うめさんの映画レビュー・感想・評価

うめ

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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

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スカルスガルドお兄ちゃんがあれこれやらかしている。時々ふっとお父さんにめちゃめちゃ似てる。
そしてミア・ゴス。ミア・ゴスがまたヤバいことになっている…。こわすぎて夢に見そう。

旅先でハメ外し過ぎだし
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関心領域(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ホロコーストが生活を成り立たせている一家。運ばれてきた人々の下着や化粧品はもちろんその“灰”までも彼らのものになる。
隣家から聞こえる話し声のかわりに悲鳴や銃声、子どもの人形遊びにも影響を与える現場の
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

正直諸々物足りなさはあるものの、砂埃にまみれたカーアクション、アニャの目力、乳首を摘むアイツ…は観られたし、苦しまずに逝かせてくれるというお婆の部屋や人を養分にして育つ植物あたりはとても良い。
そして
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告白 コンフェッション(2024年製作の映画)

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内面的に追い込まれる…を期待したら、そういう仕上がりではなく、俺たちのヤン・イクチュンがまるでゾンビか何かのような扱いだった。
もはやコント。

ありふれた教室(2023年製作の映画)

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様々な問題の解決に向けて話を進めようとする主人公だけれど、冒頭、大切なメモを手のひらに書くあたりで「先を読む力がなそうでだめだな…」という気持ちになる。
アルゴリズムが機能したのは生徒がチャレンジした
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

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元ネタの落語は私の中でなんとなく気持ちがモヤッとしてしまいあまり好きではなかったのだけれど、本作の加藤正人さんの脚本(著書)は大変面白かった。
そこに白石和彌監督の演出。時にクスッと笑いを誘い、締める
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ミッシング(2024年製作の映画)

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女児の失踪という点でも失踪しないものも含めて数パターンを折り込み、人間を多面的に描き、メディアやSNSの在り方、闇にも言及する。
子育て中や経験者は尚の事他人事ではなく、感情移入や共感もあるだろうけれ
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

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時の流れとしてはシーザー三部作と旧作の間にあたるわけで、ラストは旧作につながる。とはいえ、謎な部分もあり、次作もやっぱり観ないとならないか…という気持ち。
猿たちのキャラクターとしては前シリーズのシー
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スラムドッグス(2023年製作の映画)

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お下品な中に胸がアツくなるものもありとても好き。
犬たちのキャラがそれぞれ魅力的な上に声のキャスティングが最高。
犬たちとトレーナーさんたち最強。
劇場で観られずDVD鑑賞になったけれど、特典映像込で
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鬼平犯科帳 血闘(2024年製作の映画)

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幸四郎&染五郎親子の鬼平が観たくて出向いたけれど、柄本親子も見どころとなってゆくのか(次回なのかドラマなのか小野十蔵の名があがっていたし)と思うと今後も楽しみ。
染五郎は歌舞伎の弥次喜多シリーズで観た
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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こんなにも人間が自然の一部というか自然との境界が曖昧に描かれ、衝撃すら受ける作品に出逢ったことがあっただろうか…。
序盤、対話がテーマなのかと思ったがそんな単純なものではなかった。
草木や動植物(の死
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マイ・スイート・ハニー(2022年製作の映画)

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安心安定の韓国コメディ。
お友だちに似ているヨム・ヘランがまた出てた。

ハウス・バウンド(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

え、おもしろ。
ユージーンもっと出てきてほしかった。(殺られたかと思った…)

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

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まぁ、“底辺”の愉快な仲間たちでチキン屋やりながら…って設定も韓国らしくて楽しかった。

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

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アクションはまぁ、超人で、いいっちゃ良い。
でもどうしても前作と比べてしまって、物足りない。
でもこの先どうまとめるのか気になるっちゃ気になる。

プリシラ(2023年製作の映画)

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『エルヴィス』ではビジネスパートナー(大佐)に搾取され父親もたいがいヤバいヤツで…と思ったが、やはりエルヴィス自身もプリシラに対して同じことしてた…。(まぁプリシラ視点でしょうけれども)

