トールキンさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

トールキン

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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.8

「神は見返りを求める」を見た流れで同じ吉田恵輔監督作品のこちらを鑑賞。これは当時映画館で見てなかなかの衝撃を受けたけど久しぶりに見てもめちゃくちゃ引き込まれた。「空白」もそうだけどこの監督は人間の心の>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.1

奪われたプルトニウムを巡る奪還作戦。それぞれの思惑が複雑に絡み合いストーリーが進行していくのでその関係性にところどころ理解が追いつかなかったりしたけどアクションは安定の、と言うよりも過去作でも屈指の見>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.0

予想をはるかに超える胸くそ映画で怪作でした。前半はほのぼのした和みのある雰囲気な感じだったけど、中盤以降からは人間の腹黒さというか裏の顔をこれでもかと見せつけられて気が滅入るし客観的に見てるからこそみ>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.4

時系列が行ったり来たりで理解するのに時間がかかってしまったし、淡々と展開されていくから特に大きな山場も無ければ盛り上がっていくような良い話ではなかったけれど、それでも終盤の展開はどんでん返しとまでは言>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.9

3、ゴーストプロトコルと比べるとアクションやや低めかなって思ったけどそれでも充分な面白さ。今回はスパイならではの情報の探り合いみたいな感じで終盤はまさかの黒幕があんな感じでちょっとビックリ。

冒頭か
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

4.0

戦争に勝った者も負けた者も必ず何かしらの後遺症が残ってしまう。悲しみや憎しみや怒りなど負の感情が心に宿り、時にはそれを人に向けて攻撃してしまう。そしていつの時代でも差別や偏見、集団心理や同調圧力という>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.7

可もなく不可もなくといった感じだけど90分でサクッと見れてそこそこ楽しめる映画。 コメディとして淡々と見ていたけど終盤くらいはなかなか惹きつけられたし段々ラブコメ要素が強くなっていってその部分にグッと>>続きを読む

宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.2

トムクルーズ好きになったので改めて鑑賞。久しぶりに見たけど、うーんあまりハマらなかったって感じ。物語が進むにつれてダラけていった感があったし、宇宙人に侵略されて人々がパニックに陥っていく中盤くらいまで>>続きを読む

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

3.7

作品の世界観や描写、台詞などに美しさやロマンを感じることが出来る。ピアノの音色もとても美しくつい聞き惚れる。

あえて悪い点を挙げるなら、最初から最後まで単調と言うか大きな見せ場がなくてついウトウトし
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荒野の用心棒(1964年製作の映画)

3.5

ちょっと西部劇にハマり、クリントイーストウッドが当時34歳での出世作というこちらを鑑賞。日本では当時マカロニウエスタンブームの火付け役となった作品らしい。
途中途中眠くなりながらもクリントイーストウッ
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.0

3に続いて4を鑑賞。始まった瞬間からもう見入ってしまうくらい最初から最後までスリル満点かつスタイリッシュアクションでカッコいい。
今回改めて思ったのは諜報活動で使用するハイテク機器の凄さ。そんなことも
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許されざる者(1992年製作の映画)

3.9

クリントイーストウッドについて全然詳しくないけど、この人=西部劇ってイメージがあるし、流石往年のスターと言わんばかりの雰囲気そのものや銃を構える佇まいがめちゃくちゃカッコいい。1992年公開で、当時6>>続きを読む

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

4.2

神と神、復活のF、ブロリー、さらにテレビシリーズとこれだけシリーズを重ねれば多少はマンネリ化したりするかもしれないけど新作が出る度にドラゴンボールは段々面白くなっていく。今作でも冒頭からいきなり心鷲掴>>続きを読む

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

4.0

トムクルーズ好きになったらこのシリーズは見ないわけにはいかないでしょう。1と2は昔見たことがあったので初めて3を鑑賞。

冒頭からいきなり急展開で一気に引き込まれる。それから120分息つく暇もない正に
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レインマン(1988年製作の映画)

4.0

80年代の名作の一つにしてトムクルーズの代表作の一つでもあると思う今作。トムクルーズにハマって十数年ぶりに鑑賞。
トムクルーズの安定のカッコよさ。毎回だけど本当にサングラスの似合う人。相変わらずの眼福
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さがす(2022年製作の映画)

4.1

何からどう感想を述べていいのか、色んな思いが頭の中を駆け巡っているような感じでそれくらい濃厚な作品となっている。
そんな雰囲気と相まって佐藤二郎の普段見れないようなマジな芝居がめちゃくちゃ光っている。
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タグ(2018年製作の映画)

3.8

たまたま見つけてジェレミーレナー出演していて配信終了間近だったので軽い気持ちで見てみたら普通に良かった。とにかく一人でめちゃくちゃ大笑いした。ハリウッド映画独特のブラックユーモアかつ下ネタ混じりのコメ>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.8

トップガンマーヴェリックの余韻が残っている内にトム映画のこちらを鑑賞。

当時映画館で2回見たほど個人的に好きなアクション映画の部類に入る。数年ぶりに見たけどなかなかの迫力。近未来感溢れる銃火器フル装
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.8

