SONIAさんの映画レビュー・感想・評価

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Crew(原題)(2024年製作の映画)

3.7

英語字幕にて鑑賞のため、詳細はよくわからなかったが、それほど難しい話ではないため、大筋では理解。

それぞれ理由があるCA3人が金塊を強奪するというコメディ。

ちょっとドタバタ感が強くて、このキャス
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シーターとラーマ(2022年製作の映画)

3.9

こういう純愛ものは大好き。

テルグ映画でカシミールとかパキスタンを描く作品はあまり記憶にない。

昔のマニ・ラトナム監督のラブストーリーのように、しっとりした音楽とスローモーションの映像が2人の初々
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ハヌ・マン(2023年製作の映画)

3.0

インドのヒーローもの。
ハヌマーンパワーを手に入れた主人公が悪に立ち向かい大活躍、というよくあるパターンのもの。

英語字幕だったので理解できないところもあったが、基本シンプルなストーリーなのでそれほ
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Oh!あやしいベイビー(2019年製作の映画)

4.9

すごく面白かった。
韓国映画「怪しい彼女」のインド版リメイクだが、日本を始めいくつかの国でリメイクされている。

おばあちゃんも若い時はあったし、若い子もいずれはおばあちゃんになる。若くなってもう一度
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タイガー 甦る伝説のスパイ(2017年製作の映画)

3.7

第1作目はタイガーとゾヤの出会いがメインの、いわば自己紹介のようなストーリーであったため、スパイ映画というよりはラブストーリーだった。

しかし今作はようやくスパイ的な要素が加わった。インドとパキスタ
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タイガー 伝説のスパイ(2012年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

随分前に劇場で見た作品だがタイガー3が公開されるということで1,2がTVで放映されたので改めて鑑賞。

インド版ミッションインポッシブルともいうべきシリーズ。サルマン自体は決してアクションに秀でてると
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タイガー 裏切りのスパイ(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ヤシュ・ラージ・フィルムズが総力を上げて製作したインド版ミッション・インポッシブル。

世界各国のロケといい、ハリウッドに引けを取らないほどお金がかかっていそう。
インドが誇る大スター、サルマン・カー
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

5.0

劇場で何回も見て、DVDまで持ってる作品だが感想書いてなかった。
数多くのインド映画を見てきたが、個人的に最高に好きな作品のひとつ。ベストワンと言ってもいいかもしれない。

ストーリー、役者、音楽、す
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マドラス 我らが街(2014年製作の映画)

2.8

残念ながらこれは自分好みではなかった。バイオレンスも苦手だし。

敵対するグループの小競り合い。それ以上でも以下でもないといった印象。
特に南インド映画は敵対する村同士の争いなどをヒーローが収める的な
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Laal Singh Chaddha(原題)(2022年製作の映画)

4.1

インド版フォレスト・ガンプ。
ストーリー自体はほぼフォレスト・ガンプと同じだが、フォレストがアメリカの時代を生きたように、ラール・シンはインドを舞台にしている。そしてそのインドの時代の表し方がシャール
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ジガルタンダ・ダブルX(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の森林で像が殺されるシーンから、前回のような軽快なクライムコメディではないと思っていたが、それでもギャングのボスが映画の主役になる・・・という奇想天外な流れは相変わらずで、そして今回も映画愛にあふ>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

まず結論から言うと作品自体の質の高さは4.4点、個人的好みだと3.3点、間をとって3.6点にした。

ノーラン監督の真骨頂といった時間と映像を駆使した作品だった。モノクロとカラーの対比、サブリミナルの
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

劇場、地上波、BSと今回で3回目だったが感想を書いてなかったので改めて。

いやー最高のB級映画だった。
前半で脱落‥なんて声もあったが、最後まで見てこその映画。実は前半のチープな感じも決して嫌いでは
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ブリンダーヴァナム 恋の輪舞(2010年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

豪華キャストとダンスシーンが良かったので+0.2したが、コメディとはいえ脚本があまりにも無理矢理過ぎた。

良くも悪くも南インド映画的、美女たちにモテモテの無敵のヒーローがすべて解決というストーリー。
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Merry Christmas(原題)(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

大人のラブストーリーかと思ったらサスペンスだった。そしてやっぱりラブストーリーだった。脚本が良いと思ったら『盲目のメロディ』『Badlapur』の監督ということで納得。サスペンスという形をとった人間模>>続きを読む

Shaitaan(原題)(2024年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

英語字幕。
幸せに暮らしていた家族。だが娘が謎の男の黒魔術にかかり、支配される話。

男の目的が世界を支配という小学生並の漠然とした目的だったり、何かを食べさせただけで永久に魔法がかかったり、お父さん
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チェンナイの夜(2017年製作の映画)

3.8

英語字幕。
様々な事件が点として起こっていたものが線でつながっていく話。
これは日本語字幕で見たかったなと。
脚本が本当によく作られている。まさかこんなところでつながっていくとは・・という驚きが随所に
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83(原題)(2021年製作の映画)

