coさんの映画レビュー・感想・評価

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運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.0

伊坂幸太郎みを感じた
点がつながって線どころか円になる系
ふつうにすき

バービー(2023年製作の映画)

2.5

残念ながらエンタメとしても別に全く面白くなかった。
世界観は可愛いけどこのテーマの映画の問題提起としては微妙すぎる。
ラストシーンが謎で監督のインタビュー見たけど、日本人女性からしたらそれはありふれた
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.7

予想外にも泣いてしまった、、
ラストシーンで愛が必要だと歌う、僕の夢は100回叶っているというエルヴィス、
ステージに立って数えきれないファンから愛されるためだけに薬漬けで倒れても歌い続けたエルヴィス
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愛のように感じた(2013年製作の映画)

3.7

思春期の女の子の焦燥感は痛いほどわかる。
先に大人になった友達と話が合わなくなってしまう。子供の頃みたいに、そうだよね〜って、わかる〜って、話したいんだよね。
男の子に、1番大事な女の子として扱われて
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.5

常に無表情で、いや一体いつ惚れたんだあんた達と思うけど飄々としたテンポが心地よい。
女はそんなこと気にしないわって言う女、素敵だ。わかる〜

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

そりゃそうなんだけどゴリゴリファンタジーだった。そりゃそうなんだけど何というか、パンズラビリンス観るファンタジーな気持ちで観るときっとよかった。

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.0

世界観、特に音楽にギャツビーほどの衝撃的な良さはなかったけど。ロミオとジュリエットの原作をきちんと知ろうと思いました。いまのところ現代版にした意味は私にはわからない。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.5

この世で1番オラついてるはずのギャングが歌って踊るミスマッチさがミュージカルのいいところよな☺️
エンディングで日が昇っていく街の風景を希望だと信じたいなー

ペトルーニャに祝福を(2019年製作の映画)

4.5

伝統行事を否定してそれを終わらせろと言うわけでもないけど、それに参加する男が、女が参加したことに激怒し女は汚れていると発言するに至る、男に生まれただけで優れているという教育が脈々と続いてしまっている気>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.8

ものすごい映画!みたいな評判を聞きすぎて、逆に冷静に観ることができた。
大前提としてファンタジーであるというのはともかく、ベラが前進していく過程はとても面白い。

純粋に日々世界を知っていく美しいベラ
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.2

カウリスマキ鑑賞2作目。
パラダイスの夕暮れといい、邦題がとても良いな、誰がつけたんだ。
そして音楽も。
ラストに流れるOver the Rainbow。
名もない1人の人間の暗い人生にも物語があり、
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フレンチ・キス(1995年製作の映画)

4.0

嘘と軽口ばかりのリュックが出会った素直で感情的なケイトに惹かれる。
惹かれているのに、嘘をついて別れてしまうのは楽だからだ。傷つかずに済む。
愛を信じて生きるのは勇気と努力が必要で、それでも伝えなけれ
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.5

暇つぶし程度に再生してみたら冒頭から絵にも音楽にも信じられないほどの引力があり、決して面白い映画ではないんだけど目が離せなくなった。
レストラン入れないんだ、小綺麗に見えるけどなと思ったが歯がチラッと
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.5

優秀な男の子たちの背負う期待とその生きづらさが描かれていて、どうかその優しさを失わずに生きてほしい。
この先どんな道を歩んでも、寮から抜け出して洞窟で友達と詩を詠んだ夜は人生で特別に輝いているはず。
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見えざる手のある風景(2023年製作の映画)

3.0

「物語」ではなくて「風景」というタイトルの映画。
激動とは言えない日々の変化は常に小さな諦めをはらんでいる。「物語」ではないからうまいこと伏線が回収されたりしない。
ヒーローでもなくヒロインでもなく救
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バンデットQ(1981年製作の映画)

3.0

あ、ああ、そうなのね、、?
と思ってたらテリーギリアムか、ドン・キホーテの。わかった。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.5

焦燥感を掻き立てるドラムが効果的、と気付くと全てのBGMに張り巡らされたただならぬ意識を感じる。バックグラウンドミュージックなんてものではなく映画そのもの

ノマドランド(2020年製作の映画)

5.0

時には子供に先生と呼ばれ、フルートを吹き、可愛いお皿を大切にし、人との約束を守り、他人の家で座った椅子を元の位置に戻し、平常心で現実に向き合う。
ファーンは愛されて育ち最低限以上の文化的教育も受けてい
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カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

