『ファーザー』ほどの驚きはなくて、かなりストレートな表現だったけど、相変わらずヒューマンドラマを書くのがうまい監督(戯曲家)だなと思った。
謝辞に書かれていた「父さんへ あなたが僕にしてくれた全ての>>続きを読む
ヒーロー映画として、ポップコーンムービーとして、かなり良い出来だった。
意外に容赦なく人が死ぬ(し、それを登場人物があまり気にしてないことに)ちょっと引いたけど……
DCのクロスオーバーが夢に終わ>>続きを読む
監督の悪趣味が爆発してた。
資本主義だろうが、共産主義だろうが、人間が作ったシステムな時点でもう詰んでんだよ……というメッセージとして受け取った。
ユニセフのCMみたいな映画。
期待していたより低予算で、全体的にTV映画っぽい作りだった。
この世の希望みたいな映画だった。
キー・ホイ・クァンに絶対オスカー獲ってほしい。
いい異種間恋愛ものだった。
この設定をあえてティーンじゃなくて、50代、60代の俳優でやったところに好感。
アドベンチャーっぽい要素もあるのかと思っていたら、舞台はほぼホテルの一室。映画の3分の2は>>続きを読む
“チェーホフの銃”でしか知らなかったチェーホフの舞台を初めて鑑賞。
ストーリーラインは前時代的に感じられる部分もあったけど、例え虚勢でも「女優になってよかった」と言うニーナは良かった。
『シラノ』>>続きを読む
新文芸坐にて。
当時から豪華キャストだったけど、今観るとレア・セドゥがちょい役で出てたりしてすごい。
最後の場面を映画館で観れてよかった。臨場感たっぷりで燃えてる気持ちになれました。
新文芸坐にて。
シーンごとの画面の色味が良くて、映画館で観るのを前提に作った映画なのをしみじみ感じた。
ハンバーガーとシェイクが飲みたくなる。
倫理がなくても会議は成立するのが恐ろしかった。
会社のミーティングや国会中継と同じように、ユダヤ人の"最終解決"(=大虐殺)が決められていく。
複数の人間が集まって議論していると、つい正しさに近づ>>続きを読む
良かった。『フェイブルマンズ』が公開されたら、はしごして観てみたい。
あらすじだけで言えば、ほぼ『ニューシネマパラダイス』なんだけど、少年たちによって映画が再発明されていく過程が面白かった。
9才のクリスマスイブに家で観たい映画ランキング第1位。
温かな色彩とコミカルなキャラクター、家族愛とハッピーエンド。
クリスマスムービーに求める要素が30分に全部詰まってる。
アメリカで中絶を巡る法律に動きが起きている今、「この時代まで戻るつもりか?」という強烈な怒りやメッセージを感じた。
間違いなく今必要な映画ではあるんだけど、一から十まで痛い描写が続くので、観ていてか>>続きを読む
大晦日に鑑賞。
『3つの鍵』『靴ひものロンド』とあわせて、2022年に面白かったヒューマンドラマはどれもイタリア映画だった。
青春映画のように一瞬で終わらない、人生というものを長いスパンで描くのがうま>>続きを読む
原作もまったく読まずに、あらすじも一切知らずに観てちゃんと面白かった。快作。
試合の途中に各選手のバックグラウンドが挟まる、割とありきたりな手法ではあると思うんだけど、シンプルに構成がうまい。
そ>>続きを読む
人の人生が物語として消費される、というテーマが大好きなので垂涎ものだった。
オーストラリア史上最も有名な泥棒なのに、伝説になることで、彼の人生自体が盗まれている。
冒頭のそれを皮肉った演出もパンチ>>続きを読む
IMAXで見たので、本物のビルくらい高さがあるスクリーンと音響も相まって楽しい時間だった。
ただ、普通のライブ映画だと思っていたので、途中から警官と揉め出して、緊張感のある展開になっていったのには驚>>続きを読む
ピーター・ディンクレイジが、偏屈でインテリで、でも恋愛にはピュアというGoTのイメージそのままで、ファンにはたまらない配役だった。
さらに、今回の映画でよかったと思う点が1つ。
『シラノ』って、現>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
私/俺はなんでこんなに生きるのが下手なんだろう、と感じたことのあるすべての人に響く映画。
じゃあ、この無差別大量殺人犯と自分を隔てるものは何なのか。
自分の方が少しばかり器用だから?
定職に就け>>続きを読む