ざきさんさんの映画レビュー・感想・評価

ざきさん

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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.7

他の人のコメントにもある通り、「予想以上に面白かった!」と同意見。

よくある韓国ノワールかと思って見始めたら、前半と後半のギャップが凄い。
今までにない予想を裏切る展開に前のめりで観てしまうストーリ
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.0

とにかく凄い作品だった。
何が凄いって、石原さとみの迫真の演技よ。
ヒステリックな女性を見事に演じていて感情表現が凄い。髪ボサボサ、すっぴん、円形脱毛、怒り、失禁まで。。。ずーっと泣いてるし、鼻の頭は
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.1

ドラマ化するほど話題になっているし、おすすめもされたからという理由で鑑賞。
てっきり金髪の方がツンツンしているのかと思ったら、逆だった。黒髪の方が強い。

所々でいい場面もたくさんあったし、最後のアク
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.3

オッサンたちが究極の単身赴任をしながら切磋琢磨して仕事をしながら仲良くして、毎日の楽しみである「ご飯」をただひたすらに美味しそうに食べる話。
とても単純な作品だけど、映画して傑作と言ってもいいくらい名
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モテキ(2011年製作の映画)

3.8

新感覚な「恋愛系エンターテインメント」とはこのこと!面白かった!!男なら誰でも共感できる内容になっている。

森山未來の草食男子&弱男っぷりは後に続く「苦役列車」を見てもわかる通り。彼にしかできない当
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.7

とにかくカーチェイスの疾走感がたまらない作品。開始直後にそれが味わえる。
絶妙なカメラワークはまさに韓流映画の家芸といったところ。
それでいてストーリーも凝っていて見る者を飽きさせない。

最後の展開
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.6

90分の中に韓流映画の醍醐味が詰め込まれている。
開始5分からハラハラドキドキがスタート。

サスペンスならではの緊張感で終始画面から離れられない。パニックになる心理状態を絶妙なカメラワークと効果音で
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

4.0

安定の池井戸ストーリーと豪華キャスト陣が送るエンタメ系人間ドラマ。
どんどん引き込まれて、あっっっと言う間の120分だった。
最後にスカっとするオチは池井戸のお家芸。

西木の言う「やられたら倍返しっ
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.8

台湾を舞台にした美しくも切ないストーリー。
ずっと観たかったこの映画がやっと観れた。
予想をはるかに上回る感動で涙が止まらない。

なんて美しい話なんだろう。
なんて切ない話なんだろう。

自分にとっ
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.9

今泉作品(この作品は脚本)ってたまに無性に観たくなる時がある。今回もそれがきっかけで鑑賞。
これよ、これこれ。出演者が全員美男美女でどのカットも本当に画になる。

結婚の現実、恋愛の現実を叩きつけられ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

ついつい「シン・ゴジラ」と比較してしまうけど、全くテイストが異なる。山﨑監督作品ならではのメッセージ性が強い内容となっている。

役者陣の豪華さもさることながら、手に汗握るストーリー展開と結末には終始
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.8

蒼井優の透明感が遺憾なく発揮された彼女の代名詞的作品。この役は彼女以外考えられない。邦画ならではの時間の流れとわかりやすいストーリー展開、その奥にあるメッセージ性。どれをとっても2000年代邦画の傑作>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

韓国お得意のパニックホラー(サスペンス)。
手に汗握るハラハラドキドキの面白さは「新感染 ファイナル・エクスプレス」以来。
内容やストーリー構成が単純でわかりやすいのもあって、約140分あっっっと間に
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.9


誰しも1度は思ったことのある両親の出会いと自分の出生の話に関すること。
ファンタジーが苦手な自分だけど、特に問題なく観ることができた。話の展開が早くて内容もわかりやすいためあっという間の時間だった。
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

4.2

待ってました!!シリーズ最新作!!安定&安心のマブリーのアクションシーンの数々。
予告編にもある通り「爽快アクションエンタメ」だった。それでいて三つ巴のストーリー展開も面白くてあっという間の2時間。
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.9

人は誰もが「生きづらさ」を感じてる。それが病気であろうがなかろうが。そしていろんな人がいろんな思いで生きている。
1人1人が人生の主人公だからこそ、時には衝突することもある。

映画のタイトル「夜明け
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.6

岡山天音の怪演にあっぱれ!!!!!
これを観たら、彼が本当にそういう性格なのかと思っちゃうレベル。
まったく前知識を入れてこなかったけど、「ツチヤタカユキ」の話なんだね。
いオードリー好きだから事前に
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新しき世界(2013年製作の映画)

3.6

「これぞ韓国ノワール映画!!」」といった内容。さすがの韓流アクション。内容は超安定。豪華な役者たちの佇まいだけでも見る価値がある。みんなホントにカッコいい。
ゴッドファーザーの系統を彷彿させるわかりや
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あたおかあさん(2020年製作の映画)

3.1

たった10分ほどのショートムービーだけど意外にも楽しめた。
ただ、タイトル負けしてる感が否めない。
そんなに「頭がおかしい」とは思えない。
「カメラを止めるな」が好きな人は好きになれるかも。
もう1回
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市子(2023年製作の映画)

