crime suspenseならぬclimb suspense。観てる間ずっと背筋がぞわぞわしっぱなし。絶望的と思える状況でも心折れることなく限られた持ち物で何とか危機を脱出しようとするバイタリティが>>続きを読む
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予備知識ゼロで観たので冒頭のシーンで「激突!」のようなひたすら車で追われるサスペンスかと思ったが突然クリーチャーが出てきたので驚いた。全体的にそこそこ楽しく観られたが、序盤の正体不明の男が遺体らしきも>>続きを読む
スーツケースを運ぶ仕事をまかされた2人の男が車のトランクの中にいた巨大なハエを見つけたことからそのハエを使って一儲けを企むコメディ。ハエが犬や猫のようになついている様子が妙に可愛く、また主人公たちと道>>続きを読む
おヤエシリーズ第5作。おヤエが幽霊の出る家に奉公してしまったことから起こる騒動を描く。猫と幽霊が絡んだストーリーということで鍋島騒動の鍋島をモジった鍋山家が舞台。猫を溺愛する幽霊と忌み嫌う幽霊の板挟み>>続きを読む
麻薬密売業者が投棄したコカインを食べたクマが死んだ実際の事件をもとにしたコメディ。レイ・リオッタはこの作品が遺作だそう。コメディということでラリッたクマがもっとハチャメチャな行動をするのかと思ったが普>>続きを読む
劇場公開された作品とのことで観てみたが内容的には無数にある心霊系オリジナルビデオと代わり映えしない感じ。超有名な三茶のスタジオの心霊現象を検証していてこの手の作品が好きな人ならそこそこ楽しめそう。天井>>続きを読む
金子修介の一般映画初監督作。にっかつロマンポルノのジュブナイル版のような雰囲気のエロティックコメディ。かなり下品なスラップスティックコメディなのに円谷プロがウルトラの母の出演によく許可を出したなという>>続きを読む
「大列車強盗」というタイトルが内容と合っていないなあと思いつつ最後まで観ると"そういうことか"と思わずニヤリとなる。その点は非常に面白かったものの全体的に盛り上がりに欠けるのが残念。もっとユーモラスな>>続きを読む
ネットのレビューの"コメディ"という表現を見て文字通りコメディとして作られたのかシリアスに作ったものがコメディのようにバカバカしいのかどちらなのかと思ったが前者だった。つまらないセリフのやり取りをしつ>>続きを読む
落語の「らくだ」を元ネタにしたコメディ。小沢昭一演じる酒で失敗した保険会社の外交員・久六が出張先の田舎町でたまたま知り合った殺し屋の男と大騒動を繰り広げる。中盤まではそこそこという感じだが終盤、由利徹>>続きを読む
堀田あけみの文藝賞受賞作の映画化。作者が高校生ということで当時かなり話題になった作品のため映画化の際も大規模なオーディションを開催したと記憶している。富田靖子と松下由樹のデビュー作なのは有名だが宮崎萬>>続きを読む
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期待以上に面白かった。前半はちょい出足が鈍い感がなくもないが主人公・エディがミランダと出会って以降は爆笑シーンの連続。エディがライラに別れを切り出すシーン、アンジャッシュのコントのようなすれ違い会話と>>続きを読む
1949年の「透明人間現わる」に続く大映では2本目の透明人間もの。57年の作品でこの間54年には東宝で「透明人間」が作られている。この後大映では70年に時代劇の透明人間もの「透明剣士」が製作される。蝿>>続きを読む
「ジム・キャリーはMr.ダマー」の実に20年ぶりに作られた続編。2人とも多少歳はとったがバカバカしさは相変わらず。前作には及ばないもののそれなりに楽しめた。シモネタと危ないギャグの連発なので頭の固い人>>続きを読む
昭和ゴジラシリーズ最終作。前作よりさらに人間ドラマの割合が増えてゴジラが出てくるのは半ば過ぎ、メカゴジラに至っては終盤になってようやく暴れ出す。そのぶんチタノザウルスが序盤から出てくるがあまり魅力的な>>続きを読む
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オハイオ州の田舎街に現れたビッグフットが子供を殺されたことから怒り狂い人間を襲うUMA系ホラー。主演は名前を聞かなくなって久しいザック・ギャリガンだが実際はレンジャー役のジョニー・レクナーのほうが活躍>>続きを読む
74年はかぐや姫のヒット曲をタイトルにした映画が立て続けに封切られていて「赤ちょうちん」と「妹」は日活だがこの作品は東宝製作。全体的に重苦しく辛気臭いストーリーで面白さは今ひとつ。ただ劇中に出てくる風>>続きを読む
殺人事件に巻き込まれる…というより自ら首を突っ込んでいくトラックドライバーを描いたサスペンス。監督のリチャード・フランクリンはヒッチコックの信奉者ということで劇中に出てくる雑誌の表紙がヒッチコックだっ>>続きを読む
