈さんの凛とした表情は、青春の疾走感そのものであったと思うし、原作を読んだ事のない僕に判断は出来ないのだろうけど、この役は小松菜奈さんにしか出来なかったのではないかとも
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俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)

3.8

僕はこんな作品が好きなんだとあらためて気付く。

具体的にどこが良いのか?と聞かれると、「雰囲気」としか言えない。
だけど、抑揚の無い展開も、何気ない会話も言葉も、色んな要素が、僕は「好きだ」と思いま
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.1

素晴らしい映画でした。


マイケル・B・ジョーダンの表情が、優しい目が心を打ちます。
ジェイミー・フォックスは、心の底からの感情を吐く様な演技が本当に苦しく、彼の表現力は本当に素晴らしいとあらためて
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.6

モノクロ映像で描かれる本作は、ある女性の人生の経過をよく写した映画です。


ところで、“モノクロ”とは何なのか、ふと思ってみる。
モノクロとは単色のこと。
『白黒』をイメージしがちだけど、モノクロと
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.8

フォローさせて頂いている方のレビューから鑑賞を決めた本作。
こんなにも辛い話があって良いのかと観賞後の今でもその思いが無くならずにいます。


ある日突然、大切な人を奪われたら——。
そんなことを想像
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.0

タイトルがとても魅力的な本作。
鑑賞を楽しみにしていた作品のひとつです。


とても気持ちの良い作品でした。
正直、期待値が非常に高かったので、その気持ちと比べてしまったのですが、それでも十分に楽しめ
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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.7

監督は『ブルー・バレンタイン』のデレク・シアンフランス。
『ブルー・バレンタイン』が素晴らしい作品であっただけに、今作への期待も非常に大きかった。

結果的に、そのことがハードルとなってしまったのです
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.7

“想像する”


この映画は、この映画を素直に受け止めることが出来なければ、もしかするとあまり楽しむことの出来ない方も多いかもしれないと思いました。
僕も正直に言うと、「なぜ」が先行してしまいそうにな
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アナスタシア(1997年製作の映画)

3.5

あなたの心のシアトル。
アナスタシア。


あぁ、アナスタシア。
あなたの声ならきっと届けてみせる!!

🌈ミュージカル戦隊!!🌈
弱者の一撃!!
セイリング・レイシルバー!!


自分の中で何かが崩
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.1

多くの方がご覧になり、多くの方がレビューを投稿されている本作。
恐らく、あらためて映画を観ずともストーリーを語る事の出来る方も多いのではないでしょうか。
僕はそこまでは出来ないけれど、思い出してはこの
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アースクエイクバード(2019年製作の映画)

3.8

友人からのオススメによって鑑賞した本作。
Netflixで以前から配信されているのは把握していたものの、後回しにしていました。
その友人は、時折レビューにも登場する、僕の映画の先生の様な存在でもあるの
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さよならテレビ(2019年製作の映画)

-

“真実”


必ず観たいと思っていたこの作品、上映最終日になんとか滑り込むことが出来ました。

そして、はじめてのことをこの作品のレビューに対してもしなければいけないと思いました。
それは、スコアを付
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37セカンズ(2019年製作の映画)

5.0

“映画”


素晴らしい映画ってどんな映画でしょう?
単純には、面白い映画、泣ける映画等など、色んな素晴らしい映画があります。
有名で素晴らしい監督や俳優さんが集えば、とても魅力的で、それこそ素晴らし
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ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

4.0

ゾンビ映画の原点。
とは言っても、最初のゾンビ映画と言われているのは、1932年の『恐怖城』であり、ジョージ・A・ロメロ監督が確立したと言う意味合いにおいての表現です。


“ゾンビ映画”と言うひとつ
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.9

『20センチュリー・ウーマン』を観てから、アネット・ベニングをもう一度観たくなったのが、鑑賞の理由だったのですが、サム・メンデス監督作品であると言う点も重要なことでした。


非常に難しい問題を描いた
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影裏(2020年製作の映画)

