かおるさんの映画レビュー・感想・評価

かおる

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プラットフォーム(2019年製作の映画)

2.0

設定はおもしろそうなのに何一つ謎が解かれずに終わるのでそれ目的で見るとあんまりスッキリはしないかな。

階級や貧困や食料や人間の心などの社会的な意味やメッセージを表しているのはそうなんだろうけど、投げ
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

何気ない幸せな日常にほのぼのしていたが、全てが一転する事実を告げられる。真相を解明しながら何が本当で何が嘘だったのかをみんながそれぞれ考え始め、過去もいまが塗り替えて否定したりしてしまう辛さやら切なさ>>続きを読む

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.2

最後の10分くらいの展開でこの映画をなんてジャンルで考えたらいいかわからなくなったけど、絶え間なく続く不気味さと違和感と何かが少しずつ明らかになろうとしていく流れはワクワクして見ることができました。誰>>続きを読む

MAMA(2013年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

あんまりホラー見ないなかXで勧められていたのを見かけて鑑賞。
前半は何が起こるんだろうと思いながらワクワク見れて、後半からのホラー展開は驚き系の怖さが多かったのは残念な感じでしたが、ホラーを見ない身と
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(2020年製作の映画)

3.7

色々な人間関係が錯綜するなかで紡ぎ合う2人の物語が素敵でした。糸もファイトも作中で出てくる歌として最高。

ほつれる(2023年製作の映画)

3.3

ある出来事をきっかけに周囲や自分自身と向き合っていく、という作品説明に惹かれて観てみたけど、自分勝手に悲しんで周囲を不幸にしているだけにしか思えなかった。リアルな感じはして、演技すごいなとは思った。

見えない目撃者(2019年製作の映画)

2.5

設定や途中までの展開は面白かったけど、集中できないくらいに現実感のないシーンが多くてさめてしまった。。残念。。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

身分や立場による凝り固まった考え方をぶっ壊す系の作品として好きな作品の1つです。
ただこの作品では、そうはいっても体制として現に存在している問題や困難もリアルに描いているところが、こういう系の映画であ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

大好きな漫画が何年ぶりに映画になったということだけで嬉しいからレビューするのもちょっと違うかなーとは思うけど、それは置いといて、めちゃめちゃよかった。

リョータが1番好きだから、そこにスポットライト
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

どういうストーリーか全然知らずに設定だけ知って観ましたが、思ってたほど感動ではなかったです。感動ではなかったけど、人と人のつながりや心が大切であることをわかりやすく示してくれる作品でした。

個人的に
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.5

ゆるくて優しい雰囲気で、心が穏やかになる。邦画ならではのこういう空気が好き。

ヘルシンキの街なかで珍しいであろう食堂にやってくる人たちと紡いでいくストーリーで、大きな事件は起きないけれど日常がゆっく
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

ちょっとした嘘と欲と好奇心のようなものから話がどんどん展開していき、最後には予想もしない結末でした。リアルではないけどどこかリアルも感じました。

サスペンスのようなコメディのようなホラーのようなミス
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.7

死の淵に立ってやりたいように生きる系の映画好きだけど、特にこの作品は派手なことするわけではなく日常のなかでやりたいように生きるという感じがしてよかった。
この映画を見たとてきっと明日からも自分は平凡な
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

お弁当の届け先か間違われたことから始まるいつもの生活とのちょっとした違いに次第にのめり込んでいく様は展開が楽しみで見れたけど、終盤は消化不良感が否めなかった。
明確に描かずに想像させるという手法にして
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

4.0

冴えないおじさんたちがシンクロ教室に通い、なんと世界選手権を目指すことになる。若者であれば素敵な青春になるところが、おじさんたちのそれぞれの抱える事情があり苦しみながらも努力する姿には笑えてアツくなっ>>続きを読む

フェリチタ!(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

訳アリで破天荒な両親とおとなしい娘の3人の話。娘がどこかふさぎ込んだ雰囲気をしているのが思いっきり笑顔になる最後の方のシーンが好きでした。
本当のようや嘘の話をシリアスにして相手にドッキリをしかけたり
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CUBE(1997年製作の映画)

