2号さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.3

ハイパーウルトラ大傑作!マジで純度の高いエンタメファンタジー映画で、マグマのダンジョンとかがあって剣とか冑とかが光ってヤバいし、そこで負け犬どもがワチャワチャやってるので無限に超楽しい。おまけにボケが>>続きを読む

ハブ・ア・ナイス・デイ(2017年製作の映画)

4.1

100万元を巡る一夜の争奪を描いた中国製アニメーション映画。乾いた暴力とシュールなユーモアの群像劇でかなりタランティーノなんだけどバッチリ独自の空気感を仕上げていて、これが滅茶苦茶味わい深い。台詞回し>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

4.3

ハイパー最高ハチャメチャ暴力映画!映画始まって5分で9割詰む!このドライブ感だけでヤバがそこからさらにバンバン展開が進むのでも~メチャクチャ。メチャクチャ面白い。状況は果てしなく最悪だけどハチャメチャ>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.8

超~~~最高。無限に最高。殺し屋コンビの無限に愉快な日常と無限にキレ味のヤバい殺陣。これら全部が超最高なので永遠に見れる。

しかもちさとまひろコンビと対をなす男殺し屋コンビが現れたことで二人の日常に
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ヤマドンガ(2007年製作の映画)

3.9

ラージャマウリ印のズンドココメディをやって踊り、物語がうねったと思ったらラージャマウリ印のズンドココメディをやって踊り、また少し物語がうねる……といった感じで3時間なので、『チャトラパティ』と『マガデ>>続きを読む

長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.1

面白い上にアクションシーンが超最高!!!大胆かつケレン味のある演出でぐんぐん動き回るのでアクションのドライブ感がやばく、とにかく見ていて気持ちいい。序盤のアクションだけでも超凄いので必見ですよ。あとウ>>続きを読む

大仏⁺(2017年製作の映画)

4.0

これは、良い。まず監督がナレーションで挨拶してくれるタイプの映画。格差社会の窓口をドライブレコーダーで描写し、色鮮やかだけどチープで決して手の届かないものとして描いている。語り口は奇妙だけど穏やかでユ>>続きを読む

皇家戦士(1986年製作の映画)

4.0

話はちょっとした悲惨だけどハイパー楽しい!ミシェル・ヨーと真田広之がだいたい15分おきにハイパーアクションをする!敵が4人しかいなくてもこんなに凄いアクションができるのか。一般市民が巻き込まれて死にま>>続きを読む

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.8

宇宙一面白い!鮫が出ないシーンも超面白いのでそりゃ鮫が出たらメチャクチャ面白くなっちゃうよ。緊張と高揚の調理がお見事すぎて監督の意図した通りの感情をまろび出してしまった感覚があるし、これがまたメチャク>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.7

超超超最高……!なぜなら異常映画だから!異常映画好きとカンフー映画好きへのご褒美にして、アカデミー賞大本命映画!そんな無法を押し通す混沌と衝突と功夫があり、それを統制する手腕は間違いなくアカデミー賞大>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

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面白い!「デジタル社会の落とし穴」という警句があるが反抗期の娘が失踪した母親を見つけだすためにデジタル社会の落とし穴を突きまくる!主人公がZ世代のデジタルネイティブの少女なんだけど「スマホやインターネ>>続きを読む

屋根裏のアーネスト(2023年製作の映画)

3.4

引っ越し先のボロ屋敷に現れた幽霊を撮影したらSNSでバズっちゃった!筋書きはこんなに楽しそうなのに面白くなさ過ぎる。幽霊と少年の絆の物語が家族の物語という重力に巻き込まれてワクワク感が死んでしまった。>>続きを読む

スマホを落としただけなのに(2023年製作の映画)

3.8

面白い…というより日本版がどうしようもなさすぎる。「スマホを落としたことをきっかけに連続殺人鬼に狙われる」という筋書きを実直にやったらこれくらい面白くなるという優等生的作品。日本版のひたすら底の浅いス>>続きを読む

フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.7

パージを越えた真のパージ…無限パージが発生!無法の大地と化したアメリカを脱出しろ!差別主義者とメキシコ移民が共に無限パージをサバイブする筋書きはよかったものの、アクションはシリーズで抜きん出てショボい>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

4.2

か、怪作!なのにストレートに面白い…!奇怪な演出ばかりなのに浮足立った印象はなく、むしろ端正な演出に感じるのが凄まじい。それと同じように、怪作でありながらパク・チャヌクによって完璧にコントロールされた>>続きを読む

バンバン!(2014年製作の映画)

4.5

た、多幸感~~~~!!!リメイク元は苦手なのに完全に吹っ飛ばされた。弾けるようなアクション、煌めくような歌と踊り。見ると幸せになる映画。それは『バンバン!』です。とにかく最高の部分の最高さがヤバく、頭>>続きを読む

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.4

登場人物の情報リテラシーがFacebook使ってる人くらいしかない

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.5

殺人デス・トラップ映画としていくらなんでも志が低すぎる。ヒューマンドラマで説教してくるくせに当の映画は殺人デス・トラップ映画から逃げているので響くものも響かないし、殺人デス・トラップは脚本の都合に慮っ>>続きを読む

バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.0

超最高…強盗事件に居合わせたサンタさんが子供のために立ち上がる!ダイハードとホームアローンにサンタさんが殴り込み!クリスマスの飾り付けを余すことなく活用した残虐クリスマス殺法が超最高 人が除雪機に巻き>>続きを読む

拳銃残酷物語(1964年製作の映画)

