jettさんの映画レビュー・感想・評価

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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

不朽の名作の続編なのにブッ飛びの珍作すぎて、逆に愛おしい

1作めは何もかもが偉大すぎるのと、特にラストの衝撃も映画史に残るほどの素晴らしいストーリーテリングだったけど、それに比べ本作はある意味スゴい
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.5

何度観ても楽しめる、SF映画の金字塔

何度目か忘れたぐらい観てますが、見る度にこんなんだったっけ、と毎回新鮮な気持ちで観てしまう不思議な魅力を持つ作品です

SFチックなシーンはとても少なく、割と会
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ライド・オン(2023年製作の映画)

3.5

ジャッキー映画過去作のレジェンド級アクションシーンが使われ、彼の半生とも重なる涙ものの名作の誕生

小学生の頃、ブルース・リーさんの作品に夢中になっていた時に「ドランクモンキー酔拳」が公開され、それま
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.0

最高!!
前作の初見の衝撃には及ばないけど、これはこれで凄まじくエキサイティングで面白い!

荒涼とした砂漠で息を呑む怒涛のカーアクションが繰り広げられ、一方でフュリオサの出自が明かされる「マッドマッ
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関心領域(2023年製作の映画)

3.0

かなりしんどかった

人類にとって絶対に風化させてはいけない重要な負の遺産をこういう形で残すのはとてもい有意義なことだとは思います

が、当然ながら相当に気分が悪くなるし、二度と観ようとは思わない作品
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ベルリン・天使の詩 4K レストア版(1987年製作の映画)

3.0

退屈すぎて何度も寝落ち、自分には全く合わなかった

午前十時の映画祭14で生涯初鑑賞

1988年に東京シャンテシネで公開され、30週のロングランを記録するほどのヒットとなり、当時のミニシアターブーム
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帰ってきた あぶない刑事(2024年製作の映画)

4.0

大満足!
38年経ってもタカ&ユージがカッコ良すぎ!!

高校生の時にTVシリーズが始まり毎週夢中で見た日々から38年間、本シリーズが大好きで欠かさず見続けてきたファンとしては、いつまで経ってもタカ(
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

何度観てもいい
ヴィム・ヴェンダース監督が贈る、失った家族を取り戻そうと生きる男の辛く切ないロードムービーの傑作

午前十時の映画祭14で鑑賞

本作、作品のクオリティの高さもさることながら、ナスター
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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.0

期待しすぎたのか、物足りなかった

いろんな事が端折り過ぎている様で、駆け足の説明不足感を強く感じました
もう少し丁寧に作るべきでは、というのが一番の感想です

ジャマイカ独立の殺伐とした激動の時代背
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.5

藤井道人監督の紡ぐ映像美と清原果耶さんの魅力が全開の秀作

とても切ないラブ・ストーリーだけど、作品全般的に映像が素晴らしくハートウォーミングで雰囲気がすごく良い作品です

舞台となるのが台湾の南部、
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.5

期待通りの面白さ、リブート3部作に続くさらなる新章の始まり

飽きのこないストーリー展開で、とても面白かったけど、なぜ再び続編(今回も3部作になると言われてます)を作り始めるのかの理由やテーマ、今後の
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ティファニーで朝食を 4K(1961年製作の映画)

3.0

午前十時の映画祭14にて鑑賞
何十年ぶりかに観たんだと思いますが、自分の中で美化しすぎていたようで、あまりパッとしませんでした(昨年秋の「ローマの休日 リバイバル」はすごく良かったんですけどね)

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.5

爽快な後味でポップコーンムービーと思えば◎
世界的な大ヒットも納得できる痛快娯楽作品

面白かったです、でも手放しでなくツッコミどころ満載だし、イタい演出でかなり損してるなと感じた作品、レビューでいろ
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異人たち(2023年製作の映画)

3.0

残念、全然合わなかった

1988年公開の大林宣彦監督作品「異人たちとの夏」は大好きな作品で5回ぐらいは観ていて、本作はそのリメイクと聞けばいやがおうにも期待度が高まり観たのがいけなかったのかもしれま
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プリシラ(2023年製作の映画)

3.0

ソフィア・コッポラ監督の演出と美しいケイリー・スピーニーさんの演技に魅了される秀作

エルヴィス・プレスリーさんの妻プリシラさんの結婚から別れまでを描いたドラマ
数年前に「エルヴィス(2022)」を観
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに出逢えた、大人っぽいビターなラブストーリー

ダイナミックで美しいニューヨークの街並み、そして雑多でエネルギッシュな韓国の街並みをバックに綴られる、切なくてほろ苦くて、すごくロマンティックな
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.5

プロレス一家が辿った驚愕の悲劇

想像していたほど重苦しい雰囲気ではなく、むしろ観易かったです

プロレス界の話ではありますが、主軸は人間ドラマなのでプロレスの知識が無くても全く問題ありません、これが
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.5

80年代オリジナルシリーズのリブート版

コメディ色を前面に出した、元気で楽しくて、面白い、爽やかな後味が残る快作!