「ちょっといい話」のノリで観てしまったので、予想外で、何をいえばいいのか全くわからないけど、。

どこか表面的で伝聞知識を集めたように感じていた子供達の答えが、2人の転機であるニューオリンズを界に急に
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.6

すごいな。子供がどのように戦争に侵されていくか。
それでも人間の本質的な葛藤、人をどう変えてしまうか。
恐怖とは。
優しく可愛いタッチで描かれているが、死んだ人、恐怖、守ること、受け入れること、自分を
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

5.0

登場人物の寄りの絵、表情で語る描写が極端に少ないのが逆に印象的。
その分全身で、大声で、大袈裟に感情を表現して伝えるのはその国特有なんだろうか。
全員相手の話を聞かないで一方的に怒鳴り合うやり方があま
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.0

ん!?終わった!?
ってなったので背景を後ほど調べました。
配役と宣伝がめちゃエンターテイメント感強かったので、そういう気分で見るやつじゃなかったのか、。

フェアウェル(2019年製作の映画)

4.0

ナイナイ、優しくて愛おしくて、田舎にいる自分のおばあちゃんを思い出した。
都会で生きている自分の価値観が正しいとどうしても思ってしまうが、田舎で寄り添いあって時に残酷で間違いにすら見える人々の守ってき
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.3

愛とは問題解決とイコールなんだな。
向き合って寄り添う方法を考える事、触れ合う描写が美しかった。

同級生(1998年製作の映画)

3.7

98年にこれを作ることができた人たち、、
スティーブの笑顔が可愛い。ハッピーエンドであって欲しかったけど、それは求めすぎか。強くて良い選択だ。

ただ最近ゲイ男性が言ってた、男性同性愛者ばかりが可視化
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

4.0

何も失わないならこのまま海とか行きたいよねえって、友達と話してた通学電車を思い出した。実際あの日学校をサボって電車を降りずに海へ行ったとしても私たちの「良い人生」に全く影響はなかったのだ。あれほどなぜ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

モモア〜〜〜!!!大好きだ、、、👊👊

ポールのご家庭、公爵家?権力者なのに空気がいいのが珍しい、SFにあんまりない気がしません?

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

4.0

有名なメロディー
言語が音階って可能性もあんのか〜!(?)そのやりとりにちょっと笑える。
そしてこれはまあまあホラー、と思っていたらアメリカの大きな夢だった??
ついにあらわれた未知と遭遇した人間たち
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

2.6

眠れなくて辛い夜とかに見たら良いかも、しょうもなくて寝落ちできそう。
見た目には気を遣ってから言い訳しような!

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

4.0

(日本版ポスターでは顔のシワが消されていると言ういわく付きの🤷)
面白かったです。
相手のほしい答え、反応、シチュエーションを作り上げ与えていくということであれば恋愛はまあ確かにアルゴリズム。
それが
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.0

現代っ子なのでリーナが普通に可哀想でした。努力してきた人なのにね、それを嫌な人と思えるほど単純な世の中じゃないよな〜
ダンスシーンは美しく、コズモはとてもいいやつ。

長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

3.5

私は案外ハンプティダンプティ嫌いじゃないんだけど、ハンプティダンプティが頭脳なら卵の中身全部脳?🥚笑
(と思ってたら金だった、、)

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

1.5

一回目、開始10分くらいでギブアップしたのに暇にまかせて観てしまった。
やはり私にはちょっとむりでしたね、、キスシーンすら怖いのよ

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

4.6

なーんてかわいい2人。
愛し合っていないと見られない笑顔!!
愛ある人たち、家族たち。
大変な状況下ですら無意識に惚気ちゃうのアホでいいよな〜恋愛って感じ。

細やかに、大統領や側近たちが女性であった
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.1

本人が決めること。本人の幸せ。それは真面目さゆえの呪縛にも見えれば、優しさにも見える。あまり笑わない主人公が印象的。遠くへ行くことも、夢を叶えることも、恋人を作ることも、叔父と暮らすことも、こうすれば>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

2.7

自分を賢いと思い込んで、現実の痛みへの想像力がまるでない。SNSにたくさんいる現代人、というかんじ。
エンドロールの成功っぽい音楽が謎。と思ったけど周りを蹴落とす成功映画!って言ってる人いて、なるほど
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