3.8

これは良かった。パリッとした犯罪ノワール映画で、とにかく宍戸錠のビジュアルがバシッと嵌まっておりハードボイルドの空気感を引き締めている。犯罪の泥沼にはまっていく悲劇も中々よく、88分の短さでよく纏めて>>続きを読む

ゴジラ FINAL WARS(2004年製作の映画)

3.6

これはゴジラではないが、ファイナルだしウォーではあった。特にドン・フライの活躍はかなりウォーだし、玄田哲章で吹き替えようという判断はかなりファイナルだった。おかげでニコニコしたり真顔になったりしながら>>続きを読む

ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

3.7

テイラー・シェリダンの手つき(日常からの突発暴力)が全然決まってなかった時はちょっと不安になったけどそんなに悪くなかったです。テイラー・シェリダン脚本×ステファノ・ソッリマ監督作と考えるとかなり普通と>>続きを読む

マクベイン(1991年製作の映画)

4.1

ベトナム戦争の盟友が殺された!マクベインはダチを集めて独裁政権に殴り込み!超おもしろい。おっさんたちの小粋さと異常な火薬量のアクションでなんか超泣けた。過剰な爆発で目をやられただけかもしれない。でも俺>>続きを読む

剣客(2020年製作の映画)

3.6

話はひとまず置いといて、るろ剣フォロワーなアクションにジョー・タスリムをブチ込む最高の仕様。チャン・ヒョクの動きも鋭く、最終的に座頭市と化す。欲を言えばジョー・タスリムが大暴れするアクションが欲しかっ>>続きを読む

JUNG_E ジョンイ(2022年製作の映画)

3.4

3~40分くらいなら面白かった設定をよりによって90分かけてやってしまったので、90分映画を見てはじめて「長いな…」となった。クライマックスのサイバーパンク的過密都市での暴走モノレールアクションは時々>>続きを読む

テリファー(2016年製作の映画)

3.8

殺人ピエロが出て殺す!本当にそれだけ。それだけの80分。テリファー太郎の愉快かつ凄惨な殺しだけが楽しめる。それ意外余分なものはないないよ。職人の手によって無駄が削ぎ落とされた匠の殺人ピエロ映画だよ。い>>続きを読む

バスケット・ケース(1982年製作の映画)

3.7

切り離された結合双生児の兄をバスケットケースに入れ医師に復讐するホラー映画。モンスターがワッと出てワッと殺す映画ではなく、意外にも愛憎と悲哀の映画(でも人はワーッと死ぬ)。人生の袋小路にいる兄弟と窮屈>>続きを読む

オオカミ狩り(2022年製作の映画)

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オンライン試写にて。護送船の凶悪犯が反乱を起こし、船内は血みどろ地獄と化す!狂った出血量のバイオレンスにニコニコしながら見ていたら途中で凄いギアのかかり方をしてひっくり返るかと思った。少々長いけど脳が>>続きを読む

Urban Fighter(英題)(2013年製作の映画)

3.8

マイク・モラー監督脚本による「話は置いといて、とりあえず俺と俺のダチの超絶アクションを見てくれよな」な合理性の格闘アクション映画。合理的なので話は薄く、代わりにマイク・モラーが異常な速さで異常な動きを>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.7

600円の醤油ラーメンの味。異常な口当たりの軽さでなにも印象に残ることなく駆け抜けるなか、ヴェノムとエディのイチャイチャだけが脳に焼き付いた。断じて面白くはないが、多様かつ大作化するアメコミ映画でアン>>続きを読む

ソード・アーチャー 瞬殺の射法(2012年製作の映画)

4.4

とんでもなく面白い。「弓術こそ武術の全て」という原理。道場間の争いを仲裁するジャッジ・アーチャーという存在。そこから発展する武術の意義を模索するシュ・ハオフォン監督独自の武術哲学。めちゃくちゃ面白いけ>>続きを読む

ヒットマン(1998年製作の映画)

3.7

富豪が殺された!犯人を殺した者に1億ドルが与えられる復讐基金が発動!殺し屋が香港に集う!という筋書きから、そっちへ行ったか…となる映画。話自体はそれなりに良いのだけど妙に軽い結末が咀嚼しきれない。ジェ>>続きを読む

少林寺怒りの鉄拳(1977年製作の映画)

3.8

カンフーコメディの先駆けながら『蛇拳』ほどブームの火付け役にならなかったのはサモ・ハンお前そういうとこだぞみたいなのを多分に感じつつ、終盤の殴り込みカンフーの凄まじさにヘンな笑いが出る。間違いなく当時>>続きを読む

カンフースタントマン 龍虎武師(2021年製作の映画)

4.5

香港アクションの黄金期を支えたスタントマン達の活躍を駆け抜けるように振り返る92分!当時のスタントの異常な苛烈さとそれをワッと浴びせる過密な情報量に圧倒され、どんなスタントも「NO」と言わない/言えな>>続きを読む

ドラゴンロード(1982年製作の映画)

4.3

カンフー映画の時代・衣装・世界観であえて脱カンフーをやる意欲作なんですけど、ラスボスを殺してから発生する20分くらいの盛大に事故ったDostiみたいなスポーツが異常すぎて一気に5000億点くらい加点し>>続きを読む

迎春閣之風波(1973年製作の映画)

3.7

キン・フー作品お馴染みの「宿」を舞台にした武侠映画なのだが、アクションは殆どなく心理戦メインのスパイスリラーになっている。敵の親王リー・チャーハンが超有能なので見応えはあるが、なんか普通に善人なので段>>続きを読む