VFXが格段に進化しているのが印象的

オリジナル版のダン・エイクロイドさん達と
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.5

リブート版の「ゴーストバスターズ(2016)」ではなく、1989年の「ゴーストバスターズ2」に続く正統続編

オリジナルシリーズの故アイヴァン・ライトマン監督の実子ジェイソン・ライトマン監督が引き継ぎ
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.5

平均的な面白さ、お馴染みのメンバーが全力でゴーストと闘う物語

オープニングのタイトルロールが1作めからのを踏襲しとてもレトロ、この時点からワクワクします
プラス、今作ではコロンビア・ピクチャーズの1
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

2.5

いわく付きの作品が本国から8ヶ月遅れで ついに公開

一度は観ておけばいいんじゃないかと思います、私は2度と観たくないと思ったシーンがあるので、ノーラン作品で残念ですが、たぶん2度と観ないと思います
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八つ墓村(1977年製作の映画)

3.5

金田一耕助シリーズ映画、屈指の名作

文豪 横溝正史さん原作の傑作サスペンスドラマを巨匠 野村芳太郎監督と邦画史に残る名作「砂の器」の製作スタッフが2年以上の歳月をかけて完成させたというだけあって、映
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.5

これもまた難しい・・・

この内容とクオリティが「メメント」に続くクリストファー・ノーラン監督の長編劇映画2作目というのが凄すぎる、やっぱりオスカー獲るほどの監督は並みの思考回路ではないと痛感しました
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ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター(1993年製作の映画)

3.5

ジェーン・カンピオン監督の重厚で心揺さぶられる名作

本作、4Kリバイバル上映で1994年の初公開以来30年ぶりに観ましたが、全く色褪せることのない傑作にあらためて心打たれました

スコットランドから
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四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作未読で臨みましたが、読んでないと解らないの?と思うぐらい謎の展開もあり、“説明不足”という印象の強い、モヤモヤ感が残る作品でした

映像はいい、ウユニ塩湖もプラハもアイスランドもいい、旅が好きだか
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

映像とサウンドデザインが素晴らしいノーラン印の秀作

クリストファー・ノーラン監督作品には珍しく104分の尺が観やすくてイイ

フランスのダンケルクという地でドイツ軍の進軍・砲撃によって海岸線に追い詰
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メメント(2000年製作の映画)

3.5

難解ではなくて、覚えてられないだけ・・・

クリストファー・ノーラン監督の実質上の長編劇映画デビュー作、20年以上前にこのプロットを作り込んでいる事に感服します

時系列が崩され、ラスト→始め→ラスト
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.0

よくできた脚本、始めから終わりまで飽きることなく楽しめる、見応えたっぷりの佳作

岡田将生さんの怪演を評価する記事をネット上でちょくちょく見かけましたが、私にとってはイマイチ、目配せがとてもわざとらし
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ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

3.0

面白いけど、全体的に前作よりも地味

特に前半、単調な演出がダラダラ続くため、やや退屈感あり

自由の女神像や民衆の結束した歌声などで闘う、かなり不思議で笑えて来る謎の展開やクライマックスのラストバト
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.5

40年経っていても、何度見ても、面白い

劇場初公開時に観たのは高校生の頃、それ以来、何度か目の鑑賞ですが、今回もすごく楽しめました

米TVバラエティー番組「サタデー・ナイト・ライブ」出身の人気者が
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

素晴らしい!
傑作だった前作をも遥かに超える大傑作!!

IMAX先行上映で鑑賞

IMAX生まれの超大作だけあって、ケタ外れの映像・音響がとてつもなく凄い、凄すぎる
1作め同様、極限までライブ撮影に
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.5

スカッと爽快の平均的な面白さ

マシュー・ボーン監督の代表作「キングスマン」シリーズ同様、明るくて脳天気、テンポが良くてノリノリのスパイアクションの快作、最後まで飽きずに楽しめました

ブライス・ダラ
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.0

期待値との乖離が大きすぎて、とてももの足りなかった

大筋としては失敗しない類の内容で、そこそこ楽しめはします

実話ベースのストーリー構築過程でうまくテーマアップできず、とっ散らかって終わっている中
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

2.0

本作、何が評価されているのか全く理解できなかった

冗長で退屈すぎて、何度も寝落ちしそうになって、メチャクチャ辛かった2時間半
最後は“やっと終わった・・・”という気分

これが全米で大ヒット、しかも
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.5

クラシックな雰囲気をまとったSFサスペンスの秀作

何だか酷評に晒されている本作ですが、私はすごく楽しくて面白かったです、見たいと思っている人は世間の当てにならないレビューは気にせず鑑賞をオススメしま
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.5

とても心が楽になるハートウォーミングな良作

病気で絶望の淵に立った若者たちが周りの人々に助けられ、現実を受け入れながら心救われていく物語

パニック障害を患った山添を演じた松村北斗さん、「すずめの戸
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