3.3

突然謎の空間に連れてこられて命のかかった何かが始まるという、個人的に好きな設定の映画の先駆け的な映画だと思います。
徐々に明かされていく事実と変わっていく人間関係や感情の動きが楽しめました。途中間延び
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.5

“お利口さん”が初めての経験や懐かしい経験を通して気づき学び成長していく。安心してみていられる展開で、温かい気持ちになりたいときにおすすめです。
コミュ力0って感じはしなくて、むしろそれゆえに変わり者
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.3

才能はあるけど評価されていない様々な分野の学者たちが一攫千金を目指して合法ドラッグを作る。
ぶっ飛んだ設定とラストが好きだった。ブレイキング・バッドと設定は似てるけど片や長編ドラマ、片や映画で、こちら
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.3

お勉強に学生時代のすべてを費やしてきた二人の女の子が思い出を残すべく卒業式前日のパーティーに乗り込むストーリー。盛り上がりに欠けた感じはあったけど、仲良しが初めての経験を繰り返して色んなことに気づきな>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

幸せな妄想して喜んだり悪い想像して落ち込んだり思い込んだり自意識過剰に悩んだりしながらも、現実から目を背けないで生きていかなければならないし、現実を見たときに初めて見えることもあるんだなと思いました。>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.1

家族愛や人類を救うというテーマはベタに良いしストーリーにはついていけたけど、なんで?という部分に引っかかってしまったので、自分はSFすぎると楽しむのが難しいということがわかった。

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.0

なんとなく違和感を感じたままどうなっているのかと思いながら見ていたが、結末は予想していない内容だった。どういうメッセージを伝えたい映画なのかはよくわからなかった笑

NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.0

前半のゲームの部分は次に何が起きるのかという期待で見ていられたけど、後半はあまり深い設定はなくなんか解決っぽいことをしたという感じだった。ただ、気づくと見終わっていた。

ホリデーオンリー: とりあえずボッチ回避法?(2020年製作の映画)

3.0

悲観的でメタ的で自信のない主人公が次第に素直になっていき自分の人生にのめり込んでいくようなところが人の成長を感じられて良かった。年をとってきて人の目を気にせずに色々できるようになるということは良いこと>>続きを読む

ダンプリン(2018年製作の映画)

4.0

映画にはよくある設定だけど、斬新なエッセンスも加わって楽しくハッピーエンドに向かっていくところが安心して見ていられた。自分に自信をなくしそうなときに見ると元気になれるし頑張ろうと思える。

なんだかおかしな物語/ボクの人生を変えた5日間(2010年製作の映画)

3.7

傷つきやすい人は純粋で綺麗な心を持っていて他人に優しくできる人なのかもしれない。それぞれが色んな事情を抱えながらもそれを受け入れたり乗り越える方法を探し、相手を尊重する心の大切さを再確認した。音楽の素>>続きを読む

WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

5.0

自分にしかできないもので勝負する。
何かの真似をして夢や憧れを追いかけていても、口先だけで語っていても、それでは何も実現できない。
人の心を動かせるのはいつだって剥き出しの自分。
最高。

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.7

最初は誰に感情移入すればいいかわからなかったけど、話が進むにつれて徐々に見えてくる人間らしさやそれぞれの過去との向き合い方に気づけば惹きつけられていて、あっという間の2時間でした。
今の思いや感情や関
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

ひたすらに楽しい映画だった。
教訓めいたものを前に押し出してないところがまた良かった。こんな友達がほしい(自分はなれない笑)

ラストベガス(2013年製作の映画)

3.8

はっちゃけるじいさんの映画はやっぱり面白い。バカバカしさと人の思いについて深く考えてしまう部分のバランスがとても良かった。本当に相手を思い合えるこんな友人を持ち続けたい。

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.5

何の前情報もなく勝手に良い話系の映画と思ってみたら色々と考えさせられる話でした。イギリスの行政に関する事実を知らないからこの映画だけを見て批判はできないけど、人を愛し相手の立場に立って動ける人間であり>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.0

途中で話が展開して最終的に何が言いたいのかわからなくなってしまった。展開するにしても時間配分とかバランスに疑問がある内容だった。これをきっかけに色んなことを考えられる作品ではあったけど、作品そのものは>>続きを読む