自分にとっては「シン・ゴジラ」を観るまではゴジラシリーズは60年代までという認識だったので本作は初見。人間ドラマに時間が割かれ怪獣のシーンが少なめなのは予算の都合か。それなりに楽しめたが、出来不出来以>>続きを読む
かつて人肉を食していた殺人狂夫婦に育てられた子供が凶暴な殺人鬼と化し訪れた人々を次々と血祭りにあげるオーストラリア産スラッシャーホラー。チャーリーが暴れるシーンまで前置きがけっこう長いがフラッシュバッ>>続きを読む
女流作家が秘境を冒険するアドベンチャーテイストのロマンティックコメディということで「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」と比較してしまうが面白さではあちらに遠く及ばないか。とはいえ本作もそれなりに楽しめ>>続きを読む
白石晃士ワールド全開という感じで内容的には楽しめたが手ブレがかなりひどくてこの尺だとさすがにキツい。
大好きなチェビー・チェイスの2000年代の主演作ということで期待したが今ひとつの出来。ふとしたことで犯罪組織の金500万ドルを手に入れた男が妻と共に海外逃亡を企てるコメディ。原作が舞台劇とのことで物語>>続きを読む
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よくある村系のホラーかと思って観始めたが序盤は演出がコメディタッチなのと村人の妙なキャラでどちらかというと「トリック」に近い感じがした。途中のどんでん返しで主人公たちのキャラが一変するところは爽快感が>>続きを読む
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たまたま「ゴジラ-1.0」を観たばかりなので比較してしまったが怪獣映画としてこちらのほうがずっと面白かった。個人的にゴジラシリーズは1作目より娯楽色豊かな60年代の作品が好きなので、その時代の東宝特撮>>続きを読む
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怖い和製ホラーが観たいと思い本作を鑑賞したがあまり怖さは感じられなかった。貞子が神出鬼没であっちこっちに出てくるのでもはや普通の幽霊状態。終盤の和真をはさんで貞子と茉優が引っ張り合いをするところはなん>>続きを読む
ヒッチコック作品初かつイギリス映画初のトーキー作品だがもともとはサイレント作品として撮影されていたとのことでセリフのないシーンが多い。映像的にはこの時代にすでにヒッチコックらしいテクニカルなショットが>>続きを読む
はるか昔に観て内容はすっかり忘れてしまったがすごく面白かった記憶があるのでひさびさに再見。やっぱり面白い。無駄な贅肉を削ぎ落したようなストイックで骨太な展開がスリリングでよかった。
韓国は大掛かりなパニック系映画を作るのがうまい。この作品も非常にスリリングで面白かった。コロナ以前に作られた作品だが公開当時は絵空事のように思われた描写が今観るとけっこうリアリティを感じさせられて怖い>>続きを読む
「おヤエ」シリーズ第4作。タイトルから"女中"がなくなったようにおヤエが女中からあんまに転職するストーリーで物語が回想形式で描かれる。おヤエが小川虎之助にあんま中に投げられるシーンであまりにも見事に一>>続きを読む
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ライオン1頭でどこまで持たせられるか心配だったがそれなりに面白く観られた。主人公親子がライオンがいつ襲ってくるかわからないのに扉開けっ放しでいたりとスキが多くけっこうイライラさせられるがそう思わせるの>>続きを読む
早くもアマプラで配信してくれたので早速鑑賞。ヴィジュアル的には文句なし。物語としては「シン・ゴジラ」のほうが面白かった。
監督が久世光彦で郷ひろみ、岸本加世子、伊東四朗というキャスト、おまけにタイトルの"夢"を音読みすると"む・いちぞく"と読めてしまうとくれば嫌でも「ムー一族」を連想してしまうがまったく関連性のない作品。>>続きを読む
タイ産のゴーストホラー。ストーリー的にはオーソドックスな怪談話といった感じ。BGMとSEで怖がらせようとするタイプの作品で恐怖シーンではこれでもかというくらいたたみ掛けてくるのでかなり騒々しい。
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自分の大好きなPOV作品ということで期待して鑑賞。序盤は「デッドキャンピング・ザ・ライブ」を思わせるような、人気配信者がストーキング男どもに居場所を突き止められ襲われるという展開だがまず配信者の視点で>>続きを読む
バチェラーパーティのためにラスベガスへやってきた5人組が娼婦と警備員を殺してしまい証拠隠滅のため右往左往するコメディ。U-NEXTで鑑賞したがキャメロン・ディアスのサムネイルと解説文からもっと軽いコメ>>続きを読む