ひーちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

ひーちゃん

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無名(2023年製作の映画)

4.0

重厚感があるのに、洗練された映像。時系列がバラバラになっていることに途中から気づく。パズルがはまるようにシーンが繋がると、見えてくるものがたくさんでてくる。アクションシーンも本格的だし、その一方で食事>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.4

12歳の子供時代、24歳の危うい青春時代、36歳の大人時代を重ねた男女の関係性が、美しく描かれていた。最後は主人公と同じ感情が溢れたけれど、自分に重ねたのか、感情移入したのか「わからない」感覚だった。>>続きを読む

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.4

相変わらずソクト兄貴がめちゃくちゃ強くなければ成立しない展開だが、説得力と安心感がある。シリーズなのでお決まり展開も楽しいし、でも観てしまうのはヴィランが魅力的だから。今回は二人相手にする駆け引きも加>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

毎日同じことを繰り返すことは、できるようでできない。この映画においては、贅沢なことのように思えた。平山さんが確かにそこに生きていて、平山さんにどこかで会っているかもと思える。たまにいいことがあると、湯>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

141分、飽きることなく、後半に向かってどんどん入り込んでいく展開はさすが。一体どんな撮影方法なのだろうと思った飛行機が回転する場面の機内の臨場感が凄かった。(パンフレットで解明)それぞれの国、韓国国>>続きを読む

スウィートビターキャンディ(2022年製作の映画)

3.5

好きの形は、それぞれで、どれかは共感できるような気がした。一途も、ストーカーも、待ち伏せも、利用して這い上がるも、かっこいいからちょっと好きも。最終的には苦さが残ったけれど、また違う好きが始まるのだろ>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

私の涙腺はゴリのエピソードばかりだった。結果を知っているのにドキドキして、あの名シーンが動いている!とか、新しいエピソードの数々もあって、みんなが絶賛していたのも納得。W杯期間にジャイアントキリングの>>続きを読む

グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.6

「最強殺し屋伝説国岡」と「ベイビーわるきゅーれ」があって、そのいい所を活かした映画だと思った。笑い声が観ている人と一緒になって楽しかった。見習い達の振り幅広すぎる個性、そこが一つになっていく過程の青春>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

映画はロードムービーの要素もあり、赤ちゃんや子供という無垢な存在により、大人達の気持ちに変化が少しずつ起こっていく。落とし所はどこか?と思って観ていたが、私は納得できるものだった。そこはそれぞれの解釈>>続きを読む

辻占恋慕(2020年製作の映画)

3.3

大好きな大野大輔監督作品。セリフとは思えない言葉、くすっと笑える佇まい、空間、間。想像とは違う方向へ向かうストーリー。そして現実。折り重なるように次々出てくる言葉のチョイスがとにかく好き。

二つの光(2017年製作の映画)

3.8

30分の短編。視覚を失っていく怖さも描きつつ、出てくる人たちの明るさに救われる映画。ハン・ジミンの目の動きや演技の上手さ、パク・ヒョンシクの映画の世界観にぴったりの佇まい。美しくて優しい映画。

スピリットウォーカー(2020年製作の映画)

3.5

最初はなぜ他人と入れ替わったのかに焦点があり、そこから謎を解明していく中で、入れ替わるルールがわかってくると、もう一段深いストーリーが見えてくる。そこからは終わりが見えないスリルと、アクション、カーチ>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.7

面白かった〜。いるのか?と思われた映画の試写、監督もちゃんと必要だったし、四人が一部屋に集まるシーンでは、猫と夫婦の絵があまりにもしっくりきて、先が見えるようだった。HARIBOも、映画のナレーション>>続きを読む

リング・ワンダリング(2021年製作の映画)

3.6

素敵な映画でした。不思議な体験への導入がとても自然。漫画を描くシーンも顔のアップなのに表情に見入ってしまう。劇中の漫画も素敵な絵だし、漫画シーンの映像も美しい。最後にわかることが色々あり、とにかく温か>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

3.6

今泉監督と城定監督のいいところどりだった。公園のシーンに今泉監督、メガネの女子に城定監督を感じ、全体的にセリフセリフしていない言葉が本当に笑えた。女性たちのはっきりした行動が印象的。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

観終わった後に、いい気分になり、少し前向きになる、背伸びのない映画。良かった。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.6

エンドロールに至るまで、デザインされた画面が美しい。豪華キャストということは忘れるくらいキャラが面白い。とにかくセンス!センスの一本。アニメーションも含め、よく笑った。

声もなく(2020年製作の映画)

3.7

ユ・アインが世に出すべきだと言い、出演を決めたということで期待値が高かった映画。話すことができない主人公は、表情や動きで思いの外、笑わせてくる。その緩い空気に包まれていると、ラストシーンで、はっとさせ>>続きを読む

最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

4.0

殺し屋の人間らしい一面に笑い、ツッコミ、命の危険を感じる日常を追うドキュメンタリーという設定の映画。後半の漫画みたいな効果音と動きのストリートファイトは瞬き禁止のスピード感。とても楽しめた。「ベイビー>>続きを読む

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.4

出かけた先を旅だと思えば、いつでも旅はできるけれど、やはり異国で不自由な思いをしたり、人に優しくされたりして、唯一成長を感じられることが旅だった気がする。ひたすら歩いて現地の方を撮っているけれど、字幕>>続きを読む

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