リコッティさんの映画レビュー・感想・評価

リコッティ

リコッティ

蛇の道(1998年製作の映画)

3.8

ずっと湿っぽい 
怖かった、怖すぎたのでリメイク版を観るか迷う

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

4.0

大音量でボブマーリー。
笑いどころは無かったと思いたいんだけど、ドレッドで弾丸止めるのは笑いそうになった。

怪物(2023年製作の映画)

4.0

正義の対義語が悪では無く正義であること。
結局自分が見たいようにしか物事を見れないのか?という悲しさ
しかしできるだけ抗っていきたいな

街のあかり(2006年製作の映画)

4.8

犬、1週間何も食べて無いと思えないくらいぷりぷりした体で笑った

カウリスマキの作品の犬、いつも幸せそうでなんだかほっとする

満月の夜(1984年製作の映画)

4.3

主人公に共感できるかは別として、出来事としてあまりにもスッと入ってきたので友達の話を聞いてるみたいな感覚になる映画だった。現実と地続きなこの空気感、何故だろう。
ファッションもインテリアも最高だった。

男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.7

みんなにオススメされる寅さんをやっと観た。
さくらの結婚報告すごくいいシーンだった。
新郎の父のスピーチ、あの表情に泣いてしまった…

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.5


talking heads時代のstop making senseと比較して、かなり削ぎ落とされた演出だった。

全員裸足、コードレスの楽器、狭いステージ、グレーで統一された衣装に必要最低限のダンス
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます


音楽が良かった!!
坂本龍一、david byrne、Cong su

坂本龍一が静・暗、david byrneが動・明という構成になっている?適材適所だなあ

David Byrneの担当している
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過去のない男(2002年製作の映画)

4.5

うわあ、大好き。
表情であそこまで伝えられるのか、
みんな飄々としてるけどハートフルだ。

何かを失った状態から始まって、新たに生活の場所や人間関係を作っていく。

自分の意思で何かを決め、時には流れ
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浮き雲(1996年製作の映画)

5.0

グッと来た。

長年一緒に居る人との会話ってあんな感じだよね。

何かを失ったとしても続いていく営み。

ラスト、私も同じ風景見ていたい。

出てくる人間みなダウナー
イロナの赤いコート
ど真ん中構図
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ソナチネ(1993年製作の映画)

-

久石譲の音楽がすごい。

この音楽によって、この映画の持つ不気味さや厭世的な作風を確固たるものとしていた。
単に音楽だけ聴いても成立するんじゃないかと思うくらい完成されていた。
ジブリ音楽やクラシック
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映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

4.0


long seasonを聴き始めたら、毎回35分しっかり聴き切ってしまう。
こんな曲は他には無い。

佐藤伸二の詩は怖いくらい内的で、
そんなとんでもなくパーソナルな制作物をかなり消耗しながら作って
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

the whoを聴き始めたので観た。
70年代にリリースされたアルバムQuadrophenia(邦題:四重人格)をもとに作られた映画。
音楽とシーンが見事にマッチする瞬間が何度も訪れてその度に感動した
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さがす(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

同監督の岬の兄弟がすごく重い映画だったのでビビりながら鑑賞…

父娘の間に流れる空気感が良かった。ラストシーンでさえも。

原田が殺人鬼と手を組むにあたっての心理描写、もっと丁寧に描いてほしかったな。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

ぽろぽろと起きる小さな出来事の度に移り変わる平山の表情に心が奪われる。

木漏れ日や木々の擦れ合い、天井に映り込んだ色彩、そういう些細なものに目を向ける心の豊かさやゆとりが羨ましい。
忙しくしてるとつ
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