貧家ピーさんの映画レビュー・感想・評価

貧家ピー

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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.3

影響を受けたという映画「ウィッカーマン」を見たことがあったので、気持ちの良い映画ではないのだろうと思いながら見たが、予想通りだった。グロイ描写が観る人を選ぶだろう。

泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.9

瀬川晶司の自伝である表題作の映画化。豪華な俳優陣に、実際に編入試験で対戦した人も含めて多数の棋士も出演しているのに驚いた。年齢制限で退会する事になる奨励会前半はやはり重苦しい。監督も奨励会出身、自ら退>>続きを読む

アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

4.0

ザ・アメリカンドリーム。第34回スーパーボウルでワーナーと奥さん・ブレンダのキスを見ていたので、二人にはこんな葛藤があったのか感慨深かった。ブレンダ、ディック・バーミール、マイク・マーツなど、実物にそ>>続きを読む

ボクは坊さん。(2015年製作の映画)

3.7

第57番札所 栄福寺 ご住職の実話を基にした映画。住職になるまでの葛藤、なってからの檀家との関係・担うべき役割への葛藤など、あまり触れることのない日常が描かれている。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

転落死した夫の妻に向けられた殺人容疑。事故か自殺か殺人か、重厚な法廷劇であり叙述トリック系のミステリーでもあった。事実は1つ、真実は人それぞれにとって違う、進む裁判の中で夫婦関係、家族の生活でもそれぞ>>続きを読む

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.8

コミック2巻から4巻の「広島編」の劇場版、こんな話だったかと思うほど久しぶり、久能整の言葉も久ぶり。

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.7

映像になると志乃ちゃんの辛さが身に染みた。文化祭の加代の歌が良かったな。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

公共トイレの清掃員としての日常、同じことの繰り返しのようだが、寝起きのルーティーン、缶コーヒー、車内のテープのBGM、木漏れ日の撮影、仕事終わりの銭湯、行きつけの飲み屋、読書といった日々が尊い。住む世>>続きを読む

神様メール(2015年製作の映画)

3.8

主人公エアの父親は神様、この神様がまるで昭和のオヤジ、モラハラ気質がある。パソコンで人類に嫌がらせして、戦争も起こしていた。父親に嫌気がさしたエアは人類に余命を知らせるメール発信して家出する。

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マシュー・マコノヒー マーシャルの奇跡(2006年製作の映画)

3.7

遠征先からの飛行機事故によりチーム関係者75名を失ったマーシャル大学アメフト部の再建という実話を基にしたストーリー。チーム再建に手を上げたヘッドコーチ、怪我で遠征に行かず被害に遭わなかった選手、子供や>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

機内にて。小さな画面でも最高だった。マーヴェリックの生き方、アイスマンとのつながり、グースの息子 ルースターとのラストシーンは正に胸熱。

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.7

機内にて。アリエルのキャストの是非について、話題になっていたが、特に気になることはなかった。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.9

機内にて。シリーズ第6作、これでもかというスタントシーンの連続。小さい画面でも緊張感が伝わってきた。任務にチームで取り組む要素が強くなっているのか。

マーダーボール(2005年製作の映画)

3.9

2002年世界選手権、2004年アテネパラリンピックの車いすラグビーのライバル・アメリカとカナダチームを中心としたドキュメンタリー映画。登場人物のキャラクターが個性的だ。強豪アメリカの中心選手だったジ>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

子どもに備わっている無意識の残虐性が暴走したら・・・という感じだったが、何とも嫌な気持ちにさせられる映画だった。でも映画館で観て良かったかも。読んだことはないが「童夢」からインスピレーションを得たとの>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

北イタリアの避暑地、アメリカからやって来た大学院生オリバーと出会った17歳のエリオ、徐々に二人は惹かれ合う。エリオの父親の言葉が重たく愛情深い。エリオの表情を長回ししたラストシーンも印象的だった。

男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.7

今まで見た事がなかった寅さんをアマプラで初めて鑑賞。動けば動くほど裏目に陥り、周りは迷惑をこうむるし、ハチャメチャではあるが純粋で思うままに生きる寅さんに多くの人は感情移入したのかな。シリーズ第1作、>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

別れから1年ずつ過去に遡っていくラブストーリー。題名どおりちょっと思い出していく。1年後のことを把握した上で、見ていくので1年後にプロポーズしようかという幸せな年は、辛くなってしまった。伊藤沙織が良い>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.0

