Kyuさんの映画レビュー・感想・評価

Kyu

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ラ・ブーム(1980年製作の映画)

3.4

公開当初から知っている作品だが鑑賞は初めて。

ソフィー・マルソーの可愛さがクローズアップされている作品だが、大人になってこの作品を見ると、ソフィーの両親の恋愛事情の方が興味深く感情移入してしまう。
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遥かなる山の呼び声(1980年製作の映画)

3.7

BSテレビ東京で鑑賞。

山田洋次監督の作品。寅さん、さくら、満男役のメンバーが出演しており、倍賞美恵子の子供役が吉岡秀隆なので、まんま「男はつらいよ」を思い出してしまった。

しかし高倉健は渋くカッ
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(1954年製作の映画)

3.7

Youtubeで期間限定公開で鑑賞。フェリーニ監督の名作ですね。

〝フェリーニは分かりにくい〟と言う思い込みがありましたが、この作品は比較的わかりやすい内容でした。

人によってはこの作品で号泣した
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キューポラのある街(1962年製作の映画)

3.7

戦後昭和の貧しい時代を生きる希望の作品。しかし貧乏がひどく、また頑固一徹で融通の効かない親父に翻弄され身につまされる内容ですね。

とにかく吉永小百合が健気!常に前向きで明るく貧乏を恨んだりしない。そ
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

2.9

BSで放送した4k対応版を鑑賞。初鑑賞となります。

う〜ん、作品としてはかなり低レベルと言うしかないですね。薬師丸ひろ子の可愛さを見る以外に注視する部分がない。

ストーリーもあり得ない設定なので感
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

アカデミー賞受賞の話題作なので鑑賞。

社会派作品で骨のある見応えある作品だった。ただ登場人物の多さと、複雑な関係性で予習なく見ると理解するのが困難。

原爆完成まではサクセスストーリー、投下後は策略
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.7

午前十時の映画祭14で4Kで鑑賞。

40年前の作品とは思えない迫力でした。4Kで画面が綺麗で鮮やかで、しかも大画面だったので、より臨場感に溢れた感じで鑑賞出来ました。

とにかく最初から最後までハラ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

IMAXで鑑賞。迫力が半端ない!とてつもない臨場感でした。

1作目を観てから1週間も経たずに鑑賞したので、話の繋がりがスムースでしたが、やっぱり世界観の理解が追いつかない。誰が敵で味方か混乱し続けで
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

デューンPart2を見に行きたいので、その前に1作目を鑑賞。

圧倒的な視覚効果に驚きばかりでした。家のTVで見たのですが、この作品はやはり大画面で見るべきですね。映画館で観てたなら面白さが数倍上にな
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.7

Youtubeの期間限定公開で観賞。不思議な映画でした。名作なのか駄作なのか分からない作品です。

親の愛情を感じる作品でもありますが、途中のスプラッタームービー的なホラー場面に、感情移入をどこに持っ
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.8

午前10時の映画祭13で4Kで鑑賞。

まず4Kの為、1973年50年前作品とは思えない綺麗さで、最新作感覚で鑑賞できたことは技術力の進化に脱帽でした。

フレンチ・コネクションでアカデミー賞を獲り油
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男はつらいよ 寅次郎の休日(1990年製作の映画)

3.8

43作目。久々に「男はつらいよ」シリーズを鑑賞。寅さんを見ると何故か心が落ち着きます。
 
満男が大人になる為の悩みを、あの寅さんが頼り甲斐のある感じで相談に乗る、そんな場面が多かった様に思います。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

評価が高いので鑑賞。日常の繰り返しを淡々と描く。日本が舞台で日本人しか登場しないが、確実に日本映画とは違う感覚があった。

もちろんアメリカ映画とも全く違う。監督がドイツのビム・ベンダースという事もあ
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.3

録画してた作品を新幹線の中で鑑賞。

オーシャンズシリーズは全て鑑賞する程ファンである。なのでこれもオーシャンズシリーズなので鑑賞。

サンドラ・ブロックが実に美しくカッコいい。アン・ハサウェイが若干
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ボルサリーノ(1970年製作の映画)

3.8

午前10時の映画祭13で4Kで鑑賞。

4K技術は素晴らしく綺麗で最近の作品と言っても信じそうなクオリティだった。画面が綺麗なこともありアラン・ドロンの男前さとジャン=ポール・ベルモンドの男臭さがより
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男と女(1966年製作の映画)

4.0

午前10時の映画祭13で鑑賞。

思った通りのおしゃれで心をくすぐる大人の恋を描いたフランス🇫🇷映画でした。

ハリウッドにはない、フランス映画特有の難解さも持ち合わせていながら、生活感がしっかりある
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.1

これは完全に戦争映画ですね。戦闘を描いた戦争映画ではなく、戦争で心に傷を負った人々の終わらぬ戦争を描いた作品だと思いました。

戦争の後遺症を抱えた人々が、どの様にして未来への扉を打ち破るかを描いた作
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.7

