アイダさんの映画レビュー・感想・評価

アイダ

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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.0

フュリオサの故郷が想像していた何倍も豊かなところで、20年は焦がれていただろう場所が失われていたと知った時の絶望シーンを思い出した
すぐに切り替えて次の希望に賭けた強さにも納得出来る、完璧な前日譚
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

4.0

ピンク色の爆弾が疾走するのを見守っているかと思っていたら、いつの間にかもっとやれ!って応援していた
青いターバンの少女そっくりの角度で睨まれてドキドキ

とても心が痛くなるストーリーの筈なのに、テンポ
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.5

パトリックと、横の席のとてもマナーの悪いおふたりがちょっとシンクロして臨場感たっぷりで鑑賞
画面と現実の両方に「ええ?!」となりながら見ていたら衝撃の終盤を迎えた

ラストシーンは神話のようだったなぁ

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.5

すぐ踊っちゃう前半から後半は怒涛のロードムービーへ
信仰と分たれた隣国は日常にある
街並みも山岳も圧倒的
思い描くラストシーンまで楽しく運んでくれる

異人たち(2023年製作の映画)

4.5

光の表現が美しくて、幻想的な物語によく似合っていた

原作の知識がなかったので異人の意味に驚き、そしてタイトルを「異人たち」と短くしているのはそういうことなんだよね?
静か過ぎるロンドンにふた部屋しか
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リトル・エッラ(2022年製作の映画)

3.8

絵本が原作と知って納得の素敵な世界
ロスバンドとの共通点は音痴とカーアクション

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.5

急展開に戸惑ったけど着いてはいけたかな
きれいな体を惜しげもなく晒してくれるミアゴスに感謝
お金を持ってると狂った遊びをしたくなるものかもしれない

この島の警察は優秀だしクズだね

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

4.0

コンパクトな脚本に人生の複雑さが詰まっていて満足度高い
画面比率の法則性を見つけたかった

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.8

色が濃くてザラついた質感の画面が、この家族そのもの
描写は父親がとうに引退した場面からで、それだけだと呪いの正体は明確に見えた
でも兄弟達は希望を持ってやっていただろうし、今のケビンはこの映画をどんな
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ビニールハウス(2022年製作の映画)

3.5

ビニールハウスが結構快適そう
ムンジョンの幸薄そうな美人っぷりが見事なんだけども、テガン目線の物語の方が見たいなぁ

先生が一体何なの…?

ストリートダンサー(2020年製作の映画)

3.5

リッチで何して暮らしてるのか不明な美男美女が踊りまくっているかと思ったら移民問題が差し込まれてこの尺ではちょっと無理があるのか

騙されて?ロンドンに来た太鼓の達人達が不憫…
才能をただ抱えて路地裏で
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.0

また犬が凄い映画

彼女の言葉には一切の偽りもなく、誰かを恨むこともない
哀しく美しい

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

裁判員になった気分
彼に必要な選択をしてあげたいけど、彼が今求めるものがより良い未来につながるかはまた別の話なんだろうな

とにかく犬のスヌープの演技が凄い

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

練り込まれた設定と脚本が行き着く決めシーンが最高に格好良く馬鹿馬鹿しい

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.5

タイカワイティティが好きに作った映画はゆるくてかわいくて、悲哀と生きる喜びがあっていいなぁ
監督さんが凄く素直なのになんでそんな腐っちゃったのかと思っていたよ

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

親子という呪い

不穏な音などがないのでコメディ然として見れた気がした

瞳をとじて(2023年製作の映画)

2.5

丁寧な会話劇
今は地味で退屈だと感じてしまったけど、違うタイミングで見たら素敵だったのかもしれない

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.5

丁度よく手に汗握るエンタメ
衣装やセットが豪華
タイトルもいい

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.0

サクサク進んで気持ちいい
モモアが脱がなくてしょんぼり

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.5

虫のビジュアルがノミじゃなくて血を吸ってプクプクのマダニそのもので戦慄した
今年はマダニに刺されませんように

このテーマはドキュメンタリーで何本か見たけど、フィクションまできたか

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

平山と一緒にニヤニヤ見る
4:3は美しい影に溢れていた

東京ってあんなところに自転車とめていいの?

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

幻覚に陥りたいと思ったことがないので欧米等では好む人が多いのが不思議で、降霊?にそれを求める若者達にも共感出来ず
キーになりそうなキャラクターが全然動かなくて、こっちの視点だとこうなるんだな〜

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.0

ビカビカ光ったりしない
白くなっていく画面が妙に恐ろしかった

どうやって撮っているのか、2画面で長回しが続くかと思ったら意図不明なカットが入ったりする

ショータイム!(2022年製作の映画)

3.0

丁度よいコメディ

キャバレーに転向するのかと思ったら農場も引き続きやるんだね
農場主であることがデヴィッドの芯になっていて、誇りも感じられるのが素敵

市子(2023年製作の映画)

3.0

もうちょっと地味な話を期待していたのかもしれない
長谷川くんにも色々あるのかな

Winter boy(2022年製作の映画)

4.0

リュカの不安定さが凄くリアル
あんなに優しい声で歌われたら好きになっちゃうよね
寮に行く途中で食べてたクロワッサンが美味しそうだった

あとヴァンサンラコストがいいなぁ
もっと見たいなぁ

ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)

3.0

丁寧に作られたクラシックなスリラー
説明は一切省いて100分
後は想像と考察で楽しむ

あらすじから予想するよりもシミーは芯のある人物で、それが核になっている

火の鳥 エデンの花(2023年製作の映画)

2.5

展開もサイクルも早い
めちゃくちゃ端折ってあるのだろうけど、手塚治虫ってこういう視点で世界を見るよなぁって感じが出てて良かった

シチリア・サマー(2022年製作の映画)

4.0

ふたりが親密になってゆくほどにやるせ無くて、最早スリラーの心持ち
ドランっぽさがあった

ハッピーエンドと捉えることにする

リアリティ(2023年製作の映画)

3.0

アメリカ〜

自供後、一気に緊張が解けてウトウトしちゃった…

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.5

良いのか悪いのかよく分からないテンポがタランティーノ味だったかもしれない
地味なバイオレンスで始まったから加速していくのかと思ったら優しいお話になっていった

理想郷(2022年製作の映画)

3.8

結構長いし派手な演出もないのに最後まで緊張感を持って見れた
彼らの言うことも分からなくはないのだけど、余りにも非道いお隣さん
トマトに罪はないじゃないか

終盤が胸熱
信念なのか執念なのか、強すぎる

悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

4.0

母親がイエス様とか言ってるのが衝撃だったけど、結構ずっとそんな話だった
バビーに音楽ときれいな言葉を与えてあげたい

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