hugoryoさんの映画レビュー・感想・評価

hugoryo

hugoryo

映画(20)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.9

「マッドマックス:怒りのデスロードのスピンオフ」以外の何者でもない。良くも悪くも。

前作に比べて秀でているところもあり劣っているところもあり、プラマイゼロという感じだけど、"こういう映画"を観たけれ
>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

西川美和監督の映画は傑作ぞろい。ダメな映画はひとつもない。

そして、役所広司というこの役者さんの底知れぬ信頼感はなんなんだ。正しさも、過ちも、強さも、弱さも、全部、観客にきっちり、しかしうるさくなく
>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

3.9

とにかく"切れ味"のある映画。

延々家族の日常が描かれ、そこに"音"という別レイヤーで歴史的惨事が常に描写され続ける。そして、断片的にその歴史的惨事への"無関心"が挟み込まれていく。

音が超重要な
>>続きを読む

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

4.0

個人的に、どれがどれでどこまで観たのか曖昧になってしまったシリーズですが、独立して楽しめます。

かなりわかりやすく"人間"を相対化して、その危うさや愚かしさを描いてるんだけど、全体としてテーマや過去
>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.3

原作未見。原作踏襲の部分に文句言ってしまってるところがあるかも。

ほのぼの映画で悪い人は出てこないんだけど、青春ならではの自意識描写があるあるで、心当たりのある人は気恥ずかしくなる。

主演のおふた
>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.1

オースティン・バトラーのすごみ映画。監督知らずに観たけど、バズ・ラーマンだとすぐにわかる作家性の強い演出。

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.0

キャストもスタッフも、すっごいがんばったとは思う。これ以上は望めないくらいがんばったとは思う。

でも、やっぱりシティーハンターの実写化は無理だったでしょとも思う。

湯道(2023年製作の映画)

3.5

ふざけた映画にならないギリギリのラインで、ほっこり安心映画にまとめたと思う。悪くない。むしろいい。

脇キャラたちのエピソードにもう少し比重を置いて、銭湯を通じた群像劇っぽくなってたら、もしかしたら"
>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

2.8

個人的に謎の紅フィーチャーに乗れなかった。それがすべての敗因。

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

2.0

「テレビ版は最高によくできてるミステリーだった」ということが大前提で。

登場人物の証言を元にテレビ版のストーリーを再構築したものだけど、テレビ版観た人は映画版は観る必要ないと思う。

逆にオッドタク
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

確かに今までのノーラン映画とはずいぶん毛色は違うけれど、それでもとてもノーランっぽい映画だったなと思ったし、ボクは好きでした。3時間尺だけどあまり疲れはしない。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.1

劇場で2回観て、2回とも寝た。つまらなかったのかもわからない。つまらなくはないと思う。

メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

4.0

モータウンレコードの創設者ベリー・ゴーディ本人のインタビューを軸にしたドキュメンタリー。そのやり方でいろいろ批判されることも多い人だけど、間違いなくこの人の人間性がモータウンを作り上げたんだなと思える>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.1

「今度こそアリ・アスター作品を楽しめるかも」と何度も思い続けて裏切られ続けている。ボクはアリ・アスターとは気が合わないんだと思った。良い悪いではなく、合う合わないだと思う。第一幕は純粋に楽しめた。

最後まで行く(2023年製作の映画)

3.9

綾野剛はこういう役が本当に似合う。歳を重ねればもっともっと良くなっていくと思う。

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.0

「We are the world」がレコーディングされた一夜にほぼフォーカスを絞ったドキュメンタリー。

難しいことはなにもなく、スティービー・ワンダーがふざけすぎて怒られてたとか、ボブ・ディランが
>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.9

ここ数年観た映画のなかでベストかもしれない。刺さらない人には退屈な映画にうつるかもしれないけれど、個人的にはほぼ完璧な映画。