映画館IMAXで鑑賞。

勧善懲悪エンターテイメントとしてはピカイチに面白い。しかもデンゼル・ワシントンがカッコいいことこの上ない。正義のヒーローですね。

ただ、もう少しシリアスに考えると悪党だから
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.8

これが実話とは驚きです。フィクションとしても中々あり得ないストーリーなのに…

大画面で見ると迫力もあり見応え十分の作品ですね。

日本発信のサブカルチャー的なゲームの世界からリアルに飛び出て、更に日
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.9

飛行機✈️の中で鑑賞。

あまり期待はしてなかったのですが、面白い作品でした。あり得ない事が次々起こるコメディタッチの作品ですが、妙に説得力のある部分もあったりして、B級的なノリはありません。

何に
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ショットガン・ウェディング(2023年製作の映画)

3.3

飛行機✈️の中で鑑賞。

う〜ん、一言で言うと超B級ロマンチック・コメディですかね。現実に起こり得ない展開と、あり得ない弱腰な敵の行動、イラつくほど鈍臭い主人公の行動等々、もう少しリアリズムを入れた方
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.7

飛行機✈️の中で鑑賞。

ストーリー的には『ノッティングヒルの恋人』と同様の大スターと一般人とのロマンチック・コメディですが、私は圧倒的に『ノッティングヒルの恋人』が好きですね。

とは言うものの本作
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

飛行機✈️の中で鑑賞。

想像以上に面白い作品でした。しかも、あの有名なGucciの物語で、更には実話をベースにした作品。驚きました。

Gucciにまつわる一連のドロドロした家族劇が、信じがたい内容
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.6

飛行機✈️の中で鑑賞。

実に愉快なコメディでした。ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツのコンビなので、自然とオージャンズシリーズのアダルトコメディ的なノリになってました。

しかしジョージ・クル
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

飛行機✈️の中で鑑賞。

アカデミー賞を7部門も受賞したのに一般的な評価が低い作品で、不思議に思っていた映画です。

鑑賞した第一印象は、確かにアカデミー賞を受賞する様な感じの作品ではありませんでした
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

飛行機✈️の中で鑑賞。

ゲーム内の脇役が意識を持って変わってゆく設定ですが、現代社会の縮図かも知れないと思いました。

マトリックスじゃないですが、我々人間も地球🌏から遠くへは出れず、宇宙は広大に広
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.7

飛行機✈️の中で鑑賞。

過去の三部作は全て昨年TOHOの「午前十時の映画祭12」で劇場で一気に観たので、しっかり印象が残った状態での鑑賞でした。

内容的には面白いですが、過去作を観てないor 忘れ
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About My Father(原題)(2023年製作の映画)

3.5

飛行機✈️の中で鑑賞。

秀逸のコメディです。イタリア系の職人肌の一般家庭と、超金持ちのブルジョアクラスの家庭との関わり合いを、息子の結婚と言う切り口でコメディタッチで描きます。

デニーロの存在感が
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

飛行機✈️内での初鑑賞でしたが、実に面白い作品でした。

ハラハラ、ドキドキ、どう展開するのか?の緊張感と、真の敵はいったい誰?的なストーリーの秀逸性素晴らしく、とてつもなく面白い作品に仕上がってます
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.9

面白かったですね〜。これこそ映画館の大画面で観るべき作品です。

世界中を舞台に飛び回るハラハラドキドキに痛快アクションムービーと言うのが全てですね。

トム・クルーズは還暦過ぎてるようには見えません
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.2

いやぁ、面白かったです♪。想像絶するアドヴェンチャー!見る前には絶対に想像出来ない進展に度肝を抜かれました。

若き日のハリソン・フォードが登場する事は知ってましたが、こんなに長時間登場するとは思わな
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お葬式(1984年製作の映画)

3.8

「午前十時の映画祭13」で初鑑賞。伊丹十三作品は「マルサの女」以来2作品目です。

お葬式は生きていれば必ず経験します。その意味では日常なのでしょうが、滅多に経験しないと言う意味では非日常なんでしょう
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マルサの女(1987年製作の映画)

3.7

「午前十時の映画祭13」で初鑑賞。伊丹十三の有名な作品ですが、ちゃんと見るのは初となります。

想像以上に面白く、展開が楽しみになる作品でストーリーに引き込まれました。

宮本信子演ずるマルサの女の人
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.5

「午前十時の映画祭13」で初鑑賞。

遊園地のアトラアクションのような映画でした。恐竜に襲われ逃げる、襲われ逃げるの繰り返しで、
まるでジェットコースターの様なスリル満点の作品でした。

主役はサム・
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家族はつらいよ2(2017年製作の映画)

3.5

「男はつらいよ」同様で罪のない映画でした。日常に普通に起こる事を普通に描いている。

後半は普通に起こる事ではない展開になりますが、それでも理解出来る範囲です。

寅さん同様で人間味に溢れた作品です。
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無法松の一生(1958年製作の映画)

3.6

「午前十時の映画祭12」で4Kでお初鑑賞になります。

学がなく、がさつに見えるが、実は純粋/繊細で誠実/律儀、そんな人間の一生を描いた作品ですね。

現代日本人が忘れてしまった、日本🇯🇵男児とは何か
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