Izumiumiさんの映画レビュー・感想・評価

Izumiumi

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俺のシテがやられる(1997年製作の映画)

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セリーヌ・シアマ『ガール・フッド』(2014)と一緒に観ると面白かった。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

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『異人たち』『異人たちとの夏』が話題になった2024年春にこの映画を思い出した。

女は二度生まれる(1961年製作の映画)

5.0

粋と野暮、男女の機微をわかり抜いた脚本。幸田文原作、成瀬巳喜男『流れる』(1956)と比較すると面白いだろう。男の書いた芸者、女の書いた芸者。

しかしそれでいて、長屋での現代的な女子大学生との対比が
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関心領域(2023年製作の映画)

3.0

わざわざBESTIA上映を観に行ったが、隣席の人がコンビニおにぎりと個包装のアメを食べていて最悪だった(もちろん持ち込み禁止の劇場)。

前半の音が重要なシーンは全部ガサガサして集中できなかった…
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女の勲章(1961年製作の映画)

4.8

山崎豊子原作。船場もの。田宮二郎のどぎつい悪役ぶりを観るためにあるような映画だった!

同じく山崎豊子原作の『女系家族』(1963)でも京マチ子と田宮二郎と若尾文子。そして『白い巨塔』(1966)も
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ある男(2022年製作の映画)

1.0

在日の出自の描写があると聞いて、関心があって観ることにした。だが期待とは異なっていた。
脚本の説明せりふにも耐えたが、最後はとってつけたようなオープンエンドを狙いすぎではないか。『インセプション』のラ
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妻二人(1967年製作の映画)

3.4

若尾文子と岡田茉莉子の共演。
若尾文子、また有能で一匹狼で思い詰めて凶行にいたる役。特殊ヒロインだ。
60年代に合う直線が強調された画面構成。あっさりとした幾何学模様の着物が粋。

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