情景に見合わず鬱屈とした感情が溜まっていく。主人公のモノローグが多いためかその内向的なイメージがますます強くなる。だからその分ラストのダンスがとてつもなく記憶に残る。なんという解放感
形式は異なるものの方法が「エドワード・サイード」に近い気がする。本人の残した写真と言葉を見つめ、牛腸茂雄に迫る。不在と記憶
エドワードサイード本人にインタビューするのではなく(おそらく本人が亡くなったためできなかった)、家族や学者など周りの人々や、彼が目を向けていた場所へ赴き話を聞く。本人の言葉は著作の引用しかないが、少し>>続きを読む
テンポの良さ、出来事と出来事がつながった時の快感、細かい描写、クリストファーノーランの後の作品を彷彿とさせる要素と面白さてんこ盛り。もう一回見るとまた発見があって面白そう
なんかもういろいろと感心してしまう。西部劇らしい派手な決闘がたくさんあるわけでもないが、ばちばちに決まった画が続いて緊張が解けない。陰影や砂煙の使い方も良い。
劇場でのいざこざとか、教会でのダンスとか>>続きを読む
世界観的によくわからない部分もあったけどレースの迫力とか場面の転換とかこだわってて楽しめた
障がい者のアートというところにとどまらずアートってなんだろうってところまで深く考えさせられる。
人物の写し方がとても魅力的
構図めちゃくちゃ決まってる。
能の場面の間、緊張感、表情が凄まじい。
紀子の不在を映すショットがいくつかあり印象的。
母親をうっすらと感じさせるのもいい。
笠智衆と一緒に泣いた。
痛々しさを否が応でも見せつけてくる
バスケ、酔っ払い、時間の使い方とか濱口竜介が影響受けたのがよくわかる
とても軽快で楽しい。途中に挟まる歌の場面やコメディチックな場面がフランス映画って感じがしていい。子供達の演技、特に赤ちゃんの笑い声とかがとても自然で、すごく身近に感じる。一方で感情任せの行動や偶然の連>>続きを読む
監督によるナレーションが流暢過ぎないのが新鮮。記録してるって感じがしていい。上映後のトークショーで生活史という言葉が出ていたが、特に最後の狩の衣装を纏い雪山に消えていく住民たちの姿は歴史そのもので印象>>続きを読む
見終わって、タイトルの意味を考えて、いまだに悩まされる。それくらい後を引く映画。
また見なければ
構図とかバチバチに決まってた。カメラ正面に据えたロッカールームの場面とか。特にラストの場面の柱がめちゃくちゃカッコ良い。サティの音楽もハマってる。
監督としての北野武ももちろん凄まじいけど、主演として>>続きを読む