リバウンド(2023年製作の映画)

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チャン・ハンジュン監督はこれまで脚本で関わっていた作品を2作観てきたのみ。
本作は実話ベースで、笑いのバランスもよく当然スポーツモノのアツさもあり、目から汗がにじむ瞬間もある…。
試合シーンはその場で
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

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前作にもましてコングが人間のおっさん…虫歯痛くてたすけてー!!てなってる。
ゴジラとモスラの三者ミーティングもめちゃめちゃヒトっぽい。
他の猿たちももはやヒト。猿の惑星。
まあペアを組んでのプロレスな
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あまろっく(2024年製作の映画)

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へぇ…尼崎にはそういう通称の閘門があるんだ。へぇ。

鶴瓶親子も中条さんも、もちろん好印象でしたが、何より江口さんを堪能できて満足。

12日の殺人(2022年製作の映画)

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事件に取り憑かれていく様はいたたまれなく、ラスト、主人公がロードに出る事でほんの少し光のある方へ舵がきられるのが救いだった。

貴公子(2023年製作の映画)

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パク・フンジョンは『新しき世界』はもちろん脚本を担当していた『悪魔を見た』がめちゃめちゃ好きなので、新作と聞いたら観ないわけにはいきません。
“プロ”のアクションとバイオレンス、そしてほっこりして終る
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

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夏に公開なのかと思ってたらもうやってた…。
ちょっと取ってつけたようなオリジナルファンへのサービスが鼻につくようなつかないような感もあるけど楽しく観ました。

そろそろマルチバースでポール・フィグ版と
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

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アイアンクローと言えば中学生くらいの頃だろうか…よく男子や生活指導の先生にかけられた技でした。痛かった…

下手なホラーよりずっとおそろしい毒親の呪い。あの世のシーンがあたたかみあって救われる。プロレ
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

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いいじゃないか。
旧作に綺麗に繋がっているし、多少(いや、母親がヒトなのは大きいか…)変更されているけれど悪くない。
旧作を思い起こさせる演出もあるし、程よく気持ち悪くて善き。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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凄かった…
1950年代の2つの『裁判』(聴聞会と公聴会なので実際は裁判ではない)を軸に時間軸を行ったり来たりするもののそれぞれがカラーとモノクロに分けて語られるのでわかりやすい。長尺の上映時間を感じ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

めちゃめちゃ面白かった。法廷モノで人間ドラマで犬がスゴい映画。(スヌープ役のメッシさん最高)

「真実なんてどうでもいい。人からどう見えるかが問題なんだ。」というようなセリフがあったかと思うのだが、こ
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

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前作も星新一ぽくて好きだった。今作もただのタイムループではなくやはり星新一みがある。

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

お昼ご飯をたらふく食べたあとの鑑賞でやや眠くなりつつも、堪能。オープニングからエンディングの円環、しかもなんと優しく余韻の残る終わり方…。
“夢”の中にいられるふたりならばある意味ハッピーエンドだな、
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

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原作本もドラマも知らず。
サクッとおもしろく見られた。原作からどのくらいはなれているのかわからないけれど、中国の東野圭吾とはなるほど納得。

岡田将生が演るこういうツメが甘い悪い奴、好き。
大人が皆そ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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映像と音の素晴らしさ倍増。
途中眠くなりつつも話はサクサク進んでいく。
砂漠と宇宙船と音!音!!そして落ち着いて考えたらまぁまぁくだらないあれこれを役者たちの力で魅せてくれる。救世主バンザイのシーンは
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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観るつもり無かったんですが、やっぱり観とかないと駄目なところに在るみたいなので遅ればせながら。
インターステラーやメッセージなどのSFを思い出しながら鳥よ鳥よ鳥たちよ…と歌いそうになりました。
とりあ
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

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キャラ盛りすぎでとんでもない事になってるし犬がかしこすぎるのでもはや音無しで観てたらコメディ。ホーム・アローンとか101匹わんちゃんとかそんな感じ。
ケイレブくんなのでとんでもキャラだけどなんか納得し
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