ニシさんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

羅生門(1950年製作の映画)

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性悪説の中に、少しだけ人はどこかに善の心を持っていると信じている、その考え方好きです。

自分のプライドやこれからの見栄のために、過去を誇張したりすること、誰でもありますよね。

昨日見た、嘘をつかな
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ウソから始まる恋と仕事の成功術(2009年製作の映画)

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嘘がない世界、すごい興味ある。

その世界では、めんどくせえ馴れ合いや媚びへつらいはなさそうだし、

みんな正直なので気持ちがいい。

ただ虚実入り混じることにこそ、人間が持つ深みが出ると個人的には思
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

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断ち切れない絆で結ばれた、自分よりも自分を理解してる親友、まあそりゃそれがいる人は幸せかもね。

友達がいない、結婚式をやりたいと思わない自分としては、どーでもいいことで揉めるんだなと思いました。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

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思うんだけど、アバンでデニーロがモヒカンなの映してるってネタバレもいいとこじゃない。

作品としては、とても好きです。俺の周りには寂しさがいつもつきまとう。タクシーという個がニューヨークの人混みの中を
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

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踊りキレキレ、楽しいミュージカル映画でした。

ドンとキャシーの純粋な成功ストーリーで、その中にある空間を大きく使った踊りと歌はメリハリが効いててずっと見ていられた。

「雨に唄えば」はこの映画か時計
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不道徳教育講座(1959年製作の映画)

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モデル道徳市なんて気持ち悪りぃ。

舞台の山城市はそんなことなくて人間らしくて好きになる。

何よりも三島由紀夫本人が出てくる。最初と最後おそらく10秒くらいなのだが、1番印象的だ。というより、本編が
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

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178分という長さから敬遠しがちだったんですが、見ようと思って2年くらいして、ようやく鑑賞しました。

長い話で登場人物も多く、わかりづらいんだろうなと思っていたけど、そうでもなかった。

主人号のマ
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

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解釈が難しい作品。

あの磁気を放つ黒い板が全ての根源であり帰結する物?概念?のような。

セリフが少なく、壮大な音楽だったり映像が中心に繰り広げられる。だから奥深さを感じて面白かったとこの数日間は思
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潮騒(1954年製作の映画)

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潮騒たまんねぇ。

原作にない部分、より初江と新治に感情を見出してしまった。

なんだか離島で始まる小さな恋に全身洗われるような感覚になる。

三船さん演じる船長すごい。ワンポイントワンポイントだけど
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愛の渇き(1967年製作の映画)

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中盤まで、これ自分理解できるかなとうまく掴めない予感がしたけれど、終わりに向けてピースがはまるように、あそこはそうかとスッキリするような気分。

主人公の肌の見せ方は白黒ならではでした。カラーで今現在
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ハニーボーイ(2019年製作の映画)

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父親だって、息子だって、それぞれ辛いし壁と向き合ってる。相手のことを理解し、尊重してあげれたら丸く収まるんだけど、そりゃあ父親のプライドもあるし、子供の無鉄砲さゆえに感じる無力さだってある。

自分と
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

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終わってみれば痛快なドラマ映画。

希望とか人生の豊かさとかの意味を説く。

まあそう簡単にいうけど、普通はそうはいかないよね。

映画として、評価される、演技も、スティーヴンキングの描いた世界にどっ
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さくら(2020年製作の映画)

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ありふれた家族に怒る災難や事件、そして喜びを一つずつオムニバスのように描いた作品。

家族と兄妹って素晴らしいしかけがえのない存在。

大事にしていきたい。愛こそがすべてだ。

でも、ナレーションが全
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ソナチネ(1993年製作の映画)

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生という概念は死があってこそ際立つ。そんな感じ。
一夏の話だけど、こんなに夏らしい説明文句や状況説明なしでやってのけるかっこよさ。惚れ惚れする。
3作品みて、説明くどいものがない。映画側から来たいなら
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3-4x10月(1990年製作の映画)

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たけし軍団どんとこい。軍団員というパーソナリティと演技力と所々に挟む笑いでメリハリのある映画ではないだろうか。
終わり方も良いな〜。
沖縄パートが始まって、たけしさんのパーソナリティ紹介入るんだけど、
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

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長たらしい会話劇最高。後々ちょっとずつその会話が効いてくるのも良い。
タランティーノの世界って特に登場人物に感情を感じない。カートラッセルはそれなりの過去はあるんだろうけど、それを描かないしこちらも知
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罪の声(2020年製作の映画)

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鉄壁のミステリーだ。面白かった。
脇役の方々が素晴らしかった。市川実日子さん松重豊さん古舘寛治さんがそれぞれ主人公2人の立場や存在感を確かなものにしている。
主戦の大きなミステリーの傍に、俊也の親とし
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

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世界が広々としていて、動きがとても滑らかだったので気持ちいい映画だった。
特に戦闘シーンは、このアニメならではだと思うし、映画館でしか感じれないものだとも思う。
シャオヘイの冒険物語、個人的に苦手なジ
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

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94分に内容詰まってる。
キューブリック監督の戦争に対する価値観がドクっとボディーブローのように効いてくる。だから映画館で見たかったかも。
みんな異常者なんだけど、人間味あるんだよなぁ。戦争もとい核戦
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

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すごい映画体験。本当か嘘か、事実か夢か、そんなの重要じゃないみたい。まあ確かにね、これからどうするかが大事かのかな。とりあえずFuckしよう。

悪い奴ほどよく眠る(1960年製作の映画)

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冒頭、結婚式で時間かけて登場人物と役柄説明されて人間物語が始まるぞというワクワク感。
そして途中、西と悪い奴との関係性、夫婦と友情、引き込まれる黒澤ワールドにどっぷり浸かって離れられない。
ついに最後
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ベスト・キッド(1984年製作の映画)

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ミスターミヤギに人間味が自分は感じられなかった。なんとなく優しいおっちゃん。
コブラ会の先生がステレオタイプの悪者で笑ってしまった。でもまた何十年か後には一周回って受けるようになると思う。
お辞儀は相
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

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デニーロが自分の世界にグゥっと入り込んでいき暗闇の中に1人落ちていく状態。人間らしくて愛してしまう。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

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序盤は自分には関係ないバイオレンス映画かなと思った。
まあ、後半も暴力は変わらないんだけれども。
途中途中に言葉での応酬が繰り広げられるところには良い緊張感がある。
感動的では一切なくはちゃめちゃな登
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ミスト(2007年製作の映画)

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霧に囲まれたサスペンスミステリーのような。
どうなるの?どうなるの?と見るのをやめれない。
話題の最後も気持ちいい。

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