3.1

松田龍平さんをスクリーンで観たのはいつ以来の事だろうか。
僕は彼の演技、そして、恐らく彼にしか出すことの出来ない雰囲気がとても好きです。
この映画においてもそのことは変わりませんでした。


『影裏』
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.1

多くのレビューに既にある様に、素晴らしい映画です。


幾つかの問題を散りばめ、指摘し、描かれているこの映画は、物語が「素晴らしい」とか「感動的」とか、それだけの映画ではありません。

たとえば、ゲイ
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グリンゴ 最強の悪運男(2018年製作の映画)

3.5

“グリンゴ”=よそ者。


かなり滅茶苦茶なんですが、なかなか面白い映画でした。


映画を観終えて、すぐ書いているのですが、なんだろうか…このなんとも言えない感じは。


ストーリーに関しては、説明
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

【Dolby Cinema】にて鑑賞。


この映画は映画館で観るべき映画なのだと思います。
僕はそう思いました。

映画のホームページにもある様に、“ワンカット風”の映像によって、この映画に没入し、
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運び屋(2018年製作の映画)

3.9

“誰のために”


本作は、「The New York Times Magazine」の記事を原案にしたものです。


とても不思議な映画だったと思います。
もちろん、良い映画だったし、面白かった。
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.7

とても美しい映画でした。
そして、とても格好良い映画でもありました。


主演は、アネット・ベニング。
この映画のすべてと思える程、彼女の演技に魅せられました。


アネット・ベニング演じるドロシアと
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.0

“繋がっている”


本作は重要なテーマを描いています。
ただひとつのテーマではない、重要なテーマを描いています。


是枝監督の社会を見る目の素晴らしさに感嘆すると同時に、映画と言うひとつの作品を作
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パターソン(2016年製作の映画)

3.8

——こう言う映画好きだ。

これが僕がこの映画を観始めた時、そして、観終えた時に真っ先に思ったことです。


この映画が描くのは、或る月曜日から日曜日までの一週間。
だけど、その間に特別な事は起こりま
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.7

とても面白かった。


主演の吉岡里帆さんに関しては、正直なところ、今まで“かわいい”以外の感想が無かったのですが、今作における彼女はとても素晴らしかったと思います。
もちろん、“かわいい”のですが、
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.8

“人生のエッセンス”


今日はいつもより少しだけ早起きをして、この映画を観ました。

はあぁぁぁぁぁ…!!!
なんて素晴らしい映画なんだろう。

らしくない表現でなければ伝えられないくらい、僕にとっ
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.2

アカデミー賞4部門を『パラサイト 半地下の家族』が受賞したことで、今日の鑑賞は以前から観たいと思っていた今作に決めました。


凄い作品でした。
あくまで僕個人の感想なので、僕にとってのタイミングであ
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.9

“小さな頃からあるもの”


心があたたかくなる。
そんな映画でした。


まず、物語の世界観が素敵。
子供の頃には当たり前だったのに、今は忘れてしまった何かを思い出させてくれる様な物語。

そして、
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.9

とにかく元気をもらえる映画でした。


完全に気持ちのタイミングと一致したのだと思います。
ここのところ少し疲れていて、それでもまだしなければいけないことは残っていて、もう一踏ん張りが「しんどいなぁ」
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お早よう(1959年製作の映画)

3.8

“優しい映画”


僕は田舎育ちで、今でも、家族行事だけでなく、お盆やら餅つきやら、正月やらはどんなに離れて暮らしていても親戚一堂が介するし、特に僕は長男なので、「本家の長男が行事に参加しなくてどうす
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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

4.2

“芸術への愛”


ジーン・ケリーのダンスには愛が詰まっている。
あらためて、そう感じました。
どうしてこの作品が長きに渡って多くの方を魅了し続けるのか。
そのこともあらためて分かった気がしています。
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サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

3.7

“カセットテープ”


正直、次の仕事の時間まで少し時間が出来て、その間に何か映画を観よう程度の気持ちで鑑賞したのですが、思いのほか良い作品でした。
軽い気持ちで鑑賞し始めたのに、いつの間にか観入って
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