BLが縁でやり取りが始まった17歳と75歳。好きなものを語り合える「友達」の2人の関係が素敵。この漫画を書いてくれたくれたおかげで出会えることができたと漫画家に伝える雪さんにグッときた。

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.8

実在の子供向けテレビ番組の司会者 フレッド・ロジャーズと雑誌記者 ロイド・ヴォーゲルとのやり取りを映画化。家族を捨てた父親との確執を抱えるロイドがフレッドと話をする中で、徐々にわだかまりを解いていく。>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

ドンキーコングの時代からマリオの世界を思う存分に詰め込んだ映画。内輪受けの映画だが、内輪が世界的に何億人もいる世界という指摘がその通りという内容。GWの映画館、子供たち一杯の中で見たが、音楽や小ネタに>>続きを読む

名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)(2009年製作の映画)

3.5

2009年の映画、アクションよりも謎解き要素の方が強い。とは言っても、コナンや乱の人間離れしたアクションが顔をのぞかせている。

名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.7

久しぶりに安室を見た気がする。安室が3年前に警察学校時代の同期メンバー達と正体不明の仮装爆弾犯「プラーミャ」と遭遇した事件の謎に挑んでいく。本作もスーパーアクション映画になっている。

百円の恋(2014年製作の映画)

3.8

30代・実家にひきこもって自堕落な日々を送っていた主人公。100円ショップに勤務しながら、出会ったボクサーとボクシングが何かを変える。とにかく安藤サクラがすごい映画だった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.9

コミック・アニメ、どれも見た事ない中で初めてのスラムダンク。十分楽しめた。インターハイ3度制覇の山王工業高校とのインターハイ初戦の試合の中で、宮城リョータの過去家族・バスケとの奮闘シーンが行ったり来た>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.6

映画館で観たかったが、機内にて。マネージャーのパーカー大佐の視点から描かれたエルヴィス・プレスリーの自伝映画。黒人地区で育ち、黒人音楽に影響を受け、卑猥な動きが批判を受け一時期干されたことなど知らない>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

少子高齢化が進んで満75歳から生死の選択権を与える制度<プラン 75>が始まっている日本。主人公は78歳一人暮らしホテル清掃を解雇され住居も失いかけプラン75を考え始める。市役所の申請窓口で働く担当者>>続きを読む

グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

3.8

男性向け成人雑誌編集部に就職した詩織が、ブラックそのものの職場で「エロ」を追求していく。男性が何をエロいと思うかわからないと悩む詩織に、想像しろ!と檄を飛ばす先輩・澤木など、キャラクターが立った登場人>>続きを読む

君が落とした青空(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

機内にて。ラブストーリーだろうと思ったら、タイムリープ物だった。途中で、お互いが助け合ってるのだろうと思ったら夢オチだった。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

機内にて。チェーホフを多言語で作り上げていく劇中劇が不思議な感覚をたらせてくれた。秘密を抱えたまま亡くなった妻が吹き込んだテープでセリフを練習する主人公・家福、お互いに外国語・手話をセリフを理解できな>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

さかなクン自叙伝「さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜」を元にした作品。ミー坊をのんが演じるという改変がぴったり。のんしかいなかったという感じだ。魚が好きすぎて生活のほとんどを魚が占め他の>>続きを読む

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.7

ここを映画にするのかと思ったが、テレビシリーズでも異色だったストーリー。オデッサとジャブローの時間軸が入れ替わっているのか。サザンクロス隊のザクの動きはドムっぽいとか、ホワイトベースの面々ひさしぶりと>>続きを読む

ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.6

いわゆる事故物件に住むことで次に借りる人への告知義務を無くすという、「ルームロンダリング」をする事になったみなしごが主人公。幽霊とコンタクトできる彼女が、地縛霊の無念を晴らす、コメディかつちょっとほっ>>続きを読む

犬に名前をつける日(2015年製作の映画)

3.7

監督・脚本・プロデューサーの山田あかねが撮り続けた取材映像に、小林聡美が本人役として参加した、フィクションとノンフィクションが融合した作品。ペットショップでの売買を考えさせられる。

ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~(2022年製作の映画)

4.0

2018年の前作以降の二人の姿を描く。お母さんは脳梗塞を起こし寝たきり・意思疎通が難しくなる中でも、お見舞いを欠かさないお父さん。お母さんが元気になって自宅に戻ってきたら介護できるようにと、98歳で筋>>続きを読む