ハングリーピッグさんの映画レビュー・感想・評価

ハングリーピッグ

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

4.0

色々気になる終わり方ではあったけど嫌いじゃない。
いっそキャビンみたいに世界滅亡エンドでも全然良かったけどね。
ヘルメット君がどうなったか1番気になるよ。

友達のせいで世界が滅亡してもその友達や好き
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.3

原作未読。

途中までは良かったんだけど過去の回想のところで「あーデスノートのもっと痛いやつだー」ってなってしまった。
夜神月は大学生だったしほぼ大人だから痛いけどまだ説得力がある正義だったけど、小学
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.8

いやー本で読んでたから知ってたけど映像で観ると思ってたより衝撃のラストだったなー。
女性があそこまで穴だらけにされる作品ってなかなかない気がする。ハリウッドエンディングが多かった当時は余計に衝撃だろう
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.5

他の坂元作品観てるとキャストで展開がどうなるか予想ができてしまう笑
このメンツでアクション無いわけないよなーと思ってたらやはり。

後半の爽快感は好きだけど前半パートがきつい。陽キャのすべってる感じが
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

3.2

変な人たち。
主人公もなんか変だしヒロインもなんか変だしいじめられっ子も変。共感はできない。時代のせいなのかなんなのかは分からない。でも思春期のなんとも言えない苛立ちを表したらこうなるのかな。

親が
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アレックス(2002年製作の映画)

4.3

ずーっと観たかったやつやっと観れたー!
TSUTAYA行ってもいつも借りられててないから観れなかった。

起承転結の「結」から始まって「起」で終わる。メメントと同じ時系列を逆に進んでいく構成。
時間が
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.2

思ったよりコメディで楽しめた。
ウェスト・サイド・ストーリーにすごく寄ってる。もうロミジュリを参考にしたウェスト・サイド・ストーリーを参考にしたロミジュリみたいになっとる。

時代は新しいけどセリフは
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.6

不気味〜。
モキュメンタリー方式の悪霊儀式系。

モキュメンタリーホラーあるある。カメラマンの仕事魂がすごい、カメラマンが無能すぎる。全て詰まってた。つっこんじゃった。

終盤はゾンビ映画になってきて
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.2

友達と一緒に観たからかもしれないけど全然怖くなかった。なんでだろうなー。あんまり記憶に残らなかった。
1人で観てたら違ってたのかもしれない。

実際の心霊スポットで撮影されてるってのは確かに怖いけど…
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.2

現代の話かと思ってたら近未来の話でした。
食糧難に苦しむ時代、人類の存続をかけて元天才パイロットが宇宙に飛ぶ。

今作は実際に物理学者たちに協力してもらってリアルに限りなく近い宇宙の映像を作ったらしい
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.7

恐ろしく急なエンディング。俺でなきゃ見逃しちゃうね。
でも「え、終わり?」っていうエンディング好き。じーんと余韻が響く。

耳の聞こえないケイコはずっと孤独だったのかな。誰の声も聞こえない。賞賛も罵声
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狂覗(2017年製作の映画)

3.2

きもちわるー。
生理的に無理だしなんかちょっと演技誇張してるっぽいのが気に食わなかったので評価低め。

先生も気持ち悪いし実話が元になってるのも気持ち悪いしもはや声がアテレコっぽく聞こえるのも気持ち悪
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.2

卒業は「終わり」じゃない。
そう思える作品でした。

思春期の女の子が抱える恋の悩み。
それぞれがそれぞれの方法で悩みから卒業していく。でもそれは悩みから離れるんじゃなくそれさえも自分のものにして、受
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.4

スクーターに乗るエクソシストおもろ。体の方が大きいんちゃうか。

ウィリアム・フリードキン監督のエクソシストと比べるとすごく派手になってて時代やなぁって思った。エクソシストの体の張り方が進化してる。ラ
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.6

展開が二転三転するのは面白かったけどそこまでするかね。
目的のためにそこまでやっちゃうと感情移入がしづらくなるというか。まぁそれが人の怖さを表してて良いのかもしれんけど。利用された人が可哀想って思っち
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

思ったよりも芸術系だった。
音楽と映像が綺麗だった。

出会う男が全員同じ顔なのに主人公がなんの疑問も抱かないのは、主人公目線で話が進んでいるからだと思った。
実際はみんな顔は違うけど、主人公から見た
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.5

ひっさしぶりにディズニー映画観た気がする。

差別偏見は良くないよって作品でした。
うさぎ初の警察官、やってみないと分からないという無限の可能性を表す存在と同時に、警察官らしい仕事がしたいと仕事を選ぶ
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X エックス(2022年製作の映画)

