「マッドマックス:怒りのデスロードのスピンオフ」以外の何者でもない。良くも悪くも。
前作に比べて秀でているところもあり劣っているところもあり、プラマイゼロという感じだけど、"こういう映画"を観たけれ>>続きを読む
西川美和監督の映画は傑作ぞろい。ダメな映画はひとつもない。
そして、役所広司というこの役者さんの底知れぬ信頼感はなんなんだ。正しさも、過ちも、強さも、弱さも、全部、観客にきっちり、しかしうるさくなく>>続きを読む
とにかく"切れ味"のある映画。
延々家族の日常が描かれ、そこに"音"という別レイヤーで歴史的惨事が常に描写され続ける。そして、断片的にその歴史的惨事への"無関心"が挟み込まれていく。
音が超重要な>>続きを読む
個人的に、どれがどれでどこまで観たのか曖昧になってしまったシリーズですが、独立して楽しめます。
かなりわかりやすく"人間"を相対化して、その危うさや愚かしさを描いてるんだけど、全体としてテーマや過去>>続きを読む
原作未見。原作踏襲の部分に文句言ってしまってるところがあるかも。
ほのぼの映画で悪い人は出てこないんだけど、青春ならではの自意識描写があるあるで、心当たりのある人は気恥ずかしくなる。
主演のおふた>>続きを読む
オースティン・バトラーのすごみ映画。監督知らずに観たけど、バズ・ラーマンだとすぐにわかる作家性の強い演出。
キャストもスタッフも、すっごいがんばったとは思う。これ以上は望めないくらいがんばったとは思う。
でも、やっぱりシティーハンターの実写化は無理だったでしょとも思う。
ふざけた映画にならないギリギリのラインで、ほっこり安心映画にまとめたと思う。悪くない。むしろいい。
脇キャラたちのエピソードにもう少し比重を置いて、銭湯を通じた群像劇っぽくなってたら、もしかしたら">>続きを読む
個人的に謎の紅フィーチャーに乗れなかった。それがすべての敗因。
「テレビ版は最高によくできてるミステリーだった」ということが大前提で。
登場人物の証言を元にテレビ版のストーリーを再構築したものだけど、テレビ版観た人は映画版は観る必要ないと思う。
逆にオッドタク>>続きを読む
確かに今までのノーラン映画とはずいぶん毛色は違うけれど、それでもとてもノーランっぽい映画だったなと思ったし、ボクは好きでした。3時間尺だけどあまり疲れはしない。
劇場で2回観て、2回とも寝た。つまらなかったのかもわからない。つまらなくはないと思う。
モータウンレコードの創設者ベリー・ゴーディ本人のインタビューを軸にしたドキュメンタリー。そのやり方でいろいろ批判されることも多い人だけど、間違いなくこの人の人間性がモータウンを作り上げたんだなと思える>>続きを読む
「今度こそアリ・アスター作品を楽しめるかも」と何度も思い続けて裏切られ続けている。ボクはアリ・アスターとは気が合わないんだと思った。良い悪いではなく、合う合わないだと思う。第一幕は純粋に楽しめた。
綾野剛はこういう役が本当に似合う。歳を重ねればもっともっと良くなっていくと思う。
「We are the world」がレコーディングされた一夜にほぼフォーカスを絞ったドキュメンタリー。
難しいことはなにもなく、スティービー・ワンダーがふざけすぎて怒られてたとか、ボブ・ディランが>>続きを読む
ここ数年観た映画のなかでベストかもしれない。刺さらない人には退屈な映画にうつるかもしれないけれど、個人的にはほぼ完璧な映画。