3.4

英語字幕。
実在したクリケット選手の話。
ストーリー自体は弱いチームが勝ちあがっていくという王道もので、それほどはっきりとした起承転結があるわけではない。当然ながらクリケットを中心に描かれている。
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Paheli(2005年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

英語字幕
ラージャスターンの風景に色鮮やかな衣装のダンスシーンをはじめ、作品の雰囲気はとてもよかった。インド映画お得意の一人二役ものだが、ファンタジー風の物語も面白い。

ただ何といってもそのオチでよ
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Dunki(原題)(2023年製作の映画)

5.0

英語字幕だったので100%の理解度ではないものの、それでも久しぶりにインド映画で泣いた。
いやーさすがラージクマール・ヒラーニー監督だ。不法移民を肯定するかどうかはひとまず置いといて、不法移民問題を軸
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96時間(2008年製作の映画)

3.8

誘拐された娘を助けるためにタイムリミットとされる96時間で1人裏組織に挑む元CIAの父親。

頑固で仕事柄用心深いが、強いし頭はキレるし勇敢だ。ぐいぐい組織の中枢に入っていく。スピード感あって面白かっ
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ザ・フェイス/誰だ!(2014年製作の映画)

4.1

1作で2作品以上見たような内容盛りだくさんな内容だった。そして面白かった。

法律がまったく機能せず、ヒーローの正義感のみの世界観。インド映画でありがちではある。10年前の作品とはいえ、テルグではまだ
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伝説の女優 サーヴィトリ(2018年製作の映画)

3.7

いわゆる大女優の栄光と転落というストーリーだが、自分の殻から抜け出せないでいる女性新聞記者の目線を通して描いたところが面白い視点だなと思った。

とにかく主演のキールティがとても良かった。少女時代から
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蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

4.1

昔の作品ゆえ音声的に聴き取りづらく、また時代劇独特の言い回しなどがあり、ところどころ台詞がわからないことがあったが、それでも面白かった。

冒頭で三船敏郎と山田五十鈴が併記されていたが納得。山田五十鈴
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

アカデミー賞視覚効果賞にノミネートされただけのことはあって、映像は素晴らしかった。ゴジラの凄み、恐ろしさ、目の前にした時の恐怖感が伝わってきた。

それだけにストーリー展開があまりにもベタ過ぎたのが残
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八甲田山(1977年製作の映画)

4.2

壮絶という以外言葉が見つからない。そしてあまりにも無謀だった。
CGなどない時代なので、役者の体当たりの演技は状況の過酷さをリアルに映し出していた。木が折れるように人がばたばたと倒れていく。

有名俳
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カラーパープル(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

前半のストーリー自体はかなりの胸糞だった。近親相姦(後半でそうではなかったことが判明)に激しいDV。女を奴隷か召使いにしか思ってない男たちだらけ。女が、しかも黒人女性が人間らしく生きる権利なんて米粒ほ>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.3

それなりの世界観だし丁寧に作られてるとは思うのだけれど、何となく入り込めなかった。つまり自分にとってストーリーが面白くなかったんだと思う。
キリンをどうするか、よりもイケオジ2人の人間関係をもっと掘り
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.4

それなりの世界観で決して悪くはない。ストーリーも決して難しいわけではない。でもなぜか理解しきれないのは独特の固有名詞のせいかな。これはハリーポッターシリーズ全般に言えることだけど。
ビースト登場も前回
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

魔法界のムツゴロウさん。

ハリーポッターに出てきた登場人物や固有名詞はあるものの、基本別物。

不思議な魔法界の生き物たちがまさにファンタスティックだった。CGの発達のおかげで幻想的なことが映像化可
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ヤクザに中学生が歌のレッスンをするという設定は斬新で面白かった。
所々にクスッと笑えるネタが散りばめられていてそれも良かった。
ヤクザと中学生といえば『セーラー服と機関銃』だが、実際にはあり得ないファ
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生きる(1952年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

この際、黒澤監督の名作ということは置いといて。

まず時代が違うなーと。がん=不治の病だった頃。現代は胃がんなんて初期なら治る病気。でも彼はステージが進んでだのだろう。そして医者が胃潰瘍とごまかすのも
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

コピペしたような同じ事を繰り返す他愛もない毎日。
でも1日だって同じ日はない。

主人公がこれほど話さない映画も珍しい。でも言葉を発しなくても彼は心の中で木々や草花と常に話をしている。

つまらない、
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ついにハリーポッターシリーズ制覇。
ラストにふさわしく、また時代の経過と共にCG技術が発達し、ハリーポッターの世界観が十分に表現されていたと思う。

そして今回はスネイプ先生の回でもあった。初回から不
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ピザ 死霊館へのデリバリー(2012年製作の映画)

3.7

最後のオチまで見れば至ってシンプルな作りなのだけど、根が単純なせいかまんまと脚本家の罠にハマってしまった。

何が起きているのかわからないまま話は進んでいく。ラストの予想はついたにしても、いくつかのど
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.5

悪評高いということで興味を持って見たのでそれなりには楽しめた。

それなりに有名俳優も出てるのにこの脚本は本当にお気の毒。特にダダ滑りのギャグはこれが面白いと思ってるのかと。濱田が切れ者のブレインとい
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