演技とは"本当の"自分に仮面を被せる道化ではなく、曲がりくねった狂気に被せた意識=舞台の上に立つ、生それ自体であると堂々と宣言してみせる。こんなアニメは滅多にない。
正直言ってよく分からん。20分固まった。kgbをfsbです。ってわざわざ訂正する所が好き。
条件は揃っているが、あまりにも嫌い。俺だったら毒飲んで死ぬと思った。ああなると途中で生きるのが面倒くさくなる。儀式の徒労感と、生きる事のグロテスクが対比されてる。なんかレビュー書くのもだるくなる。日常>>続きを読む
昔視聴。ハズレ者同士で仲良く。ヤクザのヤクザみたいやな。微笑ましい友情は疲れてる時には癒されるけど、すごい美化されてる。
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高山の好きな末永が、決して自由でないのはいい。「議員の娘」という仮面から「自由な小説家」という本来の姿に転じようとする訳だが失敗。森屋が目的=警察に向かってヤクザから逃れようと、高山が手段に固執してヤ>>続きを読む
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共産党員の女「人間は単純じゃない」とオッペンハイマー「人間は単純だ」の応酬シーンがやけに思い出す。渡した花に苛立ちを覚える面倒な女に対してそう単純ではないと喋るオッペンハイマー。
目的と手段。戦争を>>続きを読む
恋愛まがいのトラウマ克服映画。すずめと草太互いが、互いに対して自身のトラウマを解決してくれるのではないか、といった幻想が会話を通じて、恋(風)に昇華されている。また、福島を始めとする地震=トラウマとい>>続きを読む
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偶像崇拝、あるいはアイコンに関するジャックの説明が印象的。自然といった偶然性の領域を、アイコンという形で人間の必然性に関わるレベルに落とし込む。この点でナチスとキリストを同一視する。
映画もアイコン>>続きを読む
普段の日常はリアルではなく、夢の中でしか現実には立ち会えない。主人公が大伯父に向かって傷を見せたとき、あの村上春樹じみた異世界を経由して、彼は自身の中にある現実を見つけた。この映画の意味という日常的な>>続きを読む