おーしゃんさんの映画レビュー・感想・評価

おーしゃん

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28週後...(2007年製作の映画)

3.0

かなり雑な舞台設定と登場人物の理解不能な行動原理が多く、終始、「いや、そうはならんやろ…」という想いを抱きつつ鑑賞

ただBGMが自分好みだったのと、J・レナーがめちゃくちゃかっこよかったので、見た意
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ガンマン無頼(1966年製作の映画)

3.0

ストーリーの繋ぎや演出に洗練さを求めてはいかんのだろうが、うーんまぁ…という感じ

ただただフランコ・ネロの美しさだけが際立つ

荒野のストレンジャー(1972年製作の映画)

4.0

典型的な西部劇の形をとりつつ、終盤の展開は完全にホラーの流れで楽しかった

自分のツケは自分で払わせる精神を貫く主人公が最高

C・イーストウッド、やっぱりカッコ良いわ

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

アカデミー賞までとってしまったVFXに言う事はない

どちらかと言うと人間ドラマに重きを置いたストーリーだが、神木隆之介をはじめとした俳優陣のキャラ立ちが上手く、「戦争で心に傷を負った男が、怪物との戦
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.0

ど素人に簡単に侵入を許すゆるゆるセキュリティの大企業、自分の正義感だけに従って親に迷惑かける娘、面白みが全くない陰謀論、パッとしないA・スカルスガルド

怪獣大乱闘シーンは楽しいのだが、相変わらず人間
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

2.5

主演の北川景子のやたらと大仰な演技、千葉雄大の妙にボンヤリした演技に引っ張られてか、全体的に安っぽい演出・演技に見えてしまった

ストーリーもかなり無理がある気がする

ただ、終盤で出てくる真犯人だけ
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

4.0

前作以上にバカバカしさ全開ながら、そのバカバカしさが振り切ってるため、終盤は楽しく観れたわ

エンドクレジットの楽しさもハンパないwww

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

4.0

前作でも思ったが、ゲーム内キャラを演じる俳優陣がマジで優秀すぎで、それぞれの現実世界でのキャラがちゃんと透けて見えるのがすごい

特に今回はキャラの入れ替えが起きるが、それでもちゃんと“らしさ”が出て
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.5

クローズドサークルミステリーの王道っぽい犯人像と動機
バディものの王道っぽい変人と常識人の組み合わせ
ゾンビ映画の王道っぽい友愛と切なさ

それぞれの王道っぽさを組み合わせて、緩い演出をまぶすことで、
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.0

旧シリーズから続くM.I.Bらしさというものはあるものの、何となくなぞっているだけのような感じ

ポップで楽しかったのは確かだが、もう少しファンキーさも欲しかったかな
(とはいえ、旧シリーズの3よりは
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

恐怖心より絶望感が勝る、やりすぎ自然系モキュメンタリーホラー

怖さも、グロさもそれ程ではないものの、無自覚に、絶対的に信じていた信仰の強さがボロボロに崩れていく様は中々衝撃的

イッヌ……

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.0

感想が難しい

舞台劇の劇中劇としてならば、主演の重岡大毅はじめ、“らしい”演技が上手くて、感心する

が、ミステリーとして観るなら、緊張感と推理の驚きが物足りなさすぎる

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.5

壮大な謎解きストーリー、ド派手アクション、終盤の主要キャラの大立ち回りに、程よいコメディ(特に紅葉と蘭のコメディリリーフが面白い)、1ミリも役に立ってない小五郎おじさん、そしてシリーズ屈指の衝撃のネタ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

前作に続き、ギリギリ頭に入るくらいの膨大な情報量を圧倒的な映像と音楽で、「鑑賞」ではなく「体感」させる映画

J・ブローリンとJ・バルデムのコンビ見た瞬間、ボーダーラインやん!!ってなって、ドキドキし
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.5

可もなく不可もなく、というと悪印象な気もするが、程よいアクション映画として、全然楽しめたし、何よりジェイク・ギレンホールがめちゃくちゃかっこよかった!

SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.5

主役の兄妹が抱える背景が分からなかったのは残念だけど、とにかく人各々の〝痛み〟が痛烈に伝わってくる良作

直接的な性的描写は多くないが、終盤以降の切なさや痛たまれなさが強く、色んな意味で「他人の痛み」
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キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

3.0

低予算ホラーにありがちな、チープさと引き換えにエログロを前面に出したホラーかと思いきや、ド直球で社会風刺を入れてきたのでビックリ

ラストは、怖さ以上に切なさとやるせなさが残るところも良い

70点満
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

4.0

銀行強盗犯と刑事の緊迫感ある頭脳戦と、まさかの終盤の展開に震えた

合間に挟まれるスパイク・リーらしい皮肉の効いたセリフも好き

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.5

俳優陣の演技力から、音楽、演出、ちょっとしたユーモアまで、とにかく隙のないお仕事映画

決断を下した時のM・ストリープの表情がスゴすぎて、名優とは何たるかを見た気がした

太陽は動かない(2020年製作の映画)

2.5

アクションとしては、安っぽい描写と安易なアクションばかりだし

スパイものとしては、登場人物の駆け引きが殴るか色仕掛け程度だし

バディものとしては、藤原竜也と竹内涼真の掛け合いが足りなさ過ぎるし
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コンティニュー(2021年製作の映画)

3.0

覚えゲーを実写化したようなタイムループアクションもので、All You Need Is Killな感じだが、こちらはそこに家族愛的な要素が足されてる

そこかしこに名優が配置されてる楽しさや、フランク
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

まず何よりこの手のテーマながら、描き方も、上映時間もとてもライトで、めちゃくちゃ見やすかったのに驚いた

そして、生まれた環境も、育った地域も、人種も、性的指向も全く違うのに、自分のアイデンティティを
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告発のとき(2007年製作の映画)

4.0

軍部の闇を暴いてスッキリするサスペンス…なんていう生易しいものではなく、戦争や人間の心の闇に触れた、より残酷で現実的なストーリー

この20年近く、かの国は戦争しっぱなしですね…

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.5

オカルトホラー寄りの推理モノはあまり好きじゃないんだが、「人間の心の機微」からくる人と人のスレ違いによる哀しみとおぞましさはシリーズ通しての良さ

やっぱり人間味のあるブラナー版ポアロ、好き

ワンライン/5人の詐欺師たち(2016年製作の映画)

3.0

義賊的なチームケイパーものらしく、終盤の展開は楽しくもあり、それぞれのキャラクターは魅力的ではある
が、終始ストーリー展開が乱暴過ぎて、せっかくのキャラクター設定も、それぞれの繋がりが分かりにくくて、
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

4.0

人の血が通ってなさそうなヒョンビン(本当はそんな事ない)のクールカッコ良さ、典型的なコメディリリーフながら熱い魂の持ち主でもあるユ・ヘジン

凸凹バディものとしての王道をきちんとなぞった良作

かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0

サスペンスさが売りの物語ではない以上、途中でストーリーのタネが分かっても、それでも問題ないくらい丁寧な作りで、見終えるとしっかり問題意識を根付かせて、考えさせてくれる良作

好きです

ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

3.5

集団心理の狂気と、自己顕示欲や人としての奢り・妬み・嫉みの滑稽さをシュールに描いた怪作

あの水牛がもう一回り大きくて、ヤバい肉付きしてたら、なお興奮したのだが、あの村には合わないか…

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.5

ほぼ全ての登場人物に共感できず、それぞれがとる行動やセリフにずっとイライラしてた
そんな中のカミシンとルカちゃんは癒しだし、歌唱パートは、中村佳穂が大好きなので良かった

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.5

安心安全設計で、子供を連れていくのにちょうど良かった

小一の息子は、うんこの神でずっと笑ってたので、良しとしましょう

ヨルさん、好き

リミット・オブ・アサシン(2017年製作の映画)

3.5

終盤、修羅と化したイーサン・ホークはカッコイイが、話自体はかなりこじんまりとしているあたり、イーサン・ホーク主演作よなぁという感じ

この掘り出し物感が好きではあるのだけど

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いつものワイスピの前半戦、種まきという感じなので、1つの作品として見るにはカタルシスが足りない

が、J・シナ周りはずっと楽しく、AAが見れたのも良かったし、飛行機からの脱出機にま笑った
悪役のJ・モ
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(2023年製作の映画)

4.0

北野武が考える各武将の人間性を、さらにデフォルメしまくった描写に違和感を覚える人もいるだろうが、自分は割と好み

特に狡猾ながらも、間抜けな人間のオンパレードで、思わずクスクス笑ってしまった

リアル
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.5

カウリスマキ作品、初鑑賞

市井の人々の生き様を淡々と、飄々と、本当に劇的な感情表現なしに描きつつも、妙に心に刺さる描き方で映し出していて、自分好み

カウリスマキ、追うかもしれん