3.6

前半がだれてしまった感があるかも。

おばあさんがかわいそうで心がうぅってなる。でもスプラッターだから死に方は派手でまあまあ良い。

歳をとっただけで中身は若い頃と変わらない。性欲もある。セックスもし
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.8

なんやったんや…。何が現実で何が夢なんや…。えっちすぎるやろ…。

孤島に男2人女1人、毎日見た夢について記録をしてそれについて皆で話し合ったり、謎の箱を運んだり。

悪夢だったり、予知夢だったり、淫
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Saltburn(2023年製作の映画)

4.2

お、思ってたんとちゃう…。良い意味で騙された。

バリー・コーガンはこういう役が似合いすぎる!監督分かってますねぇ!こういう気持ち悪い男が最高に似合うんですわ。聖なる鹿殺しを思い出した。

同棲愛の夏
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ナックルガール(2023年製作の映画)

3.0

うーん微妙。なんか安っぽく見えちゃう。セットが安っぽいのかなー。低予算感が垣間見える。

漫画原作だからかもだけどキャラクターのセリフも違和感。リアルではない。やっぱり実写化ってどちらかに振り切らない
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.9

「あの頃は良かったなー」ってめっちゃ言ってると思う。でもいつでも結局「今」が「あの頃」になるんよな。

僕もアイドルにハマったきっかけはずっと忘れないな。とんでもないものを見てしまったような衝撃。
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

これが新解釈竹取物語ですか…!
R18ということでとてもすごい映像になってた。けど下品じゃなくて必要なシーンだったから良い。

胎児の脳を移植された女性が冒険に出て世界を知る、人格が形成されていく物語
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

超風刺の効いた作品って感じ。
風刺を隠す気もないくらいしっかり表現しとる。

みんなもっと逃げようぜ。厨房の人たちも逃げようぜ。シェフに弱みでも握られてるんか。

与える側と奪う側というこの世の理。
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交渉人(1998年製作の映画)

3.7

思ってた話と違った。良い意味で。
交渉人VS交渉人になるとは。
お互いの交渉の仕方が秀逸過ぎて気持ち良い。
本当にこういう職業の人がいるのがすごい。

真犯人が真犯人って分かりやすい伏線が欲しかった
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.2

女の子の成長は思っているより早い。大人には理解できない悩みがある。大人もかつてそうだったはずなのに。

思春期は影響を受けやすい多感な時期だから1人の少女の自殺が原因で連鎖が起きてしまったような気がす
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処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014年製作の映画)

3.0

まさかの2でした。
1を観ずに観てしまいました。
冒頭にこれまでの流れみたいなのがダイジェストで流れて「めっちゃ端折るやん」って思ってたら1の内容を要約したものだった。

つまり2でした。分かりづらい
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.6

テンション上がる。
ミュージックビデオみたいなオシャレな映像。
何も考えなくて良いし音楽でノリノリになれるしカッコ良いから楽に観れる。
冒頭からテンション上がる。

ラスボスがまさかの人でビックリ。お
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コレクター(1997年製作の映画)

3.1

推理の結論が突然すぎる。

美人で才能のある女性をコレクションする犯人っていうのは変態で良かった。

面白いかと言われるとうーん。

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.4

最後に自分の気持ちに気づけて良かったねー。

天才には天才なりの苦労があるところは「イミテーションゲーム」にちょっと似てると思った。

自分よりも優秀な人は実はたくさんいて、数学にしか自分の存在価値が
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アンチグラビティ(2019年製作の映画)

2.2

こういう世界観を撮りたかったんだなーって作品。中身はありそうでない。
登場人物が好きになれない。

タイトルの「アンチグラビティ」は序盤は活かされてたけど後半はそんなに関係なくなってくる。特殊能力もま
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さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

3.5

色んな野望や秘密を抱えた人たちが集まる場所ラブホテル。
それぞれに人生があって、大切なものがあって、思いがあって生きてるんだなと。

殺された立ちんぼの女性は主人公の分身なのかも。
死んだようにやりた
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.7

なんか不思議な作品だったなー。
殺人鬼の話ではあるんだけど特殊すぎる。本人は殺人を犯してる感覚じゃなくて純粋にコレクションしてる感覚だから咎めずらいし、ここまで最終的に咎められない殺人鬼も珍しいのでは
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

評判良さそうだったので鑑賞。

第二次世界大戦直後の日本が舞台というのが新鮮。

シン・ゴジラのゴジラは「災害」っていう感じだったけど、このゴジラは初登場シーンから「怪獣」って感じだった。シン・ゴジラ
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.0

ホロコーストの話だと思ってなかったからくらっちまったよ。
なんかずーっと淡々とユダヤ人迫害を観せられてるって感じ。

壁を越えた後の景色が印象的。

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