3.6

人間ドラマや恋愛モノかと思ってたらコテコテの激重サスペンスだったから驚いた。
誰も幸せにならない作品。しかしながら、見終わったあとに色々と考えさせられる。いや、考察力が求められる怪作だろう。
現実に市
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スマイル(2017年製作の映画)

3.0

“ザ・マインドフルネス”ともいえる癒しのショートムービー。寝る前に毎日見たいくらい。マインドセットってとても大切。
吹き替え版だったけど、オリジナル版も見てみたい。

おだやか家(2016年製作の映画)

2.7

都会にいるとなかなか気づけない、大切な何かを教えてくれる作品。
海外から高い評価を受けているが、こういった日本の原風景とも言える田舎の風景は芸術的ともいえる美しさがあるのだろう。

正欲(2023年製作の映画)

4.2

凄くわかりやすく、胸に響く名作だと思った。“笑わないガッキー”が見られるのも新鮮。

「普通」なんて存在しない。それは誰かのものさしや多数派の意見によって成り立っている。世の中には様々な考え方や性格や
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飢えたライオン(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「子宮に沈める」の緒方貴臣が監督を務めた、予想通りの超胸糞作品。
現代社会が抱えてる問題が取り上げられている。根拠がないのに噂が一人歩きしてしまい、一人の少女が自殺に追い込まれるというわかりやすいスト
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美女捨山(2015年製作の映画)

2.8

わかりやすいストーリーだったが、他のクチコミにもあるとおり、話が飛躍し過ぎていて途中で興醒めしてしまう箇所もいくつかあった。
現代社会におけるアンチテーゼなのかと思うが、それが映画と媒体を通して表現し
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くさいけど「愛してる」(2015年製作の映画)

3.6

すごいコンセプトの映画。
ショートムービーの良さを最大限に生かした面白い内容。主人公のビジュアル的にこういう角度からのストーリーは思いつかなかった。ギャグセンスの良い小ネタと抜群な言葉選びに思わずニヤ
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まなみ100%(2023年製作の映画)

4.5

この映画と出会えてよかった。シネマカリテで予告編を見てから「絶対ミニシアターで観たい」と思ってて、ようやく観れた。本当に良かった。自分も同じ経験をしているから刺さる刺さる。主人公は適当でいい加減でチャ>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

とんでもない映画。最高の映画。
現代版小津映画。
現代社会が置いてきた本当に大切なものを思い出させてくれる作品。役所広司は歳を重ねて渋さが増して、「無口な男」が似合うようになってきた。何も喋んないのに
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Two Balloons(原題)(2017年製作の映画)

3.4

ショートムービーにもかかわらず、メッセージ性の強い内容だった。優しさや愛情に言葉は要らない。行動で示すだけ。
言葉がない作品なのにそれが伝わるっていうのは、製作者の凄さだと思う。
こんなにもたくさんの
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そこにいた男(2020年製作の映画)

3.2

実際の事件にインスパイアを受けた衝撃作。特に冒頭のシーンは週刊誌で見たおぞましい写真を見事に再現していた。
見返りを求めない恋愛はある意味奇跡で、通常ならば文字通り「愛し合う」ことが前提になる。クズな
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(2014年製作の映画)

3.9

不器用な大人の恋愛。おじさんとおばさんの恋愛だからこそ、なおさら切なくて良い。
若い男女にはない落ち着いた空気の流れと会話。人を好きになることに年齢なんて関係ないし、青春は一生できる。主演の二人は良い
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私の男(2013年製作の映画)

3.2

桜庭一樹による直木賞受賞作の映画化。最近の「The 日本映画」という感じの薄暗い色使いと豪華実力派俳優を揃えた作品。作中で時系列が遡ったりするが、年代によって撮影機材が使い分けられるなど、視聴者を取り>>続きを読む

とっくんでカンペキ(2012年製作の映画)

4.0

たった3分で、こんな幸せな気持ちになる映画ってある?誰もが笑顔になっちゃう可愛い映画。
最後の女の顔が忘れられない。
両想いってかわいいな。

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.4

究極の“雑談映画”。高校生の瀬戸と内海が河原の階段で時間つぶしをしながら、たわいもない話をするという単純明快なストーリー(そもそもストーリーもない)。
原作は『別冊少年チャンピオン』の漫画だけど、よく
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どんずまり便器(2012年製作の映画)

2.9

「究極の愛憎劇」のキャッチコピーにふさわしい超ド級B級映画。
演技俳優を多起用していて、それぞれが体当たり演技で臨んでいる。内容が内容だけに2度は見たくない作品だが、“こういう映画もあるんだな”と一見
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四月物語(1998年製作の映画)

3.8

岩井作品特有の瑞々しさに満ち溢れた映画。
松たか子のデビュー作としても知られているが、松本幸四郎(当時)や市川染五郎(当時)などの実際の家族も家族役で出演していてびっくり。加藤和彦も「加藤さん」という
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