元々は見る気全く無かったんだけどこの年になって初めてトムクルーズを好きになって意識して出演作品を見るようになる。(ミーハーとかにわかファンとかって思われるかもしれないけど) 正直言って、若干半信半疑>>続きを読む

大河への道(2022年製作の映画)

3.7

思ってたよりか面白かった。コメディ要素満載なので普段時代劇を見ない人や歴史に興味ない人でも分かりやすく見れると思う。

登場人物もそれぞれ個性豊かで面白い。岸井ゆきのは可愛らしい感じで、北川景子は凛と
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悪人(2010年製作の映画)

3.8

「流浪の月」を見た流れでこちらも鑑賞。

どんな人間の心にも必ず存在する悪の心。ちょっとした些細なきっかけや出来事、それが引き金でどんな善人でも悪人にもなり得てしまう。一つの出来事から波紋を呼んで悪、
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.1

150分は長いなーと思ってたけど始まった瞬間からずっとスクリーンに釘付けになった。そして一つ一つのシーンやカットがゆっくりと流れていくような描写の中に人間ドラマに見受けられる濃厚さや深みなどのようなも>>続きを読む

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

4.0

映画あまり見ない人でも名前くらいは誰もが聞いたことあるくらいの名作だけど実は見たことがなくて軽い気持ちで見てみたらめちゃくちゃ良かった。普通に泣いてしまったし最後の20分くらいはもう感情移入し過ぎてさ>>続きを読む

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.5

人間からヴァンパイアになって不老不死を手に入れる。でも人間の心も持ち合わせているからずっと生き続けることに段々と疑問を抱くようになっていく。自ら破滅の道を辿るのか、ただただ無意味に永遠に生き続けのか、>>続きを読む

ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.5

トムクルーズがただただカッコいい。当時35歳。めちゃくちゃ輝いている。もちろん今でもその輝きを保ち続けている。昔の作品も今の作品でも変わらずトップスターとしてのカッコよさやオーラを放っているって単純に>>続きを読む

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.7

終始淡々とした内容で所々説明不足もあったりでよく分からない描写も多少あったけど、その内容云々よりも東京の下町のレトロ感を充分に堪能出来た。何十年もやっている古い居酒屋や銭湯、商店街などの古い街並みが個>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.2

言わずと知れた名作。今まで2〜3回しか見たことなかったけど今回十数年ぶりに鑑賞。

レオンのヒットマンとしての寡黙な立ち振る舞い、そして仕事のこなし方、アクション映画ならではのクールとカッコよさ。開始
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.5

元々の期待値めちゃくちゃ高めで鑑賞に挑んだけどその期待値をさらにはるかに上回るくらいの面白さだった。開始直後から心鷲掴みにされる。初代ウルトラマンのリアルタイム世代の方やコアなファンからすれば感極まる>>続きを読む

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.6

リーアムニーソン作品続けてということで以前から見たかったやつ。サスペンスは苦手だけどリーアムニーソン出てるのとあらすじ読んだら面白そうだったので。

序盤からみんな怪しそうなやつばかりで誰が犯人か分か
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ファイナル・プラン(2020年製作の映画)

3.6

悪い意味で言えば単調な作りでアッサリしてる。でも良い意味で言えばシンプルで分かりやすくそこそこ楽しめるストーリーって感じ。上映時間90分じゃなくてもう少し時間伸ばせばもっと内容膨らませたんじゃないかな>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ちょっとややこしい設定とか専門用語とかに途中途中理解が追いつかなかったりしたけど、それを抜きにしてもめちゃくちゃ面白かった。思ってた以上に全体を理解出来たし、さすがマーベル、アクション要素は普通にテン>>続きを読む

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.7

主演が神木隆之介でタイトルに桐島ってついてるから彼が桐島役だとずっと思ってたら全然違った。なるほど、そういうストーリーなのね。その斬新な設定が面白い。

キャストが、公開当時は一般的にはまだ無名だけど
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.0

そんなに期待してなかったけど良い意味でズシンと心に来る作品だった。
演技初挑戦とは思えないくらいのモデルの嵐莉菜さんの役どころや立ち振る舞いに惹きつけられる。彼女の心の内に抱える悲痛な思いやどうにもな
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.4

「カモンカモン」のマイクミルズ監督作品ということで鑑賞。

面白くなかったわけじゃないけど個人的にあまり良さが分からなかった。淡々とし過ぎていたように思えてしまう。
でもメラニーロランはとても可愛くて
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.9

何かを失って初めて気づくこと。そして残る罪悪感や後ろめたさのようなもの。それに対する免罪符が永い言い訳と呼ばれるようなものではないだろうか。

「ゆれる」と「素晴らしき世界」しか見たことないけど良い意
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.1

子どもから大人になるに連れて色んなことを知っていく。大人だからと言っても何でも知っているわけではなく、分からないことや初めてのことは最初は戸惑ったり混乱してもそれは仕方のないこと。少しずつ